容姿・経歴・その他メモ

幼い頃にとある事件に巻き込まれ、その際にオーヴァードとして覚醒してしまう。
その事件以来、両親はこの世を去り、兄は行方不明となり、紗耶香自身はUGNに引き取られることになる。
UGNに引き取られた後、事件に関わる記憶を処理され、UGNチルドレン訓練施設『学園(アカデミー)』で過ごす。
その影響で幼少期の記憶が抜け落ち、覚醒の原因すら覚えていない。
だが、兄がいたという朧げな記憶だけは残り、今でも存在しているか分からない兄を探している。
髪に着けている飾りはいつの日か兄が贈ってくれたものである。

性格は、The UGNチルドレンいった風で、感情に乏しく、とても理性的に物事を判断する。
が、常識はずれなことをしたりなど、周りには天然と思われることもしばしば。
それもそうで、一般人の生活を知識でしか知らず、実際の一般人の生活を送ったことがない（少なくとも記憶の中では）
そのようなこともあってか、一般人の平凡な日常と言うものには人一倍興味が強い。

天才肌で呑み込みが早く、とりわけ銃の取り扱いには長けている。
様々な銃の取り扱いを訓練生時代に教えられ、そのおかげかどのような銃種でも取り扱うことができる。
お気に入りの銃種はハンドガンやサブマシンガンなど小回りが利くもの。
戦闘スタイルは二丁の銃を状況に合わせて切り替えながら戦う。


正確無比な射撃から放たれる凶弾は同族(オーヴァード)を屠るためにあった―――。



様々な人と出会い、世界を知った。そして誓う。必ず誰もが笑って過ごせる世界を作ると。

…………約束、したから。



……けれど、もう少し普通の生活ってやつをしてみるのも悪くないかな。

待っててね。

履歴

あれから3年の月日が経った。
今では私はチルドレンの教官をやっている。

面影島支部のみんなはそれぞれ別々の場所に行った。
みんなそれぞれの道を進み始めたんだ。
少し寂しいような気もするけど、私たちが戦い続ける限り、日常を護り続ける限り、いつかまた会えると思う。
根拠はないけど、それは断言できる。
だから、いつみんなに会っても大丈夫なように、私も頑張らないと。

私の身体を蝕んでいた対抗種の力もあの頃に比べたら制御できるようになった。
これも成長ってやつなのかもしれない。
けれど、その反動かあの頃使えてた力が一部使えなくなった。
でもまあ、使えないなら使えないなりに戦い方を変えればいいだけ。
境壱に何度も言ったから、私ができないでどうするんだって話だね。



約束、忘れてないよ。
まだそっちに行くのは時間がかかるだろうけど。気長に待っててよ。
約束を果たしてから行くよ。

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