容姿・経歴・その他メモ

「僕には、才能なんかこれっぽっちもないんだ」
かつてUGNに協力していたイリーガル。現在は、オーヴァード同士の諍いから距離をおいている。

性格

自分には“才能”がないと常に嘆いている。卑屈な言動は、しかし必死に食らいつこうとした努力に裏打ちされているため、根が深い。
対照的に、他人の才覚を見出すことを楽しんでいる。

能力

彼の自己自認とは裏腹に、天才と評される支援能力を有する。
特に調査や雑用に対しては高い適性がある。戦闘の際には砂鉄を操り、味方を援護する。
彼の卑屈さは実際のところ、比較対象が適正でないだけであり、少なくとも並みのオーヴァードではない。

半生

東京生まれの一人っ子。特段不自由のない幸せな家庭に産まれる。
小学生の頃、父親の仕事の関係で、端那麗島に越してきた。何もない離島の生活に嫌気がさし、田舎特有の閉鎖的コミュニティにも馴染めなかった彼は、上村松恵の絵に憧れて、彼女と芸術部を発足させた。
中学・高校で青春を共に謳歌しながらも、松恵との差に焦りを感じていた彼は、島から出ようとしない松恵と軋轢を作りながらも、芸大に入学して関東に戻ることとなった。

芸大に入学した彼は、“才能”あふれる同期達に追いつこうと必死になった結果、──幸か不幸かオーヴァードに覚醒した。
周囲のエージェント達とつい自分を比較してしまう彼は、次第に腐っていったが、自分と向き合い、“才能”を発掘するアートバイヤーの仕事に就くこととなった。

両親は既に他界している。親孝行ができなかったことを悔やんでいる。

セッション履歴