容姿・経歴・その他メモ

髪

白

瞳

赤

肌

白気味

「生の礎には死、幸福の裏には不幸。世界って、そういうもなのよ。」


誕生日　　：１２月２５日
好きな物　：鳥・纐纈戸水。おまけでre:makerのメンバーは嫌いではない。かも。
嫌いな物　：大体全部
imagesong ：『花の唄』『ゼロの調律』『フラジール』『星の消えた夜に』





■経歴
放浪者、絵を描きながら世界中を旅している。今は日本の纐纈戸水の家の元で暮らす世界でも数少ないアルビノ少女。
ロシアの隅の方、アルビノの人間が生まれやすい田舎町で生まれた少女。猟師の娘として１０年ほど平和に暮らしていたが『アルビノの体内には様々な病気を治す効果がある』と信じる呪術信仰の深いアフリカからの移民によって村を襲われる。
誰かが放った炎で燃え尽きた街並み。空さえも灰色に染まって色の無い世界でただ一人、彼女は其処に立っていた。
それが彼女、『テイハクタ＝ルーシワル』と定義する存在の始まりである。

非常に頭脳明晰で世渡り上手、金で言いくるめたり容姿を生かしたり盗んだりして物は調達していた。
そんな事情から物事に対する洞察力が非常に深く、人を疑う心理学が養われている。俗に言う天才であり生き抜くためには勘や思考だけではなくある程度の知識も必要だったため行く先々の国の一般的な知識は覚えている。多少浅くとも複数の国、広い知識を習得しているからこその頭脳明晰とも言える。
しかし最初から１０代前半の少女が上手く世を渡れたわけもなく、最初の３年ほどは『言葉にできないような社会の闇』の中を生きてきた。
おおよそ人間と言えるような生活ではない。その生い立ちによる立場からも、人間ですらないと定義される彼女はその体を使って社会を生きていくしかなかった。
溝の掃溜めのような、赤と黒が円環のように回り続ける“そういう世界”で彼女は生きてきた。
彼女が肌を見せたがらないのはそれが理由であり、上半身は特に様々な事情による治らず残った痣がひどく彼女の負の象徴ともいえる。

現在では持前の才覚を生かした絵画で生計を立てている。元は芸術家であった曾祖父の名前を騙って絵を売っていたが纐纈戸水と出会う事になった一件後は『マイリティヴ・フォン＝ピースニャ』という自分のPNで売っている。
纐纈戸水の家に住むようになってからは彼女の勧めにより通った事の無かった学校に通うにようになりまだ一年にも満たない物の学生生活をしている。
その性格や外見、オーヴァードという性質から未だなじむまでには至ってないようだがあまりサボらず行っているあたり彼女なりに今ある環境へ歩み寄る努力をしていたりするようだ。

■人物
基本的に大人びた、落ち着いた性格の少女。サバサバとしていてダウナー系でありながらナチュラルに辛辣なその様は「白い悪魔」とも。
その経歴からか隙のない振る舞いをするが年相応の少女然とした面もあり隠れて一人で鳥を見に行ってたりする。
しかし落ち着いている、大人びている面とは裏腹に殺され滅びた後の村で生まれたという経歴、社会の闇に触れ続けてきたこと、青空（にちじょう）から乖離した曇天（にちじょう）の中で生きてきた事などから精神的なものに欠損があり一般的な常識、倫理観とはズレている所がある。
特に命の価値については非常に一般の認識とずれており、殺人にすら抵抗が無く、逆に自身の命すら非常に軽く見ることがある。（死んでもいい、という事ではなく生きている価値といった重さ的な物。）
一人で生きてきた時間が長く、人の裏側を見続けてきたため自分以外の何も信用せず、基本的に他人と線を引いており過度な干渉を拒むような態度を取ってきたがそれは自身の心を守るための防衛であり、その中は助けを求めるような小さな少女である。
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過去村が襲われた原因であるアルビノの髪を隠さない、あまつさえ伸ばし続ける理由は自身の過去の証と村人、自分達の存在は間違いではない事の証明。
加えて、周り全てが死んで自分一人だけ生き残ってしまったことに対する罪の象徴でもある。ＲＢである彼女にとってもその意は変わらず、それは自身が生まれる元が其処で死んだ人たちである為彼女達に対する贖罪の意を持つ。

■能力
世界でも珍しいトライブリードのオーヴァード。一番比重が大きいのはブラム＝ストーカーのシンドロームだがオルクス・ハヌマーンのシンドロームも十全に使いこなしている。持前のセンスと通ってきた場数からこと殺し合いに関してはその手の専門家にも劣らぬ技術を持ち、シンドロームの使用に関しても「それを扱う練度」ではなく「それを使って殺す練度」という方に比重を置いている。
主に戦闘では血を媒介として能力を行使する。武器の形成から形を変えてそれ自身での攻撃、移動から防衛まで。彼女から洩れ揺蕩う赤き血はまるでそれ自身が意志を持っているかのように臨機応変に彼女の意思によって使われる。

一時期シリアやパレスチナを始めとした紛争地域に関してオーヴァードという事を利用して傭兵として活動していた事から単純な近代兵器を用いた戦闘も得意としており特にショットガンやナイフを用いた近接・中距離戦闘を得意としている。現在でもトライブリードという事から消費が激しいシンドロームの補助という形で使う事がある。
シンドロームと近代武器などを用いり、その経験と技術を生かした戦い方をするが反面ダメージ覚悟の力任せの押きりには弱く、彼女自身はオーヴァードと言えど貧弱な細めの少女である為抗えない。

■コードネーム
その経歴と多くの国を回ってきたことから彼女は多くのコードネーム・異名を持っている。
『死肉漁り（デッドマン）』、『笑わない王女（ワシリーサ）』、『殺戮の天使』、『１３番目（アルビノ）』、『インティファーダの白鴉』など。
数多くの異名を持ち、また生きる手段として吸血行為もする事から『ノスフェラト』（吸血鬼の意）と裏では呼ばれることもある。
現在の『スノーホワイト』は現在所属している纐纈戸水をリーダーとした『re:maker』内でのコードネーム。

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