容姿

紫色のロングヘアが特徴的で、すれ違う人が振り向くような端麗な容姿。
両親の良いところをそれぞれ引き継いだような見た目。
キュマイラやブラム＝ストーカーの特徴は体にはあまり現れていない。
しかし、口を開くと特徴的な八重歯があるのと、尾てい骨が少し大きく、爪が伸びやすい上に鋭い。

経歴

UGN幹部同士の結婚で”キュマイラのピュアブリード”として生まれ、UGN内で英才教育を施された。
しかし、幼い頃に訓練中の事故で多量出血によって死亡。
その際に奇跡的に”キュマイラとブラム＝ストーカーのクロスブリード”として蘇生。
両親のシンドロームをどちらも引き継ぐ形で蘇生し、オーヴァードとしての在り方、レネゲイドウィルスという存在について幼く拙いながらも論文を書き始めるようになる。
そうして幼少期、思春期を経て成人することでUGNエージェントとなり、トントン拍子に出世。
若くしてE市のUGN支部長へと上り詰めたが、24歳の頃にジャームによるテロ活動で支部ごとグチャグチャに破壊され、2度目の死を迎える。
しかし、その当時に抱いていた思想への執念によって死の淵から2度目の覚醒を果たす。
”キュマイラとブラム＝ストーカーとエグザイルのトライブリード”として更なる進化を遂げ、それまでに疑問交じりに抱えていた思想に確信を持つ。
その後、UGN内で自身の思想を唱えながらも支部を再建、拡大し現在に至る。

思想と目的

「オーヴァードとは人間の進化にあり、オーヴァードは新人類であり、非オーヴァードは旧人類、淘汰されるべき化石」。
レネゲイドウィルスによって2度も死の淵から生還したことから、オーヴァードという存在への神格化へ至る。
ジャーム、FHエージェントと言った存在が生まれるのは旧人類が我が物顔で世界を私物化し、オーヴァードのような進化の途上にある者たちを排除しているから。
自身の死からそうした思想を抱くようになった彼女は、UGNの拡大と同時に自身の手勢を増やし、いずれはオーヴァードのみの世界を作り出し、旧人類（一般人）たちの淘汰を行わんとしている。
現在はE市のUGN支部長として、実権を握るための準備段階をしている。

心変わり

そんな響子だったが、ある事件を経たことを機に上記の思想と決別。
今は人類を守るために、自分の死を乗り越えるために、UGNとして非オーヴァードを守るために戦う道を選んだ。

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