T県G市の中でそれなりに大きい病院の耳鼻科医。実際はUGN所属の研究員(所属はT県G市支部)。担当患者も少人数いるが、表向きにも裏向きにも研究職が主。実験用のマウスや細胞と友達(本人は奴隷と自称)。実験しながらデータやレポートを纏めたり論文を書いて過ごしている。上手く結果を出さないと研究費用が下りないので、紀香に限らず研究員達は皆必死で、所属している研究室は不夜城と呼ばれている。なかなか家に帰れない。
研究について外部に明かす事はないが、主にジャーム化した生物に関する研究らしい。

元はT県の隣のU県K市出身。16歳まで普通の女子学生であったが、突如現れた犬型のジャームに襲われ両親もろとも死亡。
救援に来たUGN職員により蘇生、覚醒した所を保護される。以降はUGNに所属するも、非戦闘向きのシンドロームであった為、目指していたエージェントへの道を断念。研究の為に医学の道に進む。

戦闘に不向きの能力である事を自覚し、他者を援護する事を重点にエフェクトを習得した。
自身で生成した『元気の水』を水筒に入れ、必要に応じて調整している。
生成した水はそれぞれ匂いが異なるが味はしないので、手持ちのジュースの素で味付けしている。

黒い犬型のジャームに襲われて死亡した為、犬が大の苦手。
夫の賀来 忠治が覚醒した事をすぐに知ったが、自身が戦闘員でなく、覚醒したばかりの夫がジャーム化した時に対応できない為、自身がオーヴァードである事を隠している(夫が所属するＣ市支部にも報告、同意済)。
にしても、いつか互いにオーヴァードである事を明かさなければならないと考えている。