FHセルにて保護された遺産継承者の少年です。
彼が所有していた遺産は高濃度のレネゲイドに汚染されており、本来の聖剣よりも適合者のジャーム化を加速させる物です。
その為、適合者である久遠以外のオーヴァードが触れる事は非常に危険であり、現状では彼が遺産継承者兼聖剣の封印器具として取り扱われています。

オーヴァードとしての能力に不足はありませんが、対白兵能力やレネゲイド行使には同レベルのオーヴァードと比べて若干劣っている様が見られます。彼の能力と素質は、聖剣の適合者である事と、聖剣を世に流出させない事そのものにあります。
UGNには相応の信頼感を持っている様に見受けられますが、ジャームに対して何処か融和的な一面が見られます。
必要に応じてメンタルケアと精神安定剤の投与を行って下さい。

・コミュニケーション能力：可/任務に必要なコミュニケーションは行います。しかし聖剣の性質上、深く他者と関わろうとしません。ジャームへの融和性は『聖剣の力で汚染されない(既にレネゲイド侵蝕が進んでいる)』相手だからという可能性があります。

・身体能力：良/オーヴァードとして任務に耐え得る肉体能力を保持しています。

・精神状態：可/若干精神状態に不安定な様子が見受けられますが、聖剣の暴走を防ぐ為に精神安定剤等を服用しています。

大分類：聖剣の王者
中分類：禍津日神(マガツヒノカミ)

適合者がその聖剣を振るう度にレネゲイドを活性化させ、強大な力を与える代わりに侵蝕率を上昇させる刀です。
遺産を所有していたFHにより命名された、とされていますがセル壊滅時に聖剣に関する資料が焼失した為、詳細は不明です。
壊滅したFHセルは神城グループの一部派閥と協力関係にあったとされていますが、此方も詳細不明の為現在調査中です。