ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

シグルド・ミュルダール - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“シルバー”シグルド・ミュルダール

プレイヤー:最上

年齢
17
性別
星座
天秤座
身長
185
体重
65
血液型
O型
ワークス
CoMPASSエージェントC
カヴァー
CoMPASSエージェント
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ノイマン
ハヌマーン
HP最大値
27
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+115
未使用
30
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 【データ削除済】
天涯孤独
経験 【データ削除済】
消せない傷
邂逅 【データ削除済】
親友/レック・ファンナルソン
覚醒 侵蝕値
無知 15
衝動 侵蝕値
憎悪 18
侵蝕率基本値33

能力値

肉体1 感覚1 精神5 社会2
シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム3+1 シンドローム1+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵+2=2 射撃+2=2 RC+2=4 交渉+2=2
回避+2=2 知覚+2=2 意志+2=3 調達+2=2
知識:レネゲイド+2=4 情報:UGN+2=3
迷宮探索+4=4

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 迷宮の覚醒者(クヴァシル) ●解説  あなたが三日月の杯を分離した元契約者であることを表すDロイス。  遺産の支配から脱したあなたは、三日月の杯によって拡張された脳の神経回路を自らの意志で使うことができる。それは正真正銘あなた自身の力となったのだ。  この力が発動するとき、あなたの瞳は虹色の星々のような輝きを宿す。  ●効果  このDロイスはノイマンのシンドロームを持つキャラクターしか取得できない。  あなたには迷宮探索の才がある。あなたがその力を最大限に発揮するとき、他を寄せ付けない圧倒的な速度での思考が可能になる。  あなたは《加速する思考》のエフェクトを1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、通常のルールにしたがってこのエフェクトを成長させることもできる。《加速する思考》はノイマンのエフェクトとして扱う。
レック・ファンナルソン 幸福感 悔悟 「僕の親友だ。今も昔も、変わらず」
フェオ 幸福感 悔悟 「共に冒険に行こう」
仲間たち 連帯感 恐怖
バルドル 有為 敵愾心
親友 幸福感 恐怖
ユグドラシル 有為 脅威

メモリー

関係名前感情
追憶 かつての冒険譚 懐旧 親友との掛け替えのない日々。遠い追憶。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
加速する思考 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1D10-LV Dロイス
そのメインプロセスでは、あなたはメジャーアクションを2回行なえる。判定が発生する場合それぞれ別途に処理し、そのメインプロセス中に必ず1回以上の迷宮探索判定を行うこと。そのメジャーアクションで行なう迷宮探索判定では戦闘中に使用できないノイマンのエフェクトを使用することができ、ノイマンのイージーエフェクトを組み合わせて使用してもよい。このエフェクトは1ラウンドに1回まで使用できる
サイレンの魔女 5 メジャーアクション 〈RC〉 対決 シーン(選択) 視界 5
攻撃力+[LV*3]の射撃攻撃を行う。装甲無視。《コンセントレイト》組み合わせ不可
援護の風 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 2
判定直前。D+LV。1ラウンド1回
ウィンドブレス 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 2 リミット
《援護の風》使用直前。判定達成値+[LV*3]
スキルフォーカス 3 メジャーアクション 〈迷宮探索〉 2
判定達成値+[LV*2]
虚構のナイフ 3 メジャーアクション 【精神】 対決 3
攻撃力+[LV*3]
マシラのごとく 3 メジャーアクション シンドローム 対決 単体 5 80%
攻撃力+LV*10 D-5 1シナ1回
ラストアクション 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 5 100%
戦闘不能になった瞬間に使用。メインプロセスを行う。行動済でも行え、行っても行動済にならない。1シナ1回
構造看破 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
人工的な機械や建造物などの構造を見た瞬間によって解析できる。これによって精密機器を分解復元したり、未知の構造物内の大体の図面を書き起こしたりすることができる。〈知識〉
暗号解読 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
超絶的な言語センスがあり、どのような暗号や未知の言語であろうとも解読できる。また、巧妙に隠された情報や暗号を見逃すことがない。〈知識〉
蝙蝠の耳 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
周囲の音の波をコントロールし、聴覚領域を拡大する。あらゆる音を聞き分け、10km以上離れた場所で落ちた針の音を聞くことができ、超音波や超低周波、地球の自転の音さえも聞くことができる。〈知覚〉

コンボ

Seiðr-ᛚ

組み合わせ
ラストアクション
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
5
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

Seiðr-ᚾ

組み合わせ
加速する思考
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
1d10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

Seiðr-ᛏ

組み合わせ
サイレンの魔女援護の風ウィンドブレス虚構のナイフ
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
シーン(選択)
射程
視界
侵蝕値
12
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5
10
4+9
15+9
100%以上
5+1
10
4+12
18+12

SILVER BULLET

組み合わせ
サイレンの魔女援護の風ウィンドブレス虚構のナイフマシラのごとく
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
17
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5+5
10
4+9
15+9+30
100%以上
5+6
10
4+12
18+12+40

Seiðr-ᛉ

組み合わせ
スキルフォーカス
タイミング
メジャーアクション
技能
迷宮探索
難易度
対象
射程
侵蝕値
2
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
5
10
4+6
100%以上
5
10
4+8

Seiðr-ᚷ

組み合わせ
援護の風ウィンドブレス
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

100未満:D+5,達成値+9
100以上:D+6,達成値+12

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
技能:迷宮探索 4 上の技能修正でうまく反映できなかったのでこっちで
多機能通信端末 任務に必要な様々な機能を備えたCoMPASS専用の携帯型通信端末。
専用のチップを使用することで、高度に暗号化したデータを読み込み・書き出しすることができる。
記録用のカメラはモードを切り替えれば遺産のレネゲイドを計測するスキャナーになり、変動や周囲のレネゲイドとの干渉もリアルタイムで計測できる。
拠点間ゲート バロールシンドロームやオルクスシンドロームの能力を活用して開発された、離れた地点の空間を繋ぐ門。各国の主要なUGN支部や重要な拠点などに設置されており、任務の特性上世界各地に急行する必要のあるCoMPASSは事前の申請無くこれらを使用することが認められている。
モデルチルドレン 5 エンブレム/一般 判定の達成値+2。判定に失敗した場合、ミドルフェイズの間はこの効果は失われる。(チャパレの都合上技能のところに反映しています)

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 0 191 9 15 215 30/245
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

基本情報

名前:シグルド・ミュルダール
CN:シルバー
年齢:17
性別:男

《外見》
身 長:185
体 型:細身
瞳の色:アレキサンドライト
眼の形:二重
髪の色:シルバー
髪 型:癖毛、清潔に見える
肌の色:やや不健康
服 装:CoMPASS隊服
その他:首筋に三日月の痣がある

《内面》
性 格:努力家、どこか一線を引いた
一人称:僕
二人称:○○君
好きな事、もの:何も書いていないノート、古い地図
嫌いな事、もの:喪失

来歴

《幼少期Ⅰ》
気付いた時には北欧の片田舎にあるUGNの養護施設で年下の子どもからおやつのチョコチップクッキーをせがまれ、差し出していた。確かな記憶はあまりなく、曖昧な意識のまま、よく施設の外へ出ては冒険とも呼べないような探索を繰り返していた。同年代の子どもよりも少しばかり頭が回ったため、周囲に外の世界に興味をもつような子どもがいないことも、自分が周囲とはずれていることも分かっていた。周囲と仲が悪かったわけではない。寧ろ、頼られていたし、よくしてもらっていたと思う。けれど、望んでもいないことに付き合わせるわけにはいかない。だからたった一人で自由時間さえあれば外に出て、自分だけの地図を作って遊んでいた。仲間がいないことの寂寥に目を瞑っては、頭の中に冒険譚を描き、地図に起していった。

《幼少期Ⅱ》
ある日、いつものように出掛けた先、誰もいないだろうと思っていた木の上でとある人物と出会う。驚愕に滑り落ちて見上げた先には、オーヴァードの少年―――レック・ファンナルソンが心配そうに手を差し伸べていた。聞けばレックもUGNチルドレンであり、自分のいる施設から更にもうひとつ森を抜けた場所にある別棟で暮らしているという。初めて出会った外に興味があるという存在。あまりの嬉しさに自分の地図やら周囲の地形やらについて興奮気味に語り、あ、気付いた時にはもう後の祭り。冷や汗をかきながら引かれたかと其方を見やれば、笑顔で続きを促すレックの姿。―――初めて仲間ができた瞬間だった。

《幼少期Ⅲ》
レックは掛け替えのない親友となった。毎日のように冒険へ出掛け、地図を埋めては「いつか一緒にとびきりの冒険をしよう」と指切りをした。だが、その暖かな日々は長くは続かなかった―――いつものように集合場所へと向かった先、目に飛び込んできたのは職員に取り囲まれるレックの姿。彼は悪くない、自分がやったのだと間に入ろうとしたが―――そこから先は記憶がない。そしてその翌日、強制的に養護施設から追い出され、荷物をまとめる暇もなく窓一つない別の施設へと送られた。
―――ぼくの所為だ。ぼくが、奪ったんだ。
太陽の温もりも、月の冷たさすら届かない、コンクリートに囲まれた個室で、ただ、親友だった少年との約束だけが、心を苛んだ。

《少年期》
次の施設でのことは、あまり思い出せない。強くならなければ、いけなかった。

《青年期》
チルドレンの教育課程終了後、遺産管理局で任務にあたっていた彼に自身宛の暗号文が届く。一人で来いとの指示通り一人で向かった先には、”迷宮”の姿。不審に思いながらも、仲間を巻き込むわけにはいかない―――一人で中に入れば広大な迷路の中に即死トラップ、多数のエネミー。幾度か再生を繰り返しながら辿り着いた最奥には、三日月形の結晶体がひとつ。レネゲイドクリスタルの一種だろうか、差出人は何処に、と首を傾げたところで―――結晶から、目が離せなくなった。一歩ずつ、近付く。手を伸ばす。呼ばれている気がした。君が呼んでいるのか?―――指先が触れたところで、視界は暗転した。
目を開ける。やけに視界がクリアなことに気付き、ふと顔を上げる。視界がクリアなのではない。視覚、聴覚、嗅覚―――五感で感じられる情報を纏め上げる神経回路。ノイマンシンドロームに覚醒した者のみに発現するそれが、異常に活性化しているのを感じる。端的に言えば、物凄く頭が回る。君の力なのか、と、熱を持つ心臓部を握り締めた。
帰り道は、まっすぐ帰った。ほんとうに、彼にとって、その迷宮は、まっすぐだったのだ。

”失くしもの”

施設を出る際に、レックと共に作った冒険の記録のノートを置いてきてしまった。他人から見れば、ただの子どもの落書き帳だ。届けてくれるほどの親しい友人はいないし、頼む勇気もない。きっともう、処分されているだろう。

三日月の契約者”ミーミスブルン”

●解説
 あなたが迷宮に封じられていた三日月形のレネゲイドクリスタルの適合者であり契約者であることを表すDロイス。
 現在あなたの身体に宿っているレネゲイドクリスタルは一般的に知られているものではなく、遺跡の中で厳重に保管されていた古代の遺産である。石はあなたを選び、あなたの身体に物理的に埋まっているのではなくまるで溶け込むように融合している。
 それがいったいどのようなものなのか詳しいことはあなたにもわからないが、ただひとつ確かなことは、あなたが迷宮に挑むときその石は最も力を発揮するということだ。命懸けの冒険を前にしたとき、あなたの思考は否応なく最大限まで加速する。人間の頭脳の限界を超えてでも、迷宮の向こう側へとあなたを誘うのだ。
 この石の力が発動するとき、あなたの瞳は赤い輝きを帯びる。どちらの目が赤く染まるのかは、自由に決定すること。また、この石を宿した者は身体のどこかに三日月形の痣が浮かび上がる。あなたがその痣を他人に見せるかは自由だが、見たからといってその意味を知る者はほとんどいないだろう。
●効果
 このDロイスはノイマンのシンドロームを持つキャラクターしか取得できない。
 あなたに宿る遺産は、あなたが本来持っていた迷宮探索の才を限界を超えて引き出す。
 あなたは《加速される思考》のエフェクトを1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。《加速される思考》はノイマンのエフェクトとして扱う。

履歴

◆トレーラー

 
誰にでも、大切なたからものがある
友、夢、使命、日常、愛、平穏、思い出、約束――

たとえ今は、手の届かない場所にあるとしても
たとえそれが、命懸けの道程になるとしても

見つけ出すために
掴み取るために
今、旅立つ者がいる

ダブルクロス The 3rd Edition キャンペーン
『アクセル・エッダ』

さあ、冒険の始まりだ

◆ハンドアウト

あなたたちはUGN遺産管理局の特殊部隊“CoMPASS(コンパス)”に所属している。

▼PC1:解放者-solver-
 あなたはチルドレン出身のUGNエージェントだ。幼い頃から優秀なオーヴァードだったあなたは、“迷宮”と呼ばれる遺跡を踏破した実績が認められ、CoMPASSに所属することとなった。チームでは一番の新人である。
 《制限》
 ・年齢が10代後半~20代前半であること
 ・シンドロームにノイマンを含むこと
 《技能補正》
 ワークスで取得する〈迷宮探索〉のレベルを2に変更する

◆UGN遺産管理局特殊部隊“CoMPASS(コンパス)”

 UGN本部直轄の特別支部の一つである遺産管理局に属する実働部隊。遺産の保護や調査解析などを行っている。
 同じく遺産管理局の特殊部隊である“ナイトフォール”が戦闘能力重視のチームであるのに対し、CoMPASSは探索能力に重きが置かれている。なお、CoMPASSにおいても戦闘能力が全く不要という訳ではなく、隊にはより総合的な力が求められる。
 ナイトフォール同様少数精鋭のチームで、テレーズの部下であるエージェント、ミスター・ルーンが上官として指揮を執り、旦明紅司が隊長を務める。全員に色(英語)のコードネームが与えられており、ミッション中はコードネームで呼び合うことが規則となっている(が、従わない者もいるかもしれない)。

▼CoMPASSとナイトフォール
 CoMPASSと同じ遺産管理局の特殊部隊にナイトフォールがある。彼らはテレーズ・ブルムの指揮の下遺産に関わる事件の解決に当たるが、暴走した遺産の破壊や封印、遺産を狙う者との交戦などを主な任務とし、その特性上戦力に重きが置かれている部隊である。
 しかし、現状の危険性は高くなくともUGNが回収して解析することを決定した遺産や、FHなどそれを狙うものが現れるより前に保護が必要であると判断される遺産もまた存在する。さらに前段階として、そもそもその場所に遺産があるかどうかという調査が必要な遺跡が発見されることもある。そういった場合には、戦力よりも専門的で複雑な探索を必要とする任務が発生することになる。
 遺産管理局は当初、そういった任務にもナイトフォールを派遣したり臨時でチームを編成したりして対応を行っていたが、その任務内容から専門チームを設置する必要性は常に議題に上がっていた。また、徐々に遺産関連の事件件数が増えつつある中で、テレーズやナイトフォールに全てを一任するのにも限界がくるだろうことは目に見えていた。
 そこで遺産管理局は4年前、遺産があると思しき場所の探索及び、遺産の分析や保護・保全を専門とする特殊チーム“CoMPASS(コンパス)”の発足を決定。3年前の正式な結成以降、彼らに探索や調査を依頼し、敵対組織との大規模な戦闘や危険な遺産の暴走などが発生した場合のみテレーズ及びナイトフォールに引き継ぐ、という体制になっている。

◆時系列(年数はおおよその目安)
 4年前 遺産管理局から新部隊の隊長に任命された旦明がメンバーを集め始める
 3年前 CoMPASSが正式に始動(メンバーは旦明、PC3、PC4、エイトリー)
 1年前 PC2、呂が加入
 1ヶ月前 PC1が加入

PC1 RHO

◆思い出の友
 あなたはUGNチルドレンとして物心ついた頃から人里離れたUGNの施設で育った。当時のあなたは、自由時間になるとよく1人で施設の外へと繰り出していた。施設の周囲に広がる山や谷などはその一帯がUGNの管理する土地であり特に何があるというわけでもなかったが、一般人を施設に近付けさせないよう用意された険しい地形に飛び込み、次の集合時間までにどこまで行けるかを試す小さな冒険が、あなたにとっては一番楽しい遊びだった。誰かと一緒に冒険してみたいと思ったりもしたが、チルドレンとしての教育のせいか、外の世界に興味を持つ子どもは滅多にいなかった。
 そんなある日、いつものように冒険へ出た先で出会ったのが、同年代のオーヴァードの少年レック・ファンナルソンだ。レックもまたあなたと同じUGNチルドレンであったが、あなたのいる施設から更にもうひとつ森を抜けた場所にある別棟で暮らしていた。そこはあなたの暮らす施設よりも外出制限が厳しいらしく、どうしても外が気になってこっそり抜け出してきたのだと言う。あなたはいつもの遊びにレックを誘い、そしてすぐに打ち解けた。それからあなたたちは、毎日のように2人で冒険に出かけた。一緒にまだ行ったことのない場所を目指したり、時にはノイマン同士互いに考案したルートを攻略しあって遊んだ。あなたたちがかけがえのない親友となるのに時間はかからなかった。「いつか一緒にとびきりの冒険をしよう」と未来に思いを馳せた。
 だが、そんな日々は唐突に終わりを迎える。その日、いつものように待ち合わせ場所に向かったあなたは、先に来ていたレックを見慣れない職員数人が取り囲み連れていってしまうのを目の当たりにした。レックが施設を抜け出してあなたと会っていたことがばれてしまったのだ。さらにその翌日、あなたは強制的に別のチルドレン育成施設へと移されることになった。それは突然のことであり、あなたに拒否権はなかった。レックはもちろんのこと、それまで共に暮らしていた仲間や教官とも別れの挨拶を交わすこともできないまま、あなたの居場所は唐突に失われた。それが今から10年ほど前のことだ。まだ子どもだったあなたにとって一連の騒動は受け入れがたいものであり、あなたは今でもその頃のことについてあまり詳しく思い出すことができない。少年期の思い出と言えば、浮かぶのはレックと2人で過ごしたあの時間だけだ。気付けばチルドレンとしての育成期間を終えていたあなたは、UGN遺産管理局に配属となった。

◆迷宮への誘い
 あなたの身体にはレネゲイドクリスタルが融合している。それは、とある迷宮であなたが偶然手に入れた遺産だ。
 1か月ほど前のこと。遺産管理局で働くあなたのもとに、差出人不明の暗号文が送られてきた。その中身は、あなたをとある場所へと呼び出すものであった。
 あなたはその招待状を怪しんでか、あるいは好奇心からか、指示通り1人でその場所へと向かった。そこにあったのは、遺産管理局のデータベースにも登録されていた遺跡のひとつ。“迷宮”に指定されている遺跡だ。
 遺跡の中は巨大な迷路のような構造になっており、少しでも道を誤れば命を落としかねない危険な迷宮であった。あなたはそれを辛くも突破して遺跡の最奥へと辿り着き、そこでひとつの石――三日月形の結晶体を見つけた。そしてその石は、ひとりでにあなたと融合したのだ。
 あなたに宿った謎の石は、あなたのレネゲイドを、頭脳を、急激に活性化させた。遺跡からの脱出もまた往路と同様困難な道のりであったはずが、あなたはそこをまるで平坦な一本道を行くがごとく突破したのだ。その間のことを、あなたはどこか他人事のような感覚で記憶している。その後、遺跡の周囲を調べても特に異常はなく、暗号文の送り主やその目的もわからないままあなたは帰還した。
 この件については、あなたが正直に報告したのであれば単独行動に対する注意がある程度で処分などが下ることはなかっただろうし、黙っていたとしても特にその後問題は発生していない。それ以上はあなたが調べても特にわかることはなく、UGNとしても動きはない。

◇トレーラー:第一話

 CoMPASSが6人となって初めての迷宮探索任務。
 探索は順調かと思われた矢先、想定外の事態が起こる。
 そして帰還した彼らを待っていたのは、CoMPASSの見学に来たという本部エージェントだった。
 過去と現在、役目と宿命。
 今、物語が動き出す。
 ダブルクロス The 3rd Edition キャンペーン『アクセル・エッダ』
 First Mission ~賢者の契約~

◇ハンドアウト
PC1,
 CoMPASSに迷宮探索の任務が与えられた。
 あなたに宿る賢者の石は、今回もきっとその力を発揮することだろう。まだ見ぬ冒険への期待とわずかな不安も抱えつつ、あなたはCoMPASSのエージェントとして初の迷宮探索任務に挑む。
 
 ロイス:CoMPASSの仲間   推奨感情 連帯感/任意

◇トレーラー

 とある任務中、迷宮で遭遇した謎の一団。
 彼らがCoMPASSに語ったのは、“三日月の杯”にまつわる新たな企てだった。
 様々な思いが渦巻く中、CoMPASSの次なる任務が言い渡される。
 失ったもの、残されたもの。
 その先で、何に手を伸ばすのか。
 ダブルクロス The 3rd Edition キャンペーン『アクセル・エッダ』
 Second Mission ~填塞の対価~

◇ハンドアウト
PC1,
 迷宮に現れた謎の集団“戦神の片目(オーディンズ・アイ)”。彼らは三日月の杯(ギャラルホルン)の元契約者であるあなたに目を付けているようだ。
 中でも、「フェオ」と呼ばれていた青年は特に、あなたを敵対視しているように見えた。彼らの目的とその言葉の真意を探らねばならない。
 
 ロイス:フェオ   推奨感情 執着/任意

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 35
メモリー経験点分加算
1 First Mission ~賢者の契約~ 25 カルメラ 有檻みたらし
Second Mission ~填塞の対価~ 25
Third Mission ~神々の迷宮~ 30

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