銀翼の翼がついてる。燃えてる。

ライアンズセキュリティが全面スポンサーにつく英雄機構その3代目！
トップヒーロージークヴァルトの遺志とレネゲイドを引き継ぎ正義の炎を燃やす！

人によって態度を全く変えないある意味人間らしさのない人物。誰に対しても敬語。ただし、ジャームに対してだけ荒々しくなる。
民衆を守るという意思が強く、そのために我が身を顧みないこともしばしば。その度に体の修理をする羽目になるメンテナンス係からは苦情を呈されている。とっつきにくいが、悪いやつではないので仲良くしてあげよう。
好きな食べ物は焼いた果物　特にりんご

ライアンズセキュリティは、鈴木ライアンを代表とするセキュリティ・警備会社。監視カメラや防犯システムの開発や設備のほか、警備員サービスやボディガードなど、安全に関する事業を手広くやっている。最近はヒーロー活動にも手を広げたようだ。
その技術は評価されているものの、安全のためにプライバシーを軽視するきらいがあり、ごくたまに不協を買うこともある。

「皆さま、UGNの未来を担うリーダーの方々にお話できることを、大変光栄に思います。

我々ライアンズセキュリティは、長年にわたりこう願ってきました。力なき市民に、真の安心と守護を提供する社会を実現したい！ そして、あらゆる脅威を根本から排除し、完璧な秩序を築きたいと！
その願いのもと、我々は警備システム、防犯技術、ヒーロー用装備の開発に邁進し、治安維持のための最前線を支えてきました。

しかし――現状には満足していません。

なぜなら、ジャーム犯罪が増加の一途を辿るこの世の中において、従来の『予防』だけではもはや対応しきれないからです！今こそ新たなアプローチが必要です。そして、その鍵となるのが**『英雄機構』プロジェクト**です。

このプロジェクトでは、我々が誇る最先端技術を駆使し、RB（レネゲイドビーイング）を中核に据えたヒーローを生み出します。もちろん、これまでの技術革新も活かされます。UGNの皆さまもご存じの通り、我々はヒーロー用装備や戦闘支援システムにおいて業界トップクラスの評価をいただいております。それをこのプロジェクトに惜しみなく投入しました。

ですが、本当に革新的なポイントはそこではありません。どれほど優れたRBであっても、現行の仕組みではいずれ『限界』が訪れます。殉職や経年劣化――避けられない未来です。その結果、どれだけ市民がヒーローを頼り、信じても、その希望が失われる危険性は残ります。

私たちが目指すのは、そうした脆弱性を完全に排除した**『進化し続けるヒーロー』**です！

『英雄機構』とは、ただヒーローを作り出すだけのシステムではありません。
このプロジェクトは、倒れたRBの経験や学習データを完全に次世代へと継承し、失敗を糧にさらなる進化を遂げる――そう、文字通り”不滅”の英雄を生み出すのです。

この仕組みを導入することで、どんな困難な状況でも、ヒーローは必ず立ち上がり、成長し、脅威を凌駕し続けます。これこそが『絶対的な安全』の象徴であり、UGNの活動方針とも完全に一致するはずです。

滅びない英雄。それが英雄機構です。
UGNの皆さま、ぜひこの革命的なプロジェクトにご注目いただき、ご一考いただければ幸いです。

もちろん、詳細についてはお時間をいただければ、個別にお伝えいたします。UGNとライアンズセキュリティが協力することで、真に平和な未来を築く――その第一歩を共に踏み出しましょう！

決断を心よりお待ちしております。」

表向きは、先代の技術と意志、レネゲイドウイルスを引き継ぐ継承型ヒーローとなっている。
しかし、本来は特殊なRBとライアンズセキュリティを、組み合わせることによって成立している無限コンテニューヒーローである。
RB『不死鳥の卵』
このRBが戦闘で死ぬと、体が灰となり、ライアンズセキュリティ社が保有する「卵の殻」へと戻る。卵の状態であって一定時間経つと、新しい体として復活する。しかし、この度に記憶や人格はリセットされる。
この再生能力に目をつけたライアンズ社は、この効果を最大限活用するため、RBの戦闘データや経験を保存・解析し、外付けの記憶端末通して、次世代のRBへと転送する技術を開発した。
これにより、倒されても次により強く復活する効率的な継続戦闘システム、「絶対的な安全」を実現している。