容姿・経歴・その他メモ

〇現在

性格は穏やかで、ふわふわとしている。
好きなことは人助け。
嫌いなことは誰かと争うこと競うこと。
誰かのためになるのならというのが行動理念のUGNチルドレン。
当然、前述の考えから、自分が払う労力や代償について全く考慮されていないことは危険だと言われてしまうことも少なくない。
それでも、誰かのためにという気持ちだけは曲がらないのだが。

特別な進化を遂げたゾディアックウェポンを所持している。
これは過去に所属していた研究所に保管されていたもので、彼女が施設内のチルドレンで最も適性を見せたため貸与されたものである。
希少なレネゲイドである起源種に感染していることから、研究的価値が高いとして、一時は非道な実験も行われていた。
そんなこともあり、外での活動を不安視する声もあったが、周囲のやさしさに助けられ、そんな過去はなかったかのように過ごしている。

〇過去

幼少期からいつのまにか獲得した能力を使い、幼いながらにこっそりと人助けをしていた。
しかし、ある時、能力を使ったところを家族に見られ、UGNが駆け付け保護という名目で確保される。
UGN到着までの間、まるで化け物を見るような目で家族に怯えられたことは、今でも脳裏にしっかりと焼き付いている。
その後、収容された研究所でも扱いが悪く、貴重なレネゲイドに感染しているからというだけで過酷な実験が実施された。
特に主任研究員は「誰かののためになる」といつも言いながら、非人道的な仕打ちを飲み込ませていた。
…もっとも、穏健派と改革派の争いで明るみとなり、握りつぶされてしまったのだが。

そんな「他者」に対して希望が抱けなくなったころ、任務を履行するために施設を出て学校へと通うこととなる。
そこで出会った陽だまりのような友人を見て、もう一度心に「誰かのために」という火がともる。
一度は信じることができなくなったその言葉を、見失いたくないという願いだけが歩みを進める原動力となっている。

〇戦闘スタイル

ゾディアックウェポンに風をまとわせた近接白兵戦を主体とする。
このとき、大剣の刃で切るというよりは、まとわせた風が削り取る。
大剣をまるで片手剣のように扱い、振り回すことがコードネームの由来となった。
また、一時的に爆発的に風量を増やして周囲や自身への補助としている。

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