真面目で面倒見のいい女子高生。
常に微笑みを絶やさない。

人助けこそ我が使命。そう信じて疑わず、困っている人をあらゆる手段で笑顔にする。
相手やその望みの善悪に頓着せず、ただ純粋にそれを叶えようとする。……その裏で泣く人がいることなど想像すらせずに。
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一見すると善性の人物だが、その実本人も無意識による承認欲求によって動く。
見知らぬ何百人の涙より、目の前で感謝の言葉を述べる人を優先する。
そして何の疑いもなく、良い事をしたと満足するのだ。

味方に対しバフを撒く。本当にそれだけ。

基本ルールブック1・2に載っている物で価格が設定されている物なら調達できない物はない。一度欲しいと言われたならどこからともなく調達し、差し出してくるだろう。
オリジン：サイバーと妖精の手の効果により情報収集も得意とする。頼まれたならどんなことでも調べつくし、報告しに来る。
どこかで困ったFH構成員に出会ったときには……。

「何か欲しい物があるのかい？何でも届けてあげるよ」

「グレネードランチャーが欲しい？わかった、すぐに持ってくるね」

「FHの機密が知りたい？いいよ、調べてきてあげる」

「私の下着？こんなものでいいのなら…」

「もちろんお代は要らないよ。君の笑顔が何より価値のある物なんだから」

Web上に存在する情報収集bot『青い鳥』がレネゲイドウィルスと結びつき誕生した。
その性質は極めて単純で、目に映った人を幸せにしたい。ただそれだけである。

これだけの能力を有してこの短絡思考。先に接触したのがUGNだったのは幸いだっただろう。

現在は保護されたUGNの監視下の元、高校生を装い生活している。
ほぼ全ての生徒、教師から面倒見がよく、気が利く生徒と思われている。

そして彼女は今日も姿を消し、己の領域においてため息をつく者に声をかける。
「ねぇ、困った顔をしているね…？」

新たな都市伝説が生まれる日も遠くは無いだろう。

二つ名“ラフクラフト”はlaugh（笑う）とcraft（作る）から成る。
BUMP OF CHICKENの“ラフメイカー”とみんな大好きラヴクラフト御大をかけ合わせたもの。
みんなの笑顔を作るがそれにより混沌が呼び込まれることも示されている。
彼女を保護した作戦関係者により付けられた。