狛間財閥という由緒正しい家柄の次男
UGNにもFHにも所属しない中立派
普段は路地裏に隠されている時計屋の店主をしているが、本業は情報屋。独自の人脈を持っていて様々な立場の人間が情報を求めにくる。

狛間秀(はくましゅう)……狛間家当主であり、長男。またUGNに協力するイリーガル。家とほぼ絶縁状態の弟を心配している。弟は図太くやってますよ。この兄上は「本当に非オーヴァードか？ノイマンじゃないの？」というくらい頭が切れるタイプ。弟とは違い、社交性があり、温和で穏やかな性格をしているので怒らせたら一番怖いのは断トツでこの人。衛も家のことを全部兄に放り投げているため若干怒らせないようにしてるっぽい。

狛間領(はくまりょう)（享年18）……末妹。天真爛漫な性格の少女だったが、FHの襲撃に巻き込まれた際に当時交際していた國久律に刺殺される。ほぼ事故のようなものであったが彼とは言葉にできない確執を抱え続けている。関係は現在も続いている。

國久律(くにひさりつ)……幼馴染で腐れ縁。関西弁を喋るくそでか男。互いに互いの理解者であり、それゆえに相容れない部分もある。衝突を避けるために言葉にしたことはない。つるんでいる年季が長いためほぼツーカーで会話が成立するし、衛の時計屋に律の私物とかチョコ（好物）が大量に放置されている。UGNの情報は大抵律経由で仕入れている。それ、高確率で売り飛ばされてるから気をつけろよ律…。

瀬名佐倉(せなさくら)……オーヴァードにしか辿り着けない結界が張られた時計屋にある日ひょっこり現れた少年。彼はオーヴァードとしての知識も乏しく、保護者がいなかった。日常から追放された者たちの世界で、悪意が蔓延る世界で、ほんの少しだけでも平穏に生きてほしいと、そう願わずにはいられない。

白塚鱗(しらつかりん)……ある日ひょっこり時計屋に現れた少年２。普段は自身を「白」と名乗るFHエージェント（一応秘匿だが、バレた）身分上、隠し事が多い。吃音を抱えており、単語単語で区切るような特徴的な話し方をする。とても大人しく、争いを避ける性格なのにテロリストをやってる。「まあ無理すんなよ」程度に思ってる。敵対する場合は私情なしに殺し合う。鱗くん的には衛が怖いのでなるべく敵対したくないらしい。

白塚甲(しらつかこう)……ある日ひょっこり少年３。鱗の双子の弟。鱗とは真逆の性格をしており、非常に好奇心旺盛で好戦的。でも鱗と同様衛と敵対するのは非常にめんどうくさいので戦いたくないらしい。敵に回したくない男ランキングで1位とれるんじゃないかな衛。

腹黒眼鏡。
自陣の中で一番頭が良くて腹黒くて人でなしで人間性が最低。
合理主義かつ冷徹。ロイスを見てお分かりのように人間不信。
こいつのせいで「センター分け黒髪眼鏡」のキャラが出てくると腹黒のレッテルが張られるようになった。全く関係ないのに。