・日本支部に転属してから日本の弁護士資格も取っており、カバーワークとして「カプリコナス法律事務所」を営んでいる。
・UGNの英国内支部である「オリジン・アルカナ」に所属していた。
・同支部は通常の活動の他、レネゲイドによる能力やそれを補助する物品の研究に重きを置いている。
・彼の義肢である開発コード「YRE-11」、通称『S.T.R.E.N.G.T.H.』もその研究によるもの。

一人称：私 / 二人称：君、あなた、ミスタ・〇〇、ミス・〇〇
キャラクターカラー：#007E66（翠色）

アルブレヒト・シュタインボックは幸せ「だった」。
彼は細やかな幸せを手に入れることができた。
しかしその幸福は、一瞬にして地獄へと変わった。変えられてしまった。

6年前、彼は最愛の女性との結婚式を控えていた。
1年目の結婚記念日
真っ白なヴェール、ドレス、ウェディングブーケ。美しい花嫁の微笑。
しかしその情景は、神父服を身に纏った悪魔によって赤錆色に塗りつぶされていった。

誓いの言葉を口に出す直前、神父はおぞましい呪詛と共に化け物に姿を変えた。
教会に「テケリ・リ！」というこの世のものと思えない鳴き声がこだまする。
祝福の笑顔を浮かべていた参列客は、苦痛に顔をゆがめ、嗚咽を漏らし、悲鳴を上げながら玉虫色の粘液に飲み込まれていく。

咄嗟に妻を護ろうと前に出ようとしたその時には既に、化物の爪が彼女を切り裂いていた。

「アル…逃げて、くれ…」

最期まで伴侶を思いやる彼女の断末魔を耳にする間もなく、左眼に激痛が走る。
痛い、熱い、目が霞む。それでも彼女を連れて行かなくては。
手が空を切る。その手すらも、悪魔が腕を振るうと感覚がなくなった。
彼の意識は、愛する人の手を取れなかった大きな喪失感に沈むように暗転した。

目を覚ませば、利き腕と視覚の左半分を失っていた。けれど、あの日負った傷は癒えていく。
その傷以上に彼を苛んだのは、最愛の花嫁の死だった。
日々募っていくのは、無力な自分への苛立ち。

失意に沈む彼の元に、一人の使者がやってくる。
それは軍服に身を包む、自身と瓜二つの顔立ちに赤い瞳をした青年だった。

「もしその手に君の願いを成すための「力」を得られるならば、
　相手が悪魔でも、死神でも、はたまた数奇な運命であっても、その手を取る勇気が君にはあるかい？
　何もかもを犠牲にする覚悟が、君にはあるかい？
　君には幸い資格がある。もしその気があるのならば、私の誘いに乗りたまえよ。」

アルブレヒトは自分の命と花嫁の復讐を天秤にかけ、迷わず後者を選んだ。
そして彼は、対価を支払い「力」を手に入れた。

愛する人を救えなかった両腕なんて必要ない。
愛する人に駆け付けられなかった両脚なんて必要ない。

彼は愛する人との幸福な思い出を記憶の奥底に押し込み、かつての平穏な生活も、自らの四肢も、本当の名前さえも捨て去った。
その代わりに、弱い自分に抗うための鎧を着こみ、空いた場所に奪ったものへの復讐心を詰め込んだ。

———彼女の未来を奪った者たちに報いを。

その想いだけを抱え、戦い続ける。

ブラックドッグとノイマンの豊富なサポートを利用し、安定して当てるアタッカー。
侵食率が高くなりがち。

★アタックプログラム
★MAXボルテージ
・ハイマニューバ
・戦術
★ヴァリアブルウェポン
・勝利の女神
・エクスマキナ
★ハードワイヤード（レベル上げ）
★マルチウェポン（レベル上げ）

精神＞社会≧肉体＞感覚

<白兵>・<調達>を優先。