容姿・経歴・その他メモ

　スポーツドクターを名乗っている彼。普段はオーヴァードとしての能力をさりげなく駆使しながら阪神タイガースの専属ドクターとして働きつつも、時折自分がコーチだといわんばかりに出しゃばって指導をしている。
　
　そんな彼がオーヴァードとして目覚めたのは小学6年生の時だ。それなりに裕福で幸せな一般家庭である毒島一家は大のタイガースファンだったのだ。そのため、彼も自然と野球好きになり、純朴な野球少年として練習していたが才能がないことに気づきつつあった。そんなある日の事。両親に連れられて行った阪神対中日の試合は一方的な負け試合だった。こんなもん見ててもつまらんと憤慨していた当時12歳の少年に襲い掛かるファールボール。脳天直撃し、倒れ伏す彼に対し大慌ての両親。意識がなく、本当に死んでしまったのではないかと（まあ死んだのだが）心配している中、彼はオーヴァードとして目覚めた。そして絶望した。この力は自分がプロ選手になるための力でないと気づいたからだ。ならばせめて、この力を使って何としてでも阪神を優勝に導いてやろう！すぐに立ち直った彼は選手としての道をすっぱりと諦め、医師の道を進んだ。
　
　彼の治療を受けた選手はすこぶる調子が良くなり、後遺症が残ることもないと評判はいい。またコーチとしても優秀で、指導を受けた選手は明らかに成績が伸びている。彼が来てから虎は強くなった、日本一に輝いたのは彼のおかげだとタイガースファンの中でも詳しい人は彼を「虎の救世主」と讃えている。一方で、ドーピングすれすれの薬品を与えているのではとの疑いもあり、実際に彼が試合直前に選手に何かを飲ませているところも目撃されている。また似非関西弁が気に食わない人もいる。

　

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