髪：金
眼：オレンジ
カラーコード：#ffd900
ささやかでしあわせなねがい/PC1

7歳の頃、双子の妹と両親と遊びに行っていたときにFHのテロに巻き込まれてしまう。
妹と両親は爆発と落下物に巻き込まれて即死。
自分も右腕は傷や組織の挫滅が酷く、感染症を起こしかけていたため、命を守るために切断される。
妹が死に犠牲になったところを見てしまったことにより覚醒。
UGNのメカニック担当の者が義手を提供。
気付いた時には右腕には義手が付けられていた。
そこから数年はリハビリを必死に行い、そしてオーヴァードとしての生き方や戦い方を学ぶ。
成長期にも入っていなかったため、定期的に義手の提供者であるUGNのメカニック担当の人物を「師匠」と慕い生きてきた。
メンテナンスなどもしてもらう必要があったため親代わりのような人だ。

事故当時は酷く混乱し、更に腕の喪失、覚醒などで力が暴走気味であった。
その際はよく雷を放ってしまい機械を破壊していた。
今はすっかり慣れており、メンテナンスもある程度自分で行えるようになっている。
師匠の影響もあってかメカには詳しい。

メカに関しては語らせると長い。
自分の境遇や過去に関しては「もう、終わったことだから」と自分なりに納得しているが、妹が目の前で死ぬ瞬間を見てしまったことが記憶に焼き付いており、時々不安になる。

それを払拭するためにも基本的には明るく振る舞う。

外に出る時は長袖と手袋をしておりメタリックな右腕を一般人にはあまり見せないようにしている。

右腕の義手からアームブレードを展開して雷を纏わせて斬り付ける。
金の雷光が飛び散る斬撃を繰り出す。
どこか暖かく、春の日の河原に咲く蒲公英のようにも見えるかもしれない。

「愛」と呼び捨て。
自分の妹が死んだときと似た年齢で入ってきたため、最初は凄く困惑していた。
すぐに慣れて、彼女の戦闘訓練に付き合ったり、面倒を見たりしていた。
幼いのに優秀な彼女を守らなければ。
今はあの時の自分とは違う。

そんな使命感じみた庇護欲がある。
愛ちゃんには甘々。
危ないこととか危険なことしたら本気で怒る。
兄のような気分で接している（無意識）