陽気な性格だがポンコツ。
ちっちゃいころにEXレネゲイドのクワガタとなかよくなった。そこでオーヴァードに覚醒した。竹馬の友＋声なき声で虫と意思疎通できるよ。クワガタのことはPC以外の人には話していない。
学校では係で面倒ごと押し付けられてしまう。

一人称：「俺」
二人称：「お前」

　たしか小学生になったばかりのころ、虫を捕りに林に入った。だけど、迷子になってしまった。不安で半泣きになりながら歩き回っていると、林の中に空き缶が落ちていた。だが、それはがたがたと音を立てていた。恐る恐る見てみると、一匹のオオクワガタがアゴを引っかけていただけだった。だが、近づいても逃げなかった。どうやら抜けないらしい。可哀そうに思って傷つけないようにぬいてあげると、嬉しそうに俺の手の甲に止まった。するとなんだか暖かく心地よいものが手から流れてくる気がした。その後、クワガタが少し飛んで、木にとまった。まるでついて来いと言っているようだった。いや、本当にそう伝えていた。木にとまってはこっちを誘導するように移動していると、俺は家族のもとまでたどり着くことが出来た。
　また、林にいけば、あのクワガタと出会うことが出来た。しばらくすれば、こっちから呼び出すことができるようにもなった。そうなってきたころ、クワガンと名前を付けた。気に入ったようにアゴを振り上げていた。あと、どうやら特殊なクワガタのようで秋になっても冬になっても出会えた。