容姿・経歴・その他メモ

```――この町は龍の祈りが生きている。

使者は躍った。かの信仰を打ち砕かんと。
魂は哭いた。どうか夢から覚めぬようにと。

子よ友よ、親友たる君よ。血の川を渡って、黄金の瞳子を塞ぎにおいで。
御伽話の呪縛を、貴方の運命を、呪って、救ってね。

DX the 3rd Edition
「久遠人(くおんのひと)」

ダブルクロス――
それは狭間を生きる僕らの物語。```

```fix
PCには以下の設定がつく
PC1：経ツ折町出身の高校生。白いトカゲを拾う。
PC2：無所属のオーヴァード。PC1の友人。
PC3：無所属のオーヴァード。PC1の父・想思の同僚。
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```fix
共通ハンドアウト
キミたちはとある田舎町『経ツ折町』に住んでいる。互いのことは顔見知りで、ある程度交流がある。PC2・PC3は生まれが経ツ折町でなくとも構わないが、10年以上この町に滞在していることが望ましい。また、全員〈情報：経ツ折町〉をLV1で取得する。
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```fix
ＰＣ①用ハンドアウト
カヴァー/ワークス　高校生/高校生
シナリオロイス：白いトカゲ
P：庇護or好奇心/N：恐怖
追加指定：「覚醒」はセッション中に決定する。

キミは生まれも育ちも経ツ折町の高校生。温泉宿『みたまや』の一人娘/息子だ。母からは「将来家業を継いでほしい」と口酸っぱく言われている。
キミにとっても『みたまや』は大事な"日常(場所)"だ。しかし年齢を重ねるにつれて、将来のレールを敷かれているように感じる時がある。過保護な青丹にやや息苦しさや、反発心を覚えているかもしれない。

そんなある日の帰り道。雨に降られたキミが神社で雨宿りをしていると「－－きゅ」というか細い鳴き声を聞く。そこに居たのは、真っ白でフシギな生物だった。
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```fix
ＰＣ②用ハンドアウト
カヴァー/ワークス　高校生/高校生
シナリオロイス：PC1
P：友情/N：不安
追加指定：《抱擁》等の非オーヴァードをオーヴァードにする可能性のあるエフェクトを1つ取得する。取得するにあたり、追加で経験点を15点配布する。

キミは経ツ折町に住む高校生だ。自身がオーヴァードであることは一般人のPC1には無論伝えていないが、PC1は幼馴染で大切な友人である。

もうすぐ7月7日。『経ツ折夏祭』がやってくる。学校で配られるチラシを見たキミは、PC1を祭りに誘おうと思案する。
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```fix
ＰＣ③用ハンドアウト
カヴァー/ワークス　医者/任意※
シナリオロイス：前世持ち
P：執着/N：脅威
追加指定：※ワークスは組織に所属していないことが望ましい。

キミは経ツ折町の町医者であり、PC1の父・想思の同僚だ。想思と共に"前世持ち"の研究を重ね、とある「薬」を開発したキミは、想思の失踪後も「薬」の生成を続け数多の患者を診てきた。

もうすぐ7月7日。『経ツ折夏祭』がやってくる。8年前想思が失踪したその日が。
「先生も夏祭りに行ってきたらどうですか。息抜きも大事ですよ」という部下の言葉に背中を押され、キミは夏祭りへと足を運ぶことにした。
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## 🐉事前情報
# `◆舞台`
【経ツ折町(たつき-ちょう)】
都心から離れた場所にある、おだやかな田舎町。かつては温泉地・観光地として栄えていたが、高齢化や建物の老朽化により客足は年々遠退いている。
UGNの支部・FHの拠点などはなく、その他組織の介入もない。オーヴァードの戦いとは無縁な穏やかな時間が流れている。
# `◆町の施設`
【温泉宿『みたまや』】
経ツ折町内にある温泉宿であり、PC1の我が家。女将はPC1の母・青丹(あおに)、従業員は2名。客室は少ないながらも、昔ながらの趣のある外観と美味しい料理、そして源泉掛け流しの温泉が売りだ。
# `◆伝承`
【土着信仰：拍龍伝説(はくりゅうでんせつ)】
経ツ折町には「拍龍伝説」という土着信仰が根付いている。この町に住まうものならば「雨風は拍龍命のお恵みである」「拍龍命と人は深い縁で繋がっている」などの言い伝えを何度も聞いているだろう。

なお正式名称は『拍龍命(はくりゅうのみこと)』だが、町民間では『拍龍様(はくりゅうさま)』の呼び名で浸透している。
# `◆行事`
【経ツ折夏祭(たつき-なつまつり)】
8年毎、7月7日に行われる、拍龍様との縁を結ぶための祭事。
お祭りのメインイベントはなんといっても『お清めの儀式』である。
拍龍神社には巨大な雨水貯留槽があり、8年に1度、溜まった雨水を少しずつ町へ流していく。こうすることで向こう8年は拍龍様のご加護を授けていただけるといわれている。
# `◆風土病`
【病名：前世持ち】
経ツ折町で産まれた者は、「数十年以上前のものと思われる"誰かの記憶"が混在し、自己を保てなくなっていく」という症状を発症することがある。発症する年代はバラバラで、症状は日常生活に支障をきたす者から軽度の者までおり、個人差がある。

開発された『薬』の服用を続ければ、患者の症状は落ち着いていく。しかしそもそもどうしてこのような現象が起きるのか、原因は何なのかなどは不明。
※"前世持ち"のことを知っているのは経ツ折町の医療関係者のみ。PC3は上記内容を知っていてよい。

【人数】**

`3人`

【プレイ時間】**

`ボイセ8時間～(RPにより変動)`

【ステージ】**

`通常ステージ`

【傾向】**

`PC1が未覚醒◆PC1にのみ秘匿あり◆RHOあり`

【消費経験点】**

`130点+30点+EE用4点　PC2のみさらに15点`

【PC間ロイス】**

`指定なし`

【必須ルールブック】**

`基本①②、上級、EA`

【追加可能ルールブック】**

`GF以外のサプリすべて　IAは全員が持っている場合のみ採用可　強すぎるトレイルデータ等は要相談`

【その他特記】**

`・PC1はシナリオ中盤～終盤まで覚醒せず、一般人のまま世界の裏側へ関わっていきます。PC1は物語に自分から関わっていくことのできるキャラクターを推奨します。`
`・PC1はシナリオの真相を知った上で「覚醒しない」を選択することが出来ます。`
`・PC1にのみ秘匿チャットを送るタイミングがあります。`
`・ミドル戦闘はPC2・PC3のみで行います。`

`・《装甲無視》エフェクトを最低1人は取得推奨。`
`・〈射程：至近〉の場合、移動エフェクトや射程を変更するエフェクトの取得推奨。`
`・シナリオの性質上、レネビPCは非推奨。`
`・PC2の《非オーヴァードを覚醒させるエフェクト》について、使用制限のあるエフェクトではなく、制限なしのエフェクトの中から取得してください。(例：《抱擁》《世界樹の葉》《ヨモツヘグリ》)`
`・PC2のオープニングフェイズは「PC1とPC2が仲良くなったきっかけのシーン」を描きます。事前に関係性を相談しておくと、セッション当日にスムーズに進行することが出来るでしょう。`
`・PC1はオープニングフェイズで「白いトカゲ」という謎の生物を拾い、面倒を見ることになります。どんな名前にするか考えておくとより物語を楽しめるかもしれません。`

セッション履歴