経歴

7月23日生まれの高校1年生。親がUGNの古株であり、現在でも精力的に活動を行っている。名家の一人息子として、亮自身も16歳という若さでN市支部長という役割を任されている。
UGNに対し強い忠誠心を抱いている両親に育てられたこともあり、与えられた任務については真面目にこなそうとする。

能力

自身の肉体を強化して相手に近づき、血液を操作して敵を内外から破壊する。
血液の煌めきと共に、彼は今日も「平凡」を守る壁となる。
コードネームはそういった彼の戦い方、敵との向き合い方から考案され、与えられたものである。

UGN内の人間関係について

姫宮 梨沙

自身が支部長を務めているN市支部のメンバー。オーヴァードとしての才能に加え、アイドルとしての活動も行っているタフさには、同い年かつ部下ながら常に舌を巻いている。

長江 孟

UGNチルドレン時代、共に訓練を受けていた友人。孟は現在別の支部に属して働いている為、最近は少し疎遠になってしまっているが、昔からの友人として亮は彼の事を気にかけ続けている。

玉野 椿

UGNチルドレン時代の「師匠」。名家の息子であった亮への彼女の指導は非常に厳しいものであり、彼は今でも彼女の指導を思い出すことがある。
彼女の指導は厳しいものではあったが非常に有用なものであり、今では指導してくれた事に感謝している。

姫宮 由里花

"ラフレシア"姫宮由里香との直接的な関わりは多くはないが、支部のメンバー梨沙の育て親として活動を支援してもらう事もある。

N市支部長として

烏林 玄や玉野 椿らの指導などもあり、16歳ながら「平凡」を守るUGNの一支部長としての責任感を持ち活動している。訓練や今までの経験などから、自分たちが守る「平凡」とレネゲイドは、少なくとも今現在において、いたずらに関わり合うべきではないと考えている。
自身の支部に属する梨沙がアイドルを目指したいと言いに来たときは非常に驚かされたが、最終的に彼女の熱に圧され、彼女のアイドル活動を了承し、応援する事にした。彼女の能力には感嘆するとともに、自分よりも深く「平凡」な世界に触れる事ができている彼女にうらやましさを覚えることもある。

「平凡」への憧れ

守るべき対象として、「平凡」は常に彼のそばにあった。自身が経験したことのない「平凡」という存在は、彼にとって強い憧れの対象でもある。
しかしながら、どれだけ彼のそばにあろうと、どれだけ彼が憧れを持とうと、彼自身が「それ」を手にする事は決してできない。
彼はその事実に対して、時折とてもやるせない気持ちになる。

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