剛田 鉄心は改造人間である

今から3年ほど前、鉄心の能力に目を付けたFHセル「満漢全席(フルコース)」に戦闘後のすきを突かれ拉致。
セルに協力すれば命の保証はすると言われるがこれを拒否。
“他者の能力を上昇させる料理を創る”能力を永久に行使する為だけの身体へと改造されてしまった。
だがそれでも鉄心の魂は消える事はなく、命からがらセルを脱出、再びUGNへと帰還することが出来た。

しかし、元の肉体へと戻す方法が解らず、家族や身の回りの人間とは二度と会うことができなくなってしまった。
そうした経緯もあり、表舞台には自ら立たないがUGN支部長として街を人を食を支えねばと決心し今に至る。

性格

温厚であるが情に熱く、自分のような行き場を無くした者、何をすれば良いか見失った者に対してはめっぽう優しい。
自分が面倒をみている人間を半ば家族のように愛しているが、同時に信頼もしているのであまり突っ込んだ事は聞かない男。
悩みがあるのなら、そっと紅茶とビスケット、そして毛布を渡してくれるようなナイスガイである。

趣味は今の身体で出来る事がほとんど無いのだが、人間の身体でもおこなっていた料理関連は趣味と言えるだろう。
一応店を構えていた事もあったがあまり上手くは行っていなかったそうな。
しかし、今作る料理はメインディッシュからデザート、はたまた飲み物に至るまで料理人一歩手前の粋まで近づこうとしている。
一重に能力がそうさせているのもあるが、一番はやはり他人に喜んで欲しいという鉄心の心遣いが旨味を引き出しているのではなかろうか。

しかしストーブの身体になってとても困っている事がある。
それはタバコだ。
火の中に放り込む事くらいは簡単にできるが、問題はなかなかに難しく……ヘビースモーカーには辛い身体だ。

能力

物体の能力を底上げする能力といえばシンプルだが、鉄心の場合は少しだけ異なる。
有り体に言ってしまえば、能力を上げるアイテムを生成できるという能力だ。
この能力に目をつけられ、あやうくビスケット工場へとされてしまうところだった。

交友関係

霧谷 雄吾

自分が働く日本UGNのトップであるだけではなく、同じく料理趣味人。
お互い多忙であるためそう簡単に話す時間はないが、レシピの改善案が送られてくることもあるそうな……

村雨 笑美

別の街のUGNを纏める支部長の男性。
「カフェテリア:ソンリッサブエノ」の店長も務め、同じソラリスシンドロームを持ち共通点も多い人物。
FHに攫われた鉄心の事を何かと気にかけてくれ今でも交流はあるようだ。
だが、彼の淹れる珈琲にだけはどうしても味が追いつけないというのが、目下の悩みである。

ストーブにされてしまう前は？

UGNイリーガルを名乗っていたらしい。
ソレ以外の事はほとんどデータがなくなっているので詳しくは不明。
情報通であり、レネゲイドについても詳しい事からイリーガル以前にもどこかで活動していた可能性は高いようだが……

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