▶RP指針

一人称

僕

二人称

人の名前呼び捨て、キミ、コードネーム

特徴・語尾

よく笑う。/任務中:単語、了解のみなど

癖

がははっという笑い方、人を殺すときは髪を束ねる、腕をさする（刻銘がある）。

好きな物

殺し、日常、甘いもの、体育

嫌い・苦手な物

両親、理数、苦いもの、実験を強要する大人

目的

願い：虐待してきたFHの両親にトラウマを抱いている。しかし、両親はUGNの手で死んでしまった。未だに両親に殴られていた時の夢を見る。どんなに成長しても記憶の中の両親は永遠に脅威のままだ。こんな恐怖から早く解放されたい。解放されるには自分であの二人を殺すしかない。自分が彼らより強者だと分かれば、きっとこの恐怖から解放される。
時間が巻き戻ればいいと思っている。あの日、両親が殺されてしまうその日まで、そうすれば、UGNよりも先に僕が殺して見せる。あの悪魔どもを。

性格

任務や自身の願いが関わらない時はクール、に見えて意外と大笑い。とっつきやすいタイプ。日常というものに憧れていたため、そういう知識は豊富だった。

FHの両親のもとに生まれた彼は、番号だけの名前を刻まれた。17番。不吉を呼ぶその数字通りの人生を彼は生きる。
チルドレンの頃から、FHのマニュアル通りに蟲毒のような任務訓練を受け生き残る。
父と母の虐待じみた実験に耐える。
実任務の度に人を殺した。
苦痛だった。自分と同じ年頃の子が友人と笑い合っている、その様子を遠くから見つめながら、自分の手は生暖かい血で塗れていた。
苦痛だった。生き物の命を奪うのが気持ちよかったのが。
苦痛だった。両親が自分のことを愛していない事実が。
苦痛だった。昨日笑いあった友人が今日目の前でこと切れているのが。その命を奪ったのが自分なのが。
苦痛だった。生きるために奪うことが
苦痛だった苦痛だった苦痛だった苦痛だった。

毎日何かを憎んで、何かに怒り、何かを殺し、喜んで、苦しんだ。
殺すことが気持ちいいのに心は傷ついて痛むのだ。


ある日任務を1つ失敗した。初めての失敗だった。父と母は酷く激怒し、いつも以上に僕を殴り蹴り飛ばした。
痛くて痛くて死んでしまうと思った。僕の身体は恐怖で動かなかった。

痛いのがやんで、気が付くと父と母は死んでいた。このFHの基地を見つけたUGNが攻めてきた。僕の生涯の恐怖の対象はこの日あっけなく死んだ。


僕はUGNに保護されなかった。自分でその場から逃げ出したからだ。UGNに捕まったら僕はきっと殺されると思ったから。
僕の生きられる場所は非日常にしかないから。匿ってくれるFHセルに籍を移した。

きっとこのセルにとって僕はいいコマだったと思う。自分でもそう思うほど僕は良く働いた。
けれどあの日からずっとうなされている。父と母の夢に。
僕の心はずっと死んだはずの彼らに囚われている。
僕の人生はなんだ？僕は何のために生きている？
死にたくないから生きている？そんなの生きていると言えるのか！？僕は人間なんだ。生きたい。死にたくない。

きっと父と母の恐怖を乗り越えることができれば、僕は人としての生き方を見つけられる。僕は僕になれる。
恐怖を、過去のを乗り越えて僕は生きるんだ。



日生　彗は自分でつけた名前。
日に向かって真っすぐ生きたかった。美しく流れて消える彗星のように。その願望。せめて偽りの日常ではこの名を名乗りたい。



コードネーム：17、不吉な数字。ローマ数字でXVII。アナグラムで入れ替えると、VIXI。VIXI、ラテン語で「わたしは生きていた。」「生きていた＝今は死んでいる」

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