容姿・経歴・その他メモ

「オレ？田槻歩夢。仲良くしよーぜ。」
「この世に絶望して死んじまったアイツの分まで、色んな物見て色んな人と会う。それがアイツへの弔いだ。」
レネゲイドビーイングの少年。
元々は田槻歩という少年。人見知りかつ陰気で何をさせても中の下止まりだった。学校と家庭両方で劣等生の烙印を押され、それに耐えかねて1年前に頸動脈を切って自殺する。享年14歳。
しかし歩がポケットにいつも持ち歩いていたターコイズのついたお守りに彼の血がかかり、血とお守りに密かに宿っていたレネゲイドウイルスが急成長、そのお守りを軸にレネゲイドビーイングへ覚醒した。覚醒後は目の前にあった歩の遺体を凍結。その後は反応を確認してやってきたUGN職員に歩の遺体共々一旦保護される。支部のない街だったので2つ隣の町の支部へ移送された。
諸々の処理を終えた後は、彼の夢を叶えるという意味合いも込めて田槻歩夢を名乗るようになる。
本格的にエージェントとして活動するようになってからは任務で別の支部に行く事も増えてかつ任務による報酬金もある為、任務の合間に色んな場所の観光を楽しんでいるようだ。
グルメ情報や観光スポットに詳しく、とあるイリーガル兼配信者と情報交換をよくしており本当の姉のように懐いている。
性格は快活で直情的。偉そうな大人に対しては少々反抗的かつ生意気。体に精神が引っ張られているからではと考えられているが、「オリジナルが大人に対して抱いていた不信感や嫌悪感が形を変えて引き継がれているのでは」とも考えられている。一応言っておくと少々偉そうでも信頼がおけるならちゃんと敬ってくれる。
人間を模している間は雰囲気と目の色を除けば歩に瓜二つである。本体でもあるお守りは腰部分にチェーンでついている。レネゲイドウイルスが歩の血から遺伝子情報を読み取ったのか、DNAも歩と100%一致している。記憶の方は完全には継いでおらず大体5割程しか覚えていない。
ただし彼の中にはオリジナルの抱いていた強い思念が3つ焼き付いている。強い順に「色んな場所や風景を見たい」「誰かを助けられるような強い人になりたい」「何も出来ない自分も自分を追い込んだこの世も憎い」。2つ目と3つ目が相反しており、時折苦悶する時もある。色んな場所を見て回るならイリーガルとして自由に生きる選択肢もあったが、「人を助けたい」という願いを叶える為にUGNのエージェントになった（まあ、他にも住居の手配や旅費・生活費など割と現実的な側面からも所属を決めたとも思うが）。
サラマンダーの中でも氷を操る事を得意とし、彼の生成する氷は普通の氷と違って水色を帯びておりターコイズの結晶のようにも見える。サラマンダーのピュアブリードであるにも関わらずキュマイラの身体強化が起こっており、この事から仮に田槻歩がオーヴァードになっていればキュマイラだったと予測されている。

衝動に飲まれるとオリジナルの田槻歩が抱いていた世界への憎しみが表出、辺りを破壊しようとする。その際、口調はオリジナルに近くなり一人称も俺と僕が混在するようになる。

一人称:オレ
イメージカラー:ターコイズ
好きなもの:観光、タピオカ
嫌いなもの:偉そうな大人、ほうれん草

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