容姿・経歴・その他メモ

顔の火傷痕と縫合痕が目を引くUGNチルドレンの少女。
16歳という若さながら良好な成績を示したことで、支部を越えて日本各地を飛び回るUGNの広域エージェントとして活動している。その任務は多岐に渡るが、その年齢から学生としての潜入が可能なことから重宝されている。そのため、頻繁に引っ越しや転校を繰り返しているが、本人は変化の多い生活を楽しんでいる。

シンドロームはブラム＝ストーカーとブラックドッグのクロスブリード。戦闘においては、機械義手による格闘に生命力を吸い上げる技術を組み合わせた独特の戦法を取る。また、磁場により適当な武器を操ることで、二人を同時に相手にしているような連続攻撃も可能。

京華はブラム＝ストーカーのシンドロームを有する生まれながらのオーヴァードであり、彼女の1つ上の姉である晴華もブラックドッグのシンドロームを持っていた。しかしUGNが存在を感知し接触した当初から姉妹は二人とも浸食率が特に高く危険な状態だった。そのため、どうにか浸食率や暴走を抑えるため、すぐにUGNの中でも特に先進的な浸食率の抑制の研究を行っていた研究所に預けられることとなった。しかし、その研究所での治療も大きな効果を上げられず、なんとか暴走しないように抑えている状態を維持するので精一杯だった。
だが、そうした日々も長くは続かず、姉妹の浸食率は連動するように急激に悪化、京華はなんとか踏みとどまるも、晴華がジャーム化する。ジャーム化した晴華は即座に討伐されたものの、京華も未だギリギリの状態だった。研究所で姉妹を担当していた研究員の後藤芹香は、討伐された晴華の検死で体内から周囲よりも浸食率が低い複数の部位を発見、それが浸食率を抑える核だと推測し、京華に移植して浸食率を抑えることを発案する。他に選択肢も無かったことから、この手術は実行された。結果、浸食率を標準的なレベルまで下げることに成功する。この手術は浸食率を下げただけでなく、彼女に二つ目のシンドローム、晴華と同様のブラックドッグを与え、後天的なクロスブリードとしてしまった。しかし、移植された部位である右目などは姉妹であるとはいえ完全には馴染まず、制御不能な形で放電し続け、右目周辺に火傷を与えたり、傷跡が消えなかったりといった拒絶反応を引き起こした。これれは後遺症として、今も彼女に残っており、特に右目は今も放電し続けており、火傷もあり右目は常に瞑っているよう。当然この放電による痛みもあるはずだが、彼女は、もう慣れたと言って特に気にする様子は見せない。

コードネームは「｜生き血啜る鋼《ヴァンプ・アイアン》」。機械義手で血を吸い上げるスタイルからそう呼ばれている。

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