容姿・経歴・その他メモ

レネゲイド災害緊急対応班、マルコ隊の若き新米隊長。
本人に単独戦闘力は全く無く、両手から発する電撃によって味方を賦活・強化して戦闘を行う。
その強化幅は対象を別人に変えてしまうほどだと言われ、CNと相まって強化された側から「先ほどまでの自分は死んでいた」「生き返ったようだ」と評される事もある。


半年ほど前に前任の隊長が退任する際、後任人事は難航した。
誰しもが第一候補と推していたベテランエージェントが負傷し、その能力に陰りが見えたのだ。
ならばと自薦を始めた『鬼切りの小太刀』適合者は、戦闘能力は十二分ながらR災害対応経験が少なく増長しやすい性格で班員からの信頼が十分とは言えず。さりとて第一候補はいつ復帰できるか未定で、復帰したとしてもその実力が危ぶまれる。
椅子を空けておくわけにはいかない、どちらを隊長にしても不安は残る。
人格と信頼か。それとも絶対的な戦闘能力か。
その状況下でテレーズ・ブルムが下した決断が、当時はまだ救命救急と対災害救助をメインに担当していた林紅花の抜擢だった。
「班の誰であっても隊長級にできるなら、彼女でも不足はないでしょう」
半年が経ってなお疑問を呈する者が絶えぬ、"戦えない隊長"の誕生だった。

元々はマレーシア在住。中華系マレー人。
一応の身分は看護学生ということになっており、マレーシアにいる母親には国境なき医師団の下部組織で研修していると説明している。

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