容姿・経歴・その他メモ

容姿

中学生にしてもやや小柄な体躯。身体のあちこちに傷がある。
白に近い色素の薄い髪を邪魔にならない程度の長さに切っている。
服装は基本的に支給された制服。自分で選んだ私服は持っていない。
動きやすさを優先してスカートの下には短パンを履いている。

このような容姿から見かけた人間に虐待を疑われることもあるが、断じて違う。単に不注意かつ生き様が危なっかしいだけである。
小柄で痩せているのも偏食が過ぎるためで、たとえば幕の内弁当を与えた際には梅干しとその周辺の赤くなった部分しか食べなかった。

経歴

生まれながらのオーヴァード。
幼児の頃に暴走し、瓦礫の山となった街の中で泣いていたところをUGNに保護されチルドレンとなった。
暴走の理由や家族の安否は不明。
保護された当時は発語も怪しく、物心ついていなかったため本当の名前および誕生日も分からない。
事故当時の状況から最悪の事態も予測されるため、その過去が本人に告げられることはなかった。
幸い不鮮明な出自にも腐ることなくUGNを家族として元気に育っている。

能力概要

影をもうひとつの自分の体のように自在に操作し、広範囲にわたった攻撃に利用できる。
その攻撃範囲は最小で宙を舞う虫から最大で｜街ひとつ《シーン/視界》まで及ぶ。
レネゲイドを操ることにかけては天賦の才を持つが、それだけに一度暴走し自我を失うと手が付けられない。

性格

好奇心旺盛なトラブルメーカー。気になることがあればどんなにヤバそうでも自分から突っ込んでいく。
任務の際は最短・最適と判断した行動を取るため現場に混乱をもたらすことも多く、協調性は皆無。
UGN育ちゆえの常識知らずで突拍子のない言動は潜入任務にも向くとは言えない。
また、影と情報を共有しており感情を読み取ることもできるが、肝心の人間の心が分からない。
様々な意味で問題児であり、コードネームは大いに皮肉を込めて｜“天災”《テンペスト》。

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