●ＰＣ①
　カヴァー／ワークス：ヤクザ／刑事or工作員
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　裏切っている者。
　鴻央会に所属する極道であり、所属する組はPC②と同じとなる。
　しかしその正体は、警察(特調)の命を受けた潜入捜査官である。

　※本来の直属の上司は「棟居誠司」（『上級』P.116）を予定しています。

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メイルと出会い、街の事を少し教えてもらった。
彼女との交流は僅かな期間のみだ。それでも守るべき一般人を失い、どうしようもなさが募った。
どうして自殺してしまったのか、それは彼女の知り合いさえも分からなかった。

紅者獲羅連合という半グレ集団が力をつけ始め、それを止めるべく物部組が動き出した。
その際、偶然にも氷室優枝と仙刈晩夏という協力者を得た。
カタギを巻き込むのは心苦しいが、力を借りれるのは助かる。
他の勢力との同盟もあり、紅者獲羅連合を倒すことができた。
その際、リーダーの荒井が何者かに撃たれそうになったところを、庇い助けた。
これから物部組は、より力をつけていくことだろう。

……もっとも、俺がここへいる理由は
いつしかバッドシティで起こる戦争のためだ。
棟居誠司の命で、俺はここにいる。ヤクザは、仮の姿。
いつバレれるかわからない、物部の親父に勘づかれているのは確かだ。

◇ロイス
・棟居 誠司 〇尽力／恐怖（昇華)
・四条 壱馬　〇親愛／不安
・泡島 メイル 〇執着/無関心(昇華)
・物部 夕郎 〇庇護/脅威(S指定)
・荒井 太郎 同情/〇隔意(昇華)
・氷室 優枝 庇護/〇悔悟(昇華)

「乱世・ヴァン・シーが釈放される」
棟居誠司から聞いていたが、まさかメイルの葬式で出会うとは思っていなかった。
彼には、あまり乱世にもどうやらやることがあるみたいだ。

仙刈比呂武。遺産を俺に渡してきた憧れの刑事。彼が死んだのは乱世の手による者。
前回の協力者、晩夏と氷室の父親だという。これは何かの偶然なのか、そうだとしたら出来過ぎている。

一方で物部の親父は、対立している風神組と話をしていたそうだ。
風神組とFHは、乱世を利用するために狙っている。そして、乱世は「比呂武を殺していない」と言っているのだ。
対立が入り乱れる中、真実を知る為にも乱世を確保するために、氷室達と共に再び協力することに。

聞いた話によれば、物部組の先代から比呂武を守るように言われていたらしい。
そして比呂武が死んだのは息子の晩夏を救う為に、自分の心臓を移植したからだというのだ。
比呂武を死に追いやったのは、風神組の不破だった。
もっとも、その不破もブラックスワンズの渡瀬の命があったからだが……。

渡瀬は逃げられ、風神組も実質解散に。
比呂武が狙われていた理由、ブラックスワンズの目的、俺が継いだ遺産、亡霊のように見えるメイル……。
まだまだ、謎が多い。俺は守りたいものを守れるのだろうか。
あの人の幻影がまだ見える、口だけが「守ってみせる」「守らねば」と無意識に出続ける。

◇ロイス
・棟居 誠司 〇尽力／恐怖（昇華)
・四条 壱馬　〇親愛／不安
・仙刈 比呂武 遺志 /〇悔悟(S指定)
・仙刈 晩夏　〇尽力/不安
・物部 夕郎 〇庇護/脅威
・渡瀬 武範 〇執着/脅威

物部組のシマにある風俗店「手管誘惑娘」、そこでのぞらという女を助けた。
「おまわりさん」なんて言われて、内心焦ったりはあったが……それ以外は特に何もなく
シマの見回りは終わった……そう思った矢先だった。

紀伊國が行方不明となり、彼を探しにDリゾートへ。
園内には誰もおらず、ワーディングを感知して警戒していたところで、遊びに来ていた氷室と晩夏の2人と俺達はまた会った。
上空を青い何かが飛んでいったと思ったら……マスコットのだにろぼが喋り始めた。

KIRIDANI博士に、喋るだにろぼたち、理解が追い付かない状況の中
それらを打破するために、遊園地で遊んで思い出の品を見つけ、そしてだにろぼを仲間に。
アトラクションを遊びつつ、カタログを見つつだにろぼたちを集めていった。
……一体俺は何を？しかしここに記しているのは事実だ。

のぞらはFHの実験体だった。境遇やメイルとの出会いから、日常を嫌悪していた。
彼女にとっては日常は嫌な物であり、非日常こそが彼女の心を救うものになっていた。
好きなだにろぼの妄想を具現化し、楽しい世界を作っていたのだ。
彼女を助けるためにも、だにろぼ含めて戦いを挑んで勝利し事件に幕を閉じた。

アトラクションを遊んだりもあって、俺達の仲は少し縮まった……気もする。
日常へ引き戻すのが警官の役目だ。
けれど、日常に不幸を抱えている者を日常に返すのは守っているといえるのか？
………きっと、警官として戻った時でも抱え続けるのだろう。
報告書を提出しよう、真面目に……どう書けばいいんだ？
これだけは確かだ。
FHの脅威は想像以上に大きいモノであり、ブラックスワンズと共に倒すべき存在だということは。

筋をしっかり通す物部の親父を見る度に思う、俺は彼に筋をしっかり通せるのだろうか。
今やっていることは、筋の通ったことではないだろう。


◇ロイス
・棟居 誠司 〇尽力／恐怖
・四条 壱馬　〇親愛／不安
・久方 のぞら 庇護 /〇悔悟(昇華)
・仙刈 晩夏　〇尽力/不安(昇華)
・物部 夕郎 〇尽力/脅威（S指定）
・氷室 優枝 〇有為/不安

Dリゾートの一件が落ち付いた後、判明したのは……
ここまで関わって来た相手、戦ってきた相手に"泡島メイル"がキーになっているということ。
ブラックスワンズ開催の薬物パーティーに参加していた、らしい。

今となっては死者となっているメイル。
彼女がどこへ繋がっているのだろうか……彼女を辿り、バッドシティを探索していく。
霧谷からの視線、いや監視が強い中……探索で繋がりと過去の事件が見えてきた。
7年前に起きた火災事故という名の戦争、物部組の先代である黒烏と仙刈比呂武との関わり。
リヴァイアサン、もとい霧谷もどうやら想像以上に事を知っているようだ。

薬物パーティの場所が判明し、潜入していくことになった。
……もっとも、その前に特調へこの事を報告済み。
時間次第で、警察もこのパーティへ突入していくのだろう。
俺の視点からすればFH/ブラックスワンズ、警察、そして自分たちの三つ巴になるのが見えている。
……慣れた、いや慣れてもやはり、心苦しい。

メイルの幻影が見える。
この幻影は自分の後悔や、自分の思うメイルが言いそうなことの妄想から来ているんだろう。
ただ、これは最後の砦の一つなのだろう。堕ちないための、自分の心の防壁なのかもしれない。

対峙していったのはFHの春日恭二と、ブラックスワンズの渡瀬武範。
渡瀬と決着がついたと思いきや……現れたのは赤渕深弦。
それだけじゃない、メイルと写真に写っていた鏡ヒスイ、UGN側であるはずの石津彰斗だった。
ヒスイを中心に、"青の絆"で繋がった者になっていたのだ。
倒したはずの渡瀬も"青の絆"で無理やりに復活を遂げた。
混戦する中で、棟居が率いる警察も突入してくる……
混沌とした中、立て直すために俺達はまずはこの場を脱出することを決めた。

力を尽くし、どうにかこの場を抜け出した。
仲間たちとも合流をし、これで全員――そう思った矢先だ。
外に出て見えた謎の大烏によって、落とされたのは……
物部組での要の一人である葦隈円山だった。もう助からないと、誰もが悟った。
あの人の死が受け入れられない中でも、警察を……棟居から振り切って行った。

随分とロックな、葬式の予定が立ってはいたが。
葦隈さんの仇の為にも、"青"との決着の為にも……力をつけねば。

……警察のやり方が、あの人のやり方に疑問を抱き始めた。
ここまで来て、親父にバレた時、親父になんて言われるのだろうか。
守るために、俺は……どこにいれば、いいのだろうか

◇ロイス
・棟居 誠司 〇尽力／恐怖（S指定）
・四条 壱馬　〇親愛／不安
・泡島 メイル 連帯感 /〇悔悟(昇華)
・仙刈 晩夏　〇尊敬/不安(昇華)
・物部 夕郎 〇尽力/脅威
・氷室 優枝 〇誠意/不安

◇ロイス
・棟居 誠司 〇尽力／恐怖
・四条 壱馬　〇親愛／不安
・石津 彰斗　親近感 /〇隔意
・物部 夕郎　〇尽力/脅威（※S指定：昇華）
・KIRITANI　尊敬/〇隔意（昇華）
・春日 恭二 〇信頼/憐憫（昇華）