どこにでもある学校の放課後。
他愛のないお喋り。先生の愚痴。
隣の友人は笑っていた。

どこにでもある学校の怪談。
浮かぶ人影、消える女生徒。
隣の友人はいつから―――

ダブルクロス The 3rd edition
『metric assay』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
プレイ人数：3人（最少プレイ可能人数2人）
PC消費経験点：初期130点＋4点（イージーエフェクト分）
レギュレーション：基本１，２
コンストラクション、フルスクラッチどちらでも可能。PL間で統一するのが望ましい。また、ウロボロスシンドロームを使用したい場合はICの使用は可能だが、シナリオ上推奨はしない。
プレイ時間：通話付きテキストセッションで7時間程度
（ボイスセッションの場合4時間程度）
シナリオ傾向：学校の怪談

■NPC
■末川 茜（まつかわ あかね）
PC①および②のクラスメイト。
物静かな、悪く言えば地味で目立たない女子生徒。
自己主張は少ないが、PC①や②にもかけたり気にかけたりする優しいところがある。

■山元 誠司（やまもと せいじ）
PC③の学生時代からの友人。
また、PC①および②の通う学校の科学教師で、副担任。
物腰が柔らかく、生徒にもそれなりに人気があり信頼されている先生。
学校の生徒が平穏に過ごせるように、変な噂が出所のないただの噂であることを証明してもらいたいとPC③に相談を持ち掛ける。

以下のハンドアウトからひとつずつ選ぶ。
PC②と③はハンドアウト内容に矛盾が起きないのであれば継続PCの使用が可能。
また、各ハンドアウトには以下の設定が付く。
PC①　M市にある私立の女子高に通っているレネゲイドビーイング
PC②　PC①と同じクラスに在籍するUGN関係者
PC③　PC①②が通う学校に勤める教師の学生時代からの友人

PC①　ワークス/カヴァー：レネゲイドビーイング/高校生
シナリオロイス：末川茜　推奨感情 P庇護/N無関心
不意にあなたは自覚する。「学校の怪談」から生まれた存在であることを。
気付いた時にはこの学校に通っていたが、人間ではない。
きっと生まれたのは最近だ。半年くらいだろうか？
学校の外を知らないから、あまり人間のことも自分の事も詳しくはない。ただ、誰も不思議に思わないし、クラスメイトに大事な友達もいる。それが「末川茜」だ。
あなたは彼女の良き友人であるべきなのだろうと感じた。
彼女はあなたの良き友人に違いないのだから。