容姿・経歴・その他メモ

履歴

❖キャラクター設定❖


【出自：謎の出生について】
出自表で言えば、偽りの家庭/人工生命体/被検体/感情の欠落/転生体/天の眼差し　の要素がある。

出自と能力の秘密について
かつて、レネゲイドウィルスの研究をしていた研究所にて、貴重な都築京香の生体情報サンプルを用いた研究がされていたセルがあった。そこで一つの実験素体として苗床に選ばれたホムンクルス(優秀な学者などのDNAデータを組み込まれて生成された培養ポットにて生まれた赤子に似た姿をした素体)に定着したレネゲイドビーイングである。
(その為、彼女の能力にはウロボロスのシンドロームが含まれているが、諸事情により現在は能力として覚醒しきっていない。)


【変　遷】
・出自
研究所にて育てられ、訓練され、小さい幼子の姿(現在の都築京香の姿にほんの少し似た顔立ちをしていた)でありながら、強力で強大なエフェクトのデータ収集の為に実験され動物のような扱いをされていた時期がある。その中で、彼女はその身にある能力について、研究者たちの興味や期待に添えるような結果を出せる事は無かった。何故なら、未知の、始祖のような都築京香の生体情報サンプルを得てそれがレネゲイドビーイングとして定着した人工生命体は他にいなかったにも拘わらず…彼女に期待されていた力の発現やデータ結果は見て取れなかったからだ。他の実験体の方がまだ優秀で使える結果を残していたのもあって、彼女は"失敗作""出来損ない"そのような評価をされていた。彼女に対して優しく友好的に接する存在は、片手指全て埋まるほども無かった。彼女には、レネゲイドビーイングとしての知識、情報、能力を使う為や対オーヴァードへの知識、レネゲイドに関する知識、関係組織についてなどばかり。一般常識の社会の情勢情報など、その過程で、感情を育てる情操教育などは不要なものとして、その機会を与えられる事すらなかった。その期間、彼女の表情は姿形は人間だったが、まるで良く出来た人形かのように表情の変化に乏しかった。


・テンペストの傭兵として
それから、訓練を受けた後、関係機関であったテンペストへ入らされた。見た目が幼子が、ジャームや他勢力のオーヴァード、必要であれば人間でさえ殺戮する任務など、様々な現場を通ってきた彼女は、失敗作、出来損ないと誹られながらも、何百、何千のあるいは万を超えるだろうか…そんな命を消して、そんな危険な場面を幾度となく潜って、生き残ってきた。
そんな戦場の最中でも、安息であるはずの時間でも、彼女の表情は人形のようだった。ある時、誰かが言った「ちったぁわらってみろよ」と、その時の微笑みについて今現在知る者はいないが、きっと今現在、分かる者が見れば...その微笑んだ表情は現在の都築京香そっくりだと感じたのではないだろうか。ある一定年齢になった際、彼女は何年年を経ても、外見年齢が大きく変わる事はなくなった。小学生高学年か中学生くらいだろうかと思われる様な見た目で、幾つもの現場を駆けていった。


・記憶喪失/環境の変化
とある任務にて、彼女が重症を負った。構成していた体組織の大幅な損傷と欠損、人間でも通常のオーヴァードであっても生命維持活動は不可能。つまり死を免れる事は無理だと思われる状態になり、任務遂行を優先すべきでもあり、同行していたテンペストの構成員は彼女をその場に置き去りにしていった。
彼女は本来ならば死んでいた。人間からオーヴァードになった存在や、通常のレネゲイドビーイングだった場合、きっと死と呼ばれれる状態になったのだろう。ただ、彼女は違っていた。彼女は作られた人工生命体であった。
ソレは、超人離れした身体を造り上げる為の遺伝子操作をされていた。
ソレは、数少ない優秀な頭脳をもった遺伝子を組み込まれていた。
ソレは、レネゲイドウィルスの変容実験体として用意されていた。

ソレは・・・。

始祖と思われる都築京香の生体組織/生体情報サンプルが定着したレネゲイドビーイングであった。


彼女は姿形を別の物質に変容させ、擬態し、休眠しただけにとどまった。
それから幾年月経ったのか…。


彼女は目覚めた。

瞳を開いた彼女は、人間の姿をしていた。
目覚めた時、彼女は白い病院のベッドの上だった。
彼女の見た目はあの時の幼子の姿と変わっていた。幼子ではあったが、髪色も瞳の色も、雰囲気も変わっていた。

彼女は転生したと言っても過言ではない。

何故なら…。


―――　彼女は目覚める前の記憶を無くしているのだから。　―――



・新しい環境
彼女は幼子の姿でボロボロで倒れているところを保護された。
その後、施設にて育った。施設にいる間も、養子になった後も、彼女にはUGNやFHのエージェントの監視役が時折彼女の様子を見ていた。きっかけは、施設にいた頃に一度だけ都築京香が彼女に接触した為。その数週間、彼女は施設から姿を消した。戻ってきた彼女に話を聞こうとしても、彼女は覚えていないと言っていた。それ以降、各組織からマークされる様になった。もちろん、彼女自身がその詳細な事実について知る事は今までは無かった。
彼女は、傍目から見ても、ただの人間で育った。何の変哲もない人間の女の子として。養子に入った家はUGN関係者の家系だったが、直接組織と深い関わりがある家ではない家だった。


姿形の変わった彼女は、新たな人生を生きている。普通の女子高生として……今はまだ―――。



・現在の彼女
高校に通うごく普通の女子高生？
実は、ネット配信者として歌ったり絵を描いたり、音楽を作ったり映像編集をしている。今時女子だ。ネット界隈でもリアルでもほんのちょっと有名人。理由は外見がモデル並みで何度か雑誌の読モをさせられた事があるから。(本人は断ったのに周りの友人とかに超プッシュされて半ば強引に受けさせられたのが数度ある)
芸術作品や綺麗なものを見聞きする事、面白い情報を聞くことなど、好奇心旺盛ではある。が、自分自身の事をオタク気質だと認識している為、見た目は凄く良いのにパリピみたいなコミュ強(狂)相手だと少し押され気味になる。基本的に押しに弱い。

彼女曰く、「自分が気に入ったり好きになった相手は脈無いのに、どうでもいいとか興味ない人たちに興味持たれるの…嫌味じゃなく普通に困るんだがね…。」と苦笑して話していたとかいないとか…。

・彼女の行きつけの店
今の街に越してきてから、有村龍輝の叔父が経営する料理店兼下宿の料理店の料理の味に惚れ込んでしまい、良く通う様になっている。忙しくて中々外に出られなくても、時間を作って通う様にしている。



【オリジンについて】
彼女自身、複数のオリジンを有している為、彼女自身が自身のものではない夢だと思い込んでいる記憶はオリジンに関わる記憶の断片である。
オリジン：ヒューマン/ミネラル/プラント/アニマル
彼女の能力の形はその記憶の断片と彼女が吸収してきた知識と感性によって具現化され、変貌してゆく。


【小話というかなんか雑記】
彼女自身、記憶を失くすまで闇の世界で生きて来ていて、記憶が無い事に対しても彼女からしたら得体の知れない自身の分からない部分という意味では闇であって、恐怖している部分なイメージがあります。それに対して、彼女の今の"人間"としての生活ってかけがえない現実であり"光"の世界だと感じていると思うんですよね。過去が分からなくて怖いけど、自分は今の光が溢れている世界を大事にしたいなって感じているって事で、覚醒した際、記憶の断片を微かに思い出そうとしても、それを怖いと思っても、自分が大事にしたいと思った光たちを守りたい、守れる力でありたい。例え、戻れなくても、バケモノと怖がられてしまったとしても…。って完全に記憶を取り戻さない限りは、彼女はそう思えるんじゃないかなぁ…と思います。なので、そのイメージが強かった事もあって彼女の性質上、本当はウロボロスの能力なのに、一番に彼女の深層経験で得たシンドローム能力の中でも表出してきたのがエンジェルハイロゥだった…って感じでしょうか。

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