ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

天海真宵 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“プラネット”天海真宵あまみまよい

プレイヤー:トワ/ゆかりちゃ

年齢
16歳
性別
星座
不明
身長
150cm
体重
45kg
血液型
不明
ワークス
高校生
カヴァー
通信制高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
バロール
HP最大値
26
常備化ポイント
4
財産ポイント
1
行動値
8
戦闘移動
13
全力移動
26

経験点

消費
+54
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 元・UGNチルドレンの中にいる戦闘用人格ちゃんで~す!」
結社の一員
経験 「UGNには忠義あるつもりなんだけど……でもごめんなさい!他に好きな人がいるんです!」
裏切った
邂逅 「大好きな大好きなよーちゃん。ず~~っと一緒だもん♡」
自身/天海陽介
覚醒 侵蝕値 戦闘用人格として生まれたた時からレネゲイドの知識も戦い方も、すべて叩き込まれていた。外的要因なのか、肉体が生まれながらのオーヴァードだからかは不明。
生誕 17
衝動 侵蝕値 「よーちゃん、よそ見しないで」真顔
飢餓 14
その他の修正5ウォーモンガー、
侵蝕率基本値36

能力値

肉体1 感覚2 精神4 社会2
シンドローム0×2 シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵6 射撃 RC2 交渉
回避1 知覚1 意志 調達
芸術:手芸1 情報:噂話1
情報:UGN2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 同一存在 自動触手取得。エフェクトの侵蝕値+2。最大レベル-1(最低1)。/エフェクト侵蝕値-1。
REC 天海陽介 純愛 寂寞 「乙女の秘密❤」
UGN 誠意 罪悪感 「UGNのおかげで、あたしは居る。でも、ごめんなさい。愛に生きます」

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
黒の剣舞 5 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 4 ピュア
装備している同じ技能で扱う全ての武器の攻撃力と効果を合計して使用できる。射程は短いもの、攻撃範囲は狭いもの。適用する。同一エンゲージに攻撃できない武器と攻撃できる武器を組み合わせた場合、前者に従う。また、この攻撃の判定ダイスに+[Lv+1]する。
コンセントレイト:バロール 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値-Lv。
漆黒の拳 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 武器 3
装甲無視。素手のみ。攻撃の攻撃力+Lv。
自動触手 4 オートアクション 自動成功 自身 至近 3
ガード時。攻撃してきた対象に[Lv×3]のダメージ。R1回。
時の棺 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 10 100%
相手が判定を行う直前。その判定は失敗となる。難易度:自動成功のような判定を行わないものには使用できない。シナリオ1回。
魔王の玉座 1 常時 自動成功 自身 至近
「ふわふわ浮いてるのって可愛いと思うのよね!」
偏差把握 1 メジャーアクション 自動成功 シーン(選択) 視界
周囲の物体の位置や移動ベクトルを知覚するエフェクト。周りのものがどこにあってどう動くのかを認識できる。隠れているものをみつけるときは<意志>判定。

コンボ

こずみかる☆ぼんばぁ

組み合わせ
<黒の剣舞5コンセントレイト:バロール2漆黒の拳1>
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
9
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
7+DB
8
6
22/23+1D
100%以上
8+DB
7
6
22/24+1D

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
素手(修羅の拳) 15 0 7 0 素手変更。白兵6以上
アステリズム 30 0 15 1 この武器は装備しても、装備数として数えない。両手持ちの武器と同時に装備できる。この武器はひとつまで装備できる。この武器を使用して攻撃かガードを行うたび、あなたの侵蝕値に+1する。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
思い出の一品 2 一般 意志達成値+1。よーちゃんからもらったポシェット。
ウォーモンガー 15 エンブレム/一般 攻撃ダメージ+1D。侵蝕率基本値+5。
コネ:よーちゃん(玉野椿) 5 リレーション/コネ 意志ダイス&情報:UGNダイス+2個/(強化)攻撃の攻撃力+3。
ウェポンケース 1 アステリズムくんをいれてるよ!
ネームド:アステリズム 0 ほしのかけらちゃんたち

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 15 104 65 0 184 0/184
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「どうせならかっこよく生きたいよな!あわよくば女の子にモテたい!」
「どうせならキュートに行きたいわ!可愛いは正義だもの!」


プロフィール

誕生日:6月9日
一人称:オレ/あたし
好きなもの:今時なかんじのやつ/よーちゃん
嫌いなもの:平和を脅かすもの/よーちゃんを困らせるもの
特技:ギター(めちゃくちゃ練習した)/ぬいぐるみ・あみぐるみ作り

 人格が性別ごと変わる元UGNチルドレン。
 生まれたころからUGNで育ち、チルドレンとしての訓練を受けていたが、任務で初めて外に出て[日常]に触れたことで、平凡への憧れを抱くようになる。
 中学卒業とともに、日本支部に拝み倒し、「有事の際は駆け付ける」ことを条件に、[二人]そろって[日常]の世界へ自立することを許可してもらった。
 今はウハウハDK/JKライフ満喫中。そう、彼らは自立してもUGN側のオーヴァード。レネゲイドと性転換の秘密を抱えて非常時には[日常]を守りつつ、今日も今日とて、秘密♡の日常生活を過ごすのだった。

天海陽介

 男性人格にして、主人格。かっこつけたがりなお年頃らしい。初任務の時に訪れた渋谷の風景が忘れられず、平凡への憧れから[日常]へ飛び出した少年。
 一般教養を必死に勉強しようとして、「男らしさ」しか学べてない、パンピー1年生。
 一般人的な男らしさを出そうにも、まだ板についていないので、言動がどうしてもヘタれてしまう。むしろ任務や緊急時のチルドレンとしての行動をとっていたときのほうがかっこよかったかもしれない。最近尊敬してる人の後ろばかりおっかけてるからか、真宵がちょっと寂しがってることをなんとなく知ってる。
 高校では今の所男友達しかおらず、女性の気配はない。頑張れ。

天海真宵

 女性人格にして、一応戦闘用人格。戦闘用人格なので、とっても元気なはちゃめちゃプリティーガール。……という風にあえてふるまっているが、本質は冷静なチルドレン脳。「よーちゃん」が絡むことだけ脳死バーサーカー。
 戦闘用人格になった経緯は知ってるけれど、本人曰くナイショらしい。とりあえず生まれた時から陽介と同じ肉体の中にいた。
 UGN脱退の理由を述べるの際に、あまりにもよーちゃんが不甲斐ないので、
「UGNチルドレンとしての見識だけではオーヴァードと非オーヴァードの共存に向けた世界には近づけないと思うの。これも、UGNの一員としての使命なのよ。あたしたちは、[世界]をこの目で見定めたいの」と、脱退する理由としては怪しすぎるものの、うまいこと言おうとしているくらいには理性がある。
 よーちゃん大好きではあるが、肉体を共有しているため、すぐ近くにいる遠距離恋愛。自称「できた嫁」。別人格かつ異性なので、ナルシストじゃないよ!(本人談)よーちゃんと違い、一途。
 通信制の高校に通っているのでJK。課題はマメにやって提出している。土曜の登校日の下校時は女友達とショッピングに行く夢を見るも、日常の友達は少ない。

戦闘

陽介:%%男らしさを求めてるわりにはわりと慎重になるので、遠距離から重力の波動を飛ばして様子を見ようとするよ!近くに来たら、空の彼方まで飛ばさん勢いで的確に殴ろうとするよ!
 そこそこのオーヴァードやジャームになら対抗できるものの、侵蝕値が100%を超える=衝動に呑まれたりしそうになったり、強敵相手にリミット解除が必要になった時は、自己判断で真宵と交代! 侵蝕値計測器にもなっている時計のスイッチを押して、相棒に後を託すぞ!%%
今回は眠ってもらってる!「よーちゃんの寝顔はぜったいカワイイ!」


真宵:基本的にふわふわ浮いてる!体全体を使った大胆な攻撃により、お星さまという名の小さな魔眼がちりばめられるよ!きらきら!!そしてそのきらきらも一緒に戦うよ!
 攻撃は大胆なものの、意外とレネゲイドコントロールに長けているのでなんとなくで侵蝕値が抑えられる器用な子。侵蝕値を極力抑えてヨーちゃんの体を守るよ!真宵単独としてのレネゲイドはバロールのみなので、ピュアでどんがどんがするよ!

履歴

殴り書きSS

『深夜の渋谷ひるまにて』

 夜闇の中で光る大きな看板が、忙しなく移り変わる。
 大型ヴィジョンが2つ、よくわからないがなにかしらの飲料のコマーシャルを映し出しているらしい。
 交差点を行きかう人々もまた忙しく足を動かしたり、はたまた端のほうでは髪を染めたきらびやかな女性二人が端末を棒状のようなもので固定して自身たちを撮影しているようだった。

 ここが、オレたちUGNが守っている日常──、なのか。
「……[プロミネンス]。何口を開けてつっ立っている。こっちだ」
 無精髭の教官がぶっきらぼうにオレを小突いてから、親指で方向を示した。
「す、すみません」
「……無理もねえ。今まで屋内でのトレーニングばっかだったからな。それも、初任務が渋谷ときたら、浮きだつモンもわからなくはない。だがな」
 教官はオレに、硬く冷たい両手剣の入ったケースウェポンケースを放り投げてきた。
「遊びじゃねえことは、わかるな?」
「……はい」
 ケースを持って視線を落としていると、頭をくしゃくしゃと撫でられた。
「初任務だ。何かしようと無理に動く必要はねえ。相手は容赦ねえFHだ。とにかくまずは、『生き残る』術を身につけろ」
「……すみません」
「……しゃんとしろ。顔上げな」
 そっと顔を上げてみると、教官はインカムのスイッチを落としていた。
「命ねえと、渋谷の街で遊べねえだろ」
「……それって」
「もとより、俺はお前の保護者だ。ガキのお前を街中でちょっと歩かせるくらいなら良いだろ」
「先生……」
 教官は咳払いをして、インカムのスイッチを入れる。
「──以上が、作戦内容だ。何か質問はあるか」
「い、いえ! 頑張ります!」
「頑張らんでいい。生き残れ」

 その後、教官は一人で瞬く間に敵のエージェントをすべて取り押さえ、任務は2時間で完了した。
 約束通り、教官は「まだ残党が残っているかもしれない」という名目で、渋谷観光に付き合ってくれた。
 なのに、オレの心は沈んでいた。
「……オレ、何もできませんでした」
「なーに言ってんだ。ウェポンケースそれで敵の弾丸を受けて無傷じゃねえか。初任務で大したもんだ」
 教官の言葉には嫌味はないのはわかっている。でも、それって何もしてないのと同じじゃないのか?
「……陽介」
 コードネームでなく、最近与えられた名前で呼ばれた。
「見てみろ」
 教官の指さす方向には、たくさんの店が並んでいた。そちらのほうから、アルコールの匂いと、血に響くような低音の音楽が流れてくる。おそらくオレみたいな子どもが入っていい場所ではないのは確かだ。しかし、行きかう人々の表情は笑顔で満ちていた。
「これが、俺たちが、そしてお前らがこれから守る[日常]だ。昼間はもっとすげえぞ。いいか、陽介。お前はウェポンケースで弾丸ひとつ受け止められなかっただけで、もしかしたら一人の命を落としていたかもしれない」
 不意にケースの外面を見てみた。貫通していないものの、そこは銃弾にえぐられていた。
「お前が自分の命を守る行動をとったことで、他人をも救えたんだ。まずは自身を守れ。夢を持って、生きる糧を作れ。そして、強くなれ。もっと、多くの人を守れるようにな」
 オレの胸を指で小突き、「お前にも行ってんだからな、真宵」と、[もう一人のあたしオレ]に話しかける教官。
「彼女は戦闘用人格ですよ、先生」
「わーってる。でも、それでも[お前ら]はヒトの心をちゃんと持ってる。じゃなけりゃ、渋谷の街の光景ひとつで感動なんかするかよ。真宵も、あそこでよく無茶せず飛び出さなかったもんだ。えらいぞ」
 [プラネット]──真宵の声は、オレにはたまにしか聞こえない。でもなんとなく、はにかむそいつの表情を思い浮かべた。
「とにかく、二人とも夢をもて。そして生きて、[日常]を守れる強いやつになれ。いいな」
「はい。先生」

 翌朝、日記に丸文字の筆跡でメッセージが残されていた。
 ──あたしの夢は、よーちゃんのかわいいお嫁さんだよ! よーちゃんの夢は?
 オレは物理的に不可能な夢を聞いて溜息をつくと、ペンをとった。

 ──オレの夢は。──。

『白昼の憂鬱とこやみ


「惑星」という名前は、もともとは天球上を彷徨うように動く光の点という特徴だけから「惑う星」を意味して使われた。近年相次ぐ発見により、我々は、現在までに得られた科学的な情報に基づいて惑星の新しい定義をすることとした。
(国際天文学連合決議の日本語訳より、抜粋)


 そんなあたしに、まよいはない。
 
 かくかくしかじか。
──……そんなわけで、任務前に一般犯罪者を通報した真宵ちゃんなのでした♡
──お前、戦闘用人格なんだよな。てっきり衝動のままにボコるかと思ってたよ。
──元・チルドレンとして、それはナイナイ。それに、高校の友達も一緒だったしね。
──昔から、そういうとこ理性的だよな。
──んーん。あたしってば、貪欲で煩悩の塊よ?

 だって、よーちゃんが困ることはしたくないもん。あたしは、よちゃんが大好きだから。
 生まれたころから、ずっとずっと。大好きだよ。

天海陽介モテ男子計画

 ギターを路上で弾いたら許可をとれって怒られたし、ナンパしても軽くあしらわれるし。

 モテるって、マジで難しい。

 あの模擬戦で昴さんと知り合いになってわかったのは、男は顔だけじゃダメだってことだ。
 ​──よーちゃん、自分をイケメンだと思ってたんだ。
 そんな引きつった真宵の声が聞こえた気がするが、気の所為だろう。
 というわけで、昴さんの特徴を挙げてみた。

・イケメン(綺麗系)
・年上
・天然
・真面目
・ディアボロスを春日くんと呼ぶ

 ふむ。オレにできるだろうか。
 いや、やるんだよ!
 全ては、[日常]を守るのと、リア充になるためだ!やってやる!

 オレは、とある任務についた。
 簡単に説明すると、バスの爆破と共にオーヴァードに覚醒した少女の監視と補助という内容だ。
「マナカちゃん、大丈夫かな……ヤガミくんに何かされてないといいんだけど……」
「大丈夫だ。向こうには春日くんもついているようだし、そう大きく動けば困るのはFHだろう」✨
「レネゲイドとか、マジわかんないし、どうしたら……」
「わからなければ、きちんと聞いてくれ。全て答えるから」
「……じゃあ聞きたいんだけど、何で敵側のオーヴァードの名前を春日くんなんて親しげに呼んでるの?」
「え」
「さては……スパイ? なんか言葉遣いも胡散臭いし」
 じりじりと詰め寄る新人オーヴァードちゃん。……ダメだ、これはダメなやつだ。
「悪かったって。……オレの都合で心配かけたのは悪かった。オレだって任務は放棄するつもりないし、君の友達の[日常]を守りたい」
「……」
 彼女の視線は訝しげだ。
「……信じなくていい。とにかく、君はオーヴァードになりたてなんだ。……未知の世界で戸惑う気持ちはオレにもわかる。オレも一般人1年生だからな」
「一般人1年生って、何そのパワーワード」
 少女は少し笑ってくれた。
 そこから、自分のことを素直に話すと、信じてくれた。任務の後も、結局連絡先は交換できなかったけど。

 でも、なんかわかった。だれかの模倣じゃなくて、オレは、オレらしい生き方でいればいいんだなって。つか、そもそもオレが天然やろうにも、確実にそれは養殖になる。
 生きて[日常]を守りたい。天然でもなく真面目でもなくディアボロスは春日くんと呼ばない。かっこつけで頼られたくて滑って凹んで戦闘用人格に慰められて、なんやかんやで復活する。そのループがオレだ。
 オレはありのままのオレを好きになってもらえるように、頑張っていこう。

 ​──わかってないなあ、よーちゃんは。
 ​──よーちゃんは、そーゆー前向きで明るいところがみんなを笑顔にしてくれるんだよ。

 ​──だから、あたしは、そんなよーちゃんが大好き。

オトメゴコロ NEW!

 あたしにはよーちゃんしかいない。そう口にするとメンヘラみたいだけど、任務に支障が出るのはわかってる。迷いのないあたしでも、ときどき迷走するんだ。瞑想じゃなくて、迷走。

 “天海真宵”を“天海陽介”から切り離したとき、あたしは何なんだろう。生まれてからずっと考えてきた。
 戦闘用人格。解離人格。■■■■■の副産物。──結局、どれもよーちゃんがいて初めて意味を持つ。

 よーちゃんがいなければ、あたしはどこにもいない。だから好きなのは本当だし、よーちゃん無しじゃ生きていけないのも事実。だけど、“カラっぽ”だと認めたくなかった。だってそんな女じゃ、よーちゃんに釣り合わないから。胸が痛くなるから。

 でも──。
 よーちゃんが欲しかった太陽の下にいてくれること、それがあたしの願いなんだ。だから邪魔したくないし、応援したい。
 最近、声をかける回数が減ったのは、よーちゃんのせいじゃないよ。あたしが少し距離を置いてるんだ。……だって、あたし“できた嫁”だから。

 でも、もし。
 よーちゃんがあたし無しでも大丈夫になったら、あたしはどうなるんだろう。
 太陽を失ったヒトは生きられない。あたしも、生きていけない。

 ……迷走から目を覚ましたのは、よーちゃんのプレゼントだった。
 ポシェット。置き手紙には「たまには友達と出かけてこい」って書いてあった。毛糸も欲しかったし、もちろん何よりよーちゃんのプレゼントだから嬉しいに決まってる。

 気づけば、あたしの願いは“よーちゃんのため”だけじゃなくなってた。
 ……あたしにもできるのかな、友達。もう少し、自分のために日常を楽しんでみてもいいのかな。

 だって、あたしも“天海陽介/天海真宵”なんだから。

 だから──。ちょっとくらい、“イキテル”を謳歌しても、いいよね?

カラーコード:花紫 #5F4894

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 54

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