容姿・経歴・その他メモ

一人称

俺

二人称

あんた、○○(苗字呼び捨て、対女性にはお嬢、や[苗字]ちゃん…など)

好きな物

秋刀魚の塩焼き(醤油と大根おろしは欠かせない)、酒(特に日本酒が好きだが普段は缶ビールを飲んでいる)

苦手な物

二日酔い、ホワイトハンド(＆医療関係者)、健康診断

趣味

大根おろしで猫ちゃんをつくること

近況

たまに、夢を見る。絃保の面倒を見ている途中で、特訓をサボって二人でお菓子を買って食べた時の夢を。

退廃的、そして傍観的な価値観と言動の多い男性。自身を茶化して「酒カスお兄さん」などと称す通り
適度に缶を開け、酒に酔いしれながら任務を行っている。業務態度は最悪にも等しいが、きちんと
仕事はこなして帰ってくるため、毎度不問にされているようだ。

過去

秋宮家は医療系企業を持つ家系であり、そこの長男として生まれた以上は医者として育てられていた。
年の離れた妹が病弱で家業を継げるわけもなく、自分とは真反対に蝶よ花よと育てられている。

そんな妹に対して嫉妬などは抱かなかった。むしろ自分が医者になることで、彼女を治せるなら。
自分の足で立って、歩くのにも困らなくなれば……息抜きで訪れたあの綺麗な花畑が見られるだろうに。
妹の部屋にある花瓶の花を替えるのは自分の役目だった。頼まれるわけでもなく、自分からやっていた。
今の自分にできることは、外にもろくに出られない妹を楽しませることだけだった。

ある時、花畑で摘んだ花を入れ替えている時だった。その花がある場所へと連れて行ってほしいと。
親にも長いこと頼んで、条件を呑んで許可を取って……妹に初めてあの花畑を見せようとした。

事故だった。窓側に座らせたのが運の尽きだったというのか。
妹は即死、気づけば乗っていたバスが意図せず圧縮されようとしていた。
即死の隣にいた自分も無事では済まない。そのまま自分も意識を失った。


起きて、医者から聞いたのは……バスと一般車の普通の衝突事故、バスの崩壊は
自分のシンドロームが起因しているそうだ。バロールとソラリス。
エージェントの人から説明を受けて、より一層絶望した。
もしもっと早くこれに目覚めていれば。妹を治療できたし、事故だって止められたのではないか。
死なないのなら、庇うことだって、死んでしまいそうなら、治してしまうことだってできたじゃないか。

現在

今は立派な酒カスと化している。持ち前のシンドロームを悪用しては元気に隠密しながら任務をこなしている。
医者は目指していない。腕は確かだっただろうが、治すべき人がいなくなったのなら目指す道理もなし。
親には失踪したと扱われているし、UGNに入る条件として自分の在籍を誤魔化すことを依頼した。

月一の健康診断をもう数年も受けていない。そのせいか医療班にも追い回されることとなった。
ジャームより恐れるものは、世界から酒が消えてしまう事。
ソラリスシンドロームでアルコールくらい製造はできるが、飲むことに醍醐味を感じている。

秋宮花の懐古と懺悔

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