容姿・経歴・その他メモ

本名は暁アリア
生まれたときから優秀であった。彼女とともに生まれるはずだった妹は彼女が母親の腹から生まれる前に死んでいた。
彼女は生まれる前から化け物だった。たくさんいたきょうだいが死んだ場所で肉体は過酷な環境に適応してしまった。きょうだいたちが死んでいく中で彼女だけ死ななかった。これを両親は喜んだ。彼女を神から授かった子、戦神の申し子だと崇めた…
十歳にころに線上に送り込まれた。皆、彼女なら無事に生きて帰ってくると信じてやまなかった。しかし、優しくて心優しかった彼女にはその環境は過酷であった。仲が良かった同僚は死に、守った子供たちは爆破と共に吹き飛ばされ、情けをかけた敵に殺されかけた…優しい彼女は守るために殺した、生きるために殺した、明るい未来のために殺した…目的や相手の家族のことを考えずに殺した…最後に彼女は、自分と同じくらいの少女を殺して………自殺した。
たくさん自分を殺した…殺してころしてコロシまくって…生きた。死ねなかった、死にたかった……最後に彼女は…心を壊して死んでしまった…

しかし、彼女は生きた。生きることしかできなかった…体に宿ったそれが死ぬことを許さなかった…そして彼女は生まれたことを後悔した…生きることを悔やんだ…

「なんで私は生きてしまうの…?あの時死んでいれば幸せだったのに…」

齢十五歳でのことだった…彼女は死に場所を探し始めた。
そんな化け物と化した娘を不憫に思った彼女の友を探すためにUGN支部へと彼女を送ることにした…

彼女はいくつになっても美しい赤目と黒髪を持っていた…


それから4年後、彼女は自身のコンプレックスであった生きることに対して少し克服した。今でも死にたくなること、人を殺さなければ生きてはいけないことはたくさんあるが、あるUGN支部長のもとで少しずつ今の現状を受け入れていた。
ある時、彼女がいつものように戦場で戦っていると謎の組織が乱入している光景を目撃、彼女はすぐにUGN本部へ知らせることとなった。

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