茶髪。もみあげピアスのイケメン。

　私立風雪学院高校に通う高校生。
　FHセル"軍勢にして一柱"（レギオン）の清浄なる右脳（ブレイン・ピュアリティー）、春夏秋冬 小夜の息子とされている。
　極限まで高められた無面目の力により、一般人と変わりなく過ごすことが可能。

　マザーによるマザーのための理想を実現するために邁進する少年。全てはマザーのために。
　オーヴァードではなく通常の人間として扱われているため、セル内ではコードネームはなくセル内では清浄なる右脳の息子、もしくはもみあげピアスと呼称されている。
　母から与えられているコードネームは"使い捨ての処刑道具（ディスポーザル・ギロチン）"。母からは道具として扱われているが、道具として必要とされることは"嬉しい"ことである。
　オーヴァードであることを隠しながら息吹市の情報をマザーに送っている。その理由は本人は分かっていない。
　UGN・警察からはAWFでありながら記憶処理が上手くなされないため、協力者として扱っている。本人も持ち前の頭脳で探偵のような真似事をして両者から信頼を勝ち取っている。
　必要に応じてExecutionメモリを使用して戦う。元の自らのシンドロームも相まって適合率はすごぶる高い。

　Executionメモリ。
　処刑の記憶。断頭台によって殺された人々の怨念、断頭台にかけられた罪人に向けられた怨嗟の言葉が形となったメモリ。
　大抵のものはその記憶に脳が焼かれて、おかしくなるが運命は平然としている。ただし、身体的には相当無理をしているため、戦闘を行えばジャーム化する可能性が非常に高い。

近づいて首を両断する。