容姿・経歴・その他メモ

「私が、オーヴァードに？……やった！」
「よかった……傷つける能力だけじゃなかったんだ。」

陸上部で短距離走をがんばっている、優しくて感受性の強い女の子。
やや引っ込み思案で周りと競い合うというのが苦手なため短距離走を選んだ。
昨日までの自分を追い越すために彼女は走る。走っていると自分を俯瞰して解放できる。そんな感覚が皐月は好きだった。
それ以外は特段普通で平凡な少女として生涯を終えるはずだった。
あの日、癒月を助けに飛び出すまでは。
オーヴァードには多少なりと憧れがあったため、覚醒したことに喜びつつも、戦闘というもの、他者を傷つけることに恐怖心を抱いてしまうだろう。
こうしてオーヴァードの負の側面にこれから彼女は触れていくことになる。
時にためらい、時に挫折しながら、戦う理由を模索していく予定。

能力で生成する武器は包丁。
昔、教会で料理の時に指を切った子がいた。
その時から心の奥底で包丁＝身近な怖いものという認識があり、今回武器として顕現した。
心の成長とともに武器の形状が変化していく予定。

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