実験の結果、髪と肌のメラニン色素が少なくなっているため、白髪で肌も白く美しい。
ただし、髪色はレネゲイドウィルスの影響が普通の白髪ではなく、青みがかった銀や薄い紫のような色合いの部分も存在している。
不幸中の幸いで眼は無事であった。そのため、弱視になってはいないが、変色して金色になっている。

メラニン色素の影響で日差しには弱く、日焼け止めが必需品となっている。ただ、オーヴァードであるため直接、日差しを浴びてもアルビノのように命の危険にはつながらない。

背は高い方ではない。

・名前の由来
　神城グループにいた時はそもそも名前がなく、番号で呼ばれていた。そのため、美澄は自分で名前を考えることにした。
　苗字は何となく実験体時代の自分に採番された番号をそのまま使用した。

　名前は親が子にする最初の贈り物。どうなった欲しいか願いを込めると聞いた美澄は自分の血がいつか清らかに澄んで映しくなってほしいと思い、自分の名前を"二十九 美澄"とした。
　本人としては幸子か美澄で悩んでいた。子は一と了で別れており、生まれてから死ぬまで、その名前のように過ごして欲しいという願いが込められる。そう生まれてから死ぬまで幸せであるようにと幸子と考えていたが、そもそも美澄自身生まれてから結構、経っているので噓になってしまうため、美澄の方にした。
　本人曰く、字画は知らんとのこと。

・コンボ関連
　- 貴方だけを殺す毒 - Raison D'être -　＜レゾンデートル＞
　　美澄の存在理由（レゾンデートル）は決戦兵器としての役割、それは自らの血の毒で敵を殺すこと。故に貴方だけを殺す毒

- 生命の賛歌- Malignant Gift Necrosis -　<マリグナント・ギフト・ネクローシス>
　　Giftは英語で"贈り物"であり、ドイツ語で"毒"を意味する。
　　Malignantは極めて有害なという意味がある。
　　Necrosis 機械的傷害や化学剤、病原体等の内部または外部のストレスに起因する「制御されない細胞死（壊死）」
　　有害な毒で血を浴びた者たちの細胞を壊死させていく。それがレネゲイドウィルスに汚染された細胞であっても。　　

　　美澄が実験中の事故で暴走した際の研究者たち、他の被験者たちが一斉に悲鳴を上げた。
　　その時のまるで生命の歌のようだと美澄は感じた。

　- 枯れ落ちて死ね - Agape -　＜アガペー＞
　　美澄を傷つけた際に毒性の返り血を全身に浴びることになる。その血の温もりはAgape (無償の愛)と言えなくもない。
　　この能力は一度に使う血液量が多いため、日に一度くらいしか使えないし、滅多なことでは使われない。