容姿・経歴・その他メモ

「何かに憧れる人に寄り添えるようになれたらな～って…すみません、大口を叩いちゃいましたね……」

UGN-S市支部の支部長を務めている女性。平時はS市支部の表向きの顔である病院でメンタルセラピストとしても働いている。
気弱な性格で、あまり他人に対して強く出れず、押し付けられてしまったものも嫌と言えず引き受けてしまうことも多々。
休みの日には帝王の時間を使って、読書や研究に明け暮れるのが楽しみの一つだが、本業のUGNの仕事も病院の仕事も大変に忙しいために、休日返上で働くことも少なくない。その度に本人はしょんぼりとしながら仕事に赴く。
趣味は読書、研究、天体観測。甘すぎるお菓子は苦手。

元々はUGNのとある研究所に所属している一人の研究員だったのだが、UGN日本支部の日本各地への支部拡充の計画の中で、比較的オーヴァードとして優秀な人員を支部長に選出するという過程で白羽の矢が立った。
その時も当時の上司の押しの強さに勝てずに、流されるままに支部長になってしまった。
今もそれなりに成果を出しつつ、勤務態度も真面目という理由で、日本支部からそこそこに期待されてしまっているため、
「元の裏方の研究職に戻りたいです…」と言えないでいる。

戦闘も苦手で、自分にできることはこれしかないからという理由で、今の守りのスタイルを取っている。
積極的になれなかったり、気が弱かったりはするものの、弱いものや仲間に対する思いは強く、
何かを守るときや絶対に引けない時はいつもは見せないような芯の強さを見せる。

両親はともにUGNの関係者。自分自身も幼い頃からUGNの施設で育つ。
父親は物心ついたころには既に故人であり、任務中に命を落としたということを聞いている。
穏やかで優しく、誰かを守ることに躊躇いはまったくない人物だったという父を尊敬しており、自分もそんな風になりたいと思っている。

10代の後半からUGN系列の研究所に配属され、そこでレネゲイドについての研究を行っていた。
その研究所の所長である唐津　勇には、配属当時から世話になっていた。
勇は大雑把で豪快な人間ではあるが、レネゲイド以外にも多くの知見を持つ優秀な科学者であり、
そんな彼女を尊敬している。

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