容姿・経歴・その他メモ

双子の兄は7歳の時に交通事故で死んだ。
家族にはオーバードであることは明かしていない。
小学生の時の弁論大会で優勝した時、自分の言葉が人を動かしやすいことに気づいた。それから心理学を独学で学んだり人をたぶらかしてみたりと遊んでいたら高校に入った頃には占い師とか教祖とかと呼ばれるようになっていた。
それを商売にしようと誘ってきたのが春日恭二だ。一緒にやっていたらUGNがやってきて春日に逃げられて取り残されたのは僕だけだった。そんなこんなでUGNに引き取られてなんとなく任務やってるってわけ
そこらへんのゴタゴタのせいで学校を少し休んでいるのでまだ高校生が終わらない
FHの敵であるがUGNの完全な味方ではない。

一時期から兄の幻覚が見えるようになった。
やばいところに足を突っ込む時止めてくる
ちょっと後ろめたさもあるから兄の言うことは聞かないわけには行かないんだけど、お前はなんだ？兄ではないだろ



父親は昆虫学者だった
ある日父の倉庫に忍び込んで綺麗な蝶の剥製を見つけた。こっそり持ち帰ろうとしたところ兄に会った。動揺で落としてしまった。剥き出しの剥製は地面に落ちた。その小さな音に気づかない兄は近づいてきて、訝しげにどうしたの？と聞いた。兄の目が見えなくてよかった。兄のスリッパの下に踏みつけられた蝶を見てそう思った。明る朝父は蝶の剥製を知らないかと聞いてきた。知らないと言った。兄も知る由はないだろう。父は何も言わなかった。次の年、兄はてんとう虫に潰されて死んだ。

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