容姿・経歴・その他メモ

元は平凡なオーヴァードだったが、祈りの造花の継承者になってからみるみる実力を伸ばし、学園内でも一目置かれる優等生になった。
借り物の力で優等生になったようで少し居心地の悪さを感じている。
急な変化に元々の友人とは疎遠になり、新しく友人を作ろうにも周りから浮いてしまっているせいでなかなか思うようにいかない。

元々はさっぱりした快活な少女だが、優等生として注目されるようになってからは周りの目を気にして多少“それらしく”振る舞うようになってしまっているところがある。

生徒会長就任を機に、誰かに憧れるばかりではなく憧れられる存在になろうとコードネームを「アンタレス」に改めた。



「……珠洲子さん、残念です」
「きっと、私が知っている先明珠洲子なら、こんなことはしなかった」
「オーヴァードを戦争の道具として利用するなんて、憤りこそすれそれを利用するような、そんなことは」
「だから、私はあなたに賛成はできません」
「あなたと、もう1人の先輩から色々なものを受け継ぎました」
「生徒会長の立場、心構え、それに戦う力に、名前も」
「私は”アンタレス”。私は、後輩たち、私の後に続くチルドレンたちの道標にならなくてはならない」
「だから、あなたの選んだ道を、私は認めるわけにはいきません」
「オーヴァードを独立戦争の道具にする、そんなやり方を選んだあなたは、きっと私が追いかけた珠洲子さんの理想の燃え滓なんでしょう」

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