老人のような口調で喋る少女…ではなく、少女のような老人。御年110歳。
古本屋「柳屋古書店」の店主をしている。一般客からは店主の娘か孫くらいに思われているが。
永い時間をただ生きることに退屈しており、暇を潰すために店の経営やUGNの支部長業務をしているようだ。

飄々として掴みどころがなく、落ち着いた性格。「年季が入っている」と形容するのが適切か。
どんな事態に陥ってもゆったりとした態度を取るが、その裏では抜け目なく目を動かし、頭を働かせて対応する。
その判断には、膨大な知識と経験に裏打ちされた説得力を伴う。

能力によりあらゆる知識を得ることができるが、それよりも普通の本を読んだり誰かの話を聞く方が好き。
「主観」が入っているほうが話に没入できて面白い、とは本人の談。
翻って、話や読書、思考に集中できないような忙しない空気や喧噪が苦手。
また、普段使いしないためスマートフォンやパソコンといった現代機器を扱うことも不得手。あと猫舌。

極めて稀なレネゲイドウイルス「古代種(エンシェントレネゲイド)」に感染したEXレネゲイド。
地球の記憶を内包しており、ありとあらゆる情報にアクセスできる。
単純に情報戦において優位に立てる他、得た知識を上手く使えば、因果律の操作すら可能とする。
他のEXレネゲイド同様、適合者以外はその力を扱うことすらできない。

副次効果として、適合者には膨大な情報量を読破できるだけの永い時間が与えられる。
適合者の外見は感染した瞬間で固定され、寿命での死も訪れない。
それを「恩恵」と受け取るか「代償」と受け取るかは判断が分かれる所である。

また、あくまでこの本が与えるのは知識のみであり、それを扱う能力は適合者本人のものに依存する。
そして知識とは、過去の記録である。過去から未来を予測することはできても、未来を直接知ることはできない。

雨にも負けず風にも負けず　　調達にも突然のミドル判定にも負けぬ
豊富な財産点を持ち　　　　　重圧対策は成長するまでなく
適宜GMに質問して叡智RPをし　　　何時も脳死でオート支援ぶっぱしてゐる　　　　

西に命中が不安なPCあれば　　行って《援護の風》《ウィンドブレス》してやり
東に火力を出したいPCあれば　行って《力の法則》で火力を盛り
南に死にそうなPCあれば　　　行ってカバーリングしロイスを守り
北に判定失敗に泣くPCあれば　《妖精の手》で無理矢理成功にしてやり

ミドルは《援護の風》《ウィンドブレス》で全てを解決し
クライマックスは《限界突破》で《力の法則》を2回撃って合計10Dのダメージを出し
皆からロリババアと呼ばれ　　主人公にはなれず裏方に徹する
そういう支部長に
わたしはなりたい

・《領域の盾》《領域の守護者》:ロイスコントロール。パーティ全体のジャーム化リスクを下げる。必要経験点15～40
・《リセット》:オート支援の敵、重圧の対策。本来なら《デジャビュ》より優先度が高い。必要経験点15
・《妖精の輪》:最終的な達成値が凄いことになるが、侵蝕率上昇も凄い。必要経験点15
・「メモリー」:保険。調子に乗ってオート支援をバンバン撃つと死ぬので。必要経験点15
・《エンジェルヴォイス》:一応メジャー支援もできる。C値が下がるのは《妖精の手》と相性が良かったりする。必要経験点15
・《リザレクション》:実質《奇跡の雫》みたいな所ある。必要経験点15
・《子羊の歌》…カバーリングと合わせれば2人分のロイスを一気に守れる。必要経験点15