秘密裏に過酷な訓練を行っていた施設にて、チルドレン同士の凄惨な生存競争を繰り返しながら生きてきた。
数ヶ月に及ぶ密林でのサバイバル訓練中に遭難。手持ちの物資は絶えて久しく、死を覚悟した末に巨大な狼と出会い、そこで意識は途切れた。
目を覚ますとそこには見知らぬ天井。後から聞いた話によれば、狼が背に乗せて密林を抜けて現れたのだとか。この一件はアクシズ評議会テレーズ・ブルムの知る所となり、かくして彼女の地獄は終わった。

他支部に移籍した上でUGNチルドレンとして活躍中。獣の膂力から放たれるナイフを因子で操る後衛としていくつかの任務を経験、その中の一つで遭遇した坂月那岐のことは特に強く印象を残すこととなった。
救助当時に比べれば柔らかくはなったが、やはりまだ冷たい印象が残る性格。生存競争を経る中で負った心の傷はまだ癒えていないようで、背後に立たれることを極端に嫌い、恐れる。
また、これまで抑圧されていた反動からか、ぬいぐるみやティーセット等の軽度な収集癖がある。加えて趣味はスイーツの食べ歩きと、年相応の一面も