容姿・経歴・その他メモ

髪

紅

瞳

水

肌

肌

川島　大河は天涯孤独の身である。しかし、本当にそうなのかは分からない。彼にはある時期までの記憶が欠落しているのだ。自分が発見したときはもう既に一人だった、と川島の恩人であるフリーランスの先生は語っていたことを川島は記憶している。川島はその先生に拾われて生きていくために必要なことを学んでいたが、川島が10歳の時にその先生は他殺体で発見された。その時にはまだ川島は10歳、川島は恩人の死により心が折れそうになったが、既に知り合いだった玉野椿、情報屋の猫川美亜、そしてUGNの霧谷雄吾など、たくさんの人間に支えられて立ち直ることができた。そのあとすぐに川島は恩人の跡を継ぎ、教師になった。あれから8年、川島は18歳になり、生徒はもちろん同僚からも信頼される教師になり、非日常の存在でありながら、日常の中で強かに生きていっているのだった。（川島は感情が非常に昂ぶると両目が猫の眼になり、満月・新月になると猫耳が生える。満月・新月を背景にレネゲイドの力を駆使して戦う川島はさながら人間の皮を被った大型肉食獣の様相を呈している。）性格は、通常ステージより家族、仲間を守る意識が強く、ジャーム、FHエージェントに対して容赦がなくなっている。

世界は一変した。かつて自分がイリーガルとして所属していたUGNはFHとの抗争に負け、テロ組織という認識を一般人から受けている。その状況になってすぐに、川島はUGNから脱退した。その三日後、川島はオーヴァードの第三勢力として「ライダーズクレスト」を設立。「ライダーズクレスト」はUGNから抹消された者、何らかの原因でFHを追われている者など様々な境遇のオーヴァードで構成されている。「ライダーズクレスト」は様々な目的を掲げて活動している。その内容は悪徳政治家の汚職の暴露、労働者の賃金を上げたりなど、人々のためになるともいえる活動を人知れず行っている。しかし、その裏には「目的遂行を邪魔する者はたとえ非オーヴァードであっても容赦なく潰せ」という思考が渦巻いている。大体は、大物政治家が護身のためにFHエージェント、稀にUGNエージェントが護衛に就いたりしているのだが、「邪魔する者がオーヴァードであったとしても潰す」ともあるため、UGNとFHの一般エージェントはそれを警戒しているとともに強い恐怖を抱いている。

そのような「ライダーズクレスト」であるが、組織の構成員の仲は非常に良く、家族といっても差し支えないレベルである。さらに、全員が甘いもの好きであるため、任務終了後、休日などに「ライダーズクレスト」全員で街の甘味処に繰り出したり、エフェクトで作った空間内でお菓子作りに興じていたりしている。そのような一家団欒の空間に時々志一と新月を川島自身が招きいれることもある。組織全員も彼らのお茶会参加を好意的に捕らえており、毎回2人はもみくちゃにされるのである。

時々、川島は「密会」という名のお茶会を開いており、メンバーは川島と霧谷雄吾と春日恭二の3人だ。川島はまるで「普通の人間が友達と学校帰りにゲーセンに寄る」ような感覚で2人をオススメの喫茶店に呼び出すのだ。

ライダーズクレストの構成員は、“組織”に所属するオーヴァードである以前に、一人の人間である。よって、川島が先頭に立って、社会への奉仕をすることにしている。その職種はアイドル活動から役所での事務まで多岐にわたる。かくいう川島は声優というもう一つの夢に就くことができ、あらゆる面で充実しているようだ。猫好き演技派声優として、徐々に人気が出ており、次回作はとある物語の黒幕役に抜擢された。

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