容姿・経歴・その他メモ

理性的で献身的な性格の10代。
一人称は「僕」だが、性の区別に意味はないと考えているため、性別は不詳。
（自分ひとりの時の一人称は「私」。）

由緒ただしき「魔術師」の家系に生まれる。
母親は生まれついて死別。父親は厳格だが、優しく愛情を持って育ててくれた。
しかし父親はよく家を空けていた。「重大なお仕事」と言い、詳しくは教えてくれなかった。
「僕に何かあったら、この箱を持って家を出なさい」とよく言った。
「その箱に加えて、この名刺を渡そう。僕が帰ってこなかったら、この人のところに行くんだよ」

ある日を境に父は帰ってこなかった。

私は秘密が知りたい。
父はどんなものと戦っていたのか。
なんのために。
魔術師とよなれる自分に、本当はどんな力が眠っているのか。

訪れたのは、大きな建物の長い階段を下った先にある、およそ人がいるとは思えない「図書館」。
本棚の奥に座っていたのは、…脱力した格好で本から目を離さない女性。
緊張し立ちすくむ私をよそに、彼女は無気力そうに挨拶してくれるのだった。

この日から、私は彼女の「弟子」になった。

セッション履歴