容姿・経歴・その他メモ

「観客のいない舞台ほど虚しいものはない……君は、私のショーに最後まで付き合ってくれるかな？」

―――“｜OZ《オーゼット》”オズ・クロウリー、深夜のサーカステントで追手と対峙して。―――

人物

幻術・奇術で人の目を幻惑させるどこか胡散臭いイギリス出身の（自称）魔法使い。路上や酒場で手品や幻術を見せ、投げ銭で生活している。彼の口からは冗談は絶えることはなく、シリアスな状況でも茶化したりする。一般的な道徳や倫理感も少々欠けており、過去には能力を使用し詐欺を行ったこともある。一方、現実主義なところもあり、敵対するものには容赦なく、ときには冷徹とも思える判断を下す。
光を操ったり、またその補助を行う様々な｜機械《カラクリ》による味方の支援、そして敵の妨害が得意。大技『エメラルドシティ』は巨大な光の城を顕現させ、あらゆる攻撃を止められる。

過去

サーカスの団員の家族に生まれ、幼少期から手品を教えられる。舞台の上で観客を騙すことに快感を覚え、更に多くの人々を騙してみたいと思うようになる。
成人し、独立してからもアメリカに渡り手品を続けていたが、あまり売れず、借金も膨らんでいった。ある日、借金取りに追われ必死に逃走しているとオーヴァードとして覚醒、追手を光で幻惑し逃げ切った。それ以降、彼の人生は大きく変わった。覚醒した能力を使用し、偉大な霊媒師を騙り幻術で死者を見せたり、人の目を眩ませその隙にスリをしたり……。
しかしある時、仲間に裏切られ売上をすべて盗まれた上に捕まってしまう。出所後は故郷へと帰り、犯罪行為からも足を洗い手品師をしている。

能力

光操作能力

緑色を帯びた光を操り様々な効果をもたらす。味方の支援と敵の妨害、どちらにも有用に働く。光の屈折を利用して位置の偽装、分身や武器を持っている、または持っていないと錯覚させる、また補助用の発光装置を利用して電流や磁場を生み出し、それを利用した支援や妨害も可能。その姿は、まるで奇術師のように映るだろう。

補足

攻撃ができる構成に変更可能。その場合《バリアクラッカー》射撃型になります。

セッション履歴