ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

師子堂 衛 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

迅雷の二世ライトニング・セカン師子堂 衛ししどう まもる

プレイヤー:リョーマ

いつか知りたい。父さんの身に何があったのか――

年齢
17
性別
星座
蠍座
身長
170cm
体重
60Kg
血液型
A型
ワークス
探偵
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラックドッグ
ハヌマーン
HP最大値
32
常備化ポイント
4
財産ポイント
3
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+13
未使用
13
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 未来(みらい)という妹がいる。詳細は後述
姉妹
経験 5歳の時に父親が失踪している。詳細は後述
喪失
邂逅 母と妹に「自分が二人を守る」と約束した。詳細は後述
約束
覚醒 侵蝕値
18
衝動 侵蝕値
破壊 16
侵蝕率基本値34

能力値

肉体3 感覚2 精神6 社会1
シンドローム2+1 シンドローム1+1 シンドローム1+1 シンドローム0+1
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長3 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC4 交渉
回避 知覚1 意志2 調達1
情報:ウェブ1
情報:噂話2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
クラスメイト 東護真白 好意 不信感
父親 師子堂 勇(いさむ) 尊敬 劣等感
母親 師子堂 灯里(あかり) 幸福感 不信感
師子堂 未来(みらい) 庇護 不安
クラスメイト 葡萄染 結翔 親近感 隔意
クラスメイト 八坂 秀一 好意 恐怖
UGN 好奇心 不信感

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:ハヌマーン 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値ーLV
イオノクラフト 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
戦闘移動。
雷神の鎚 3 メジャーアクション 〈RC〉 対決 範囲(選択) 視界 3
攻:+6、射攻、装甲無視
振動球 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 視界 3
攻:+LV、射攻、シナリオLV回
バトルビート 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2
ダイス+LV個

コンボ

インドラの矢

組み合わせ
5後、1
タイミング
マイナーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
範囲(選択)
射程
視界
侵蝕値
10
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
6+1
8
4
7
100%以上
6+2
8
4
8

装甲値無視。至近不可。シナリオ3回。(100%以上は4回)

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:噂好きの友人 1 コネ 〈情報:噂話〉 ダイス+2個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
30 10 90 0 0 130 13/143
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

◆師子堂 衛(17)◆

・誕生日:11月22日
・誕生花:白い薔薇(花言葉:「心からの尊敬」「約束」)
・誕生石:イエロートパーズ(石言葉:「迷わず進む」「発見」「理解者」)

・好物:肉料理
・嫌いな食べ物:ピーマン
・口癖:「大丈夫!」「やってみなきゃ分からない」


X市立高校に通うごく普通の2年生。
典型的な猪突猛進タイプであり、好奇心が非常に旺盛。
またお人好しで困っている人を放っておけない。

12年前に行方不明となった父に憧れており、父のように強く優しい男になることを目標としている。
父の失踪について真実を知りたいという強い思いがあり、それがあらゆる方向への好奇心を育てることとなった。

母と妹と三人暮らし。
父と母のことはそれぞれ「父さん」「母さん」と呼ぶ。
母親が抱える寂しさや、妹に父との関わりが欠けていることを憂いており、自分が母と妹を守ると心に決め、それを二人に約束している。
父の失踪について母が何かを知っていることに気づいてはいるが、それを無理に聞き出そうとはせず、自分が強く大きくなることで母の悲しみを背負い、その時に知りたいと考えている。

初対面の相手にも物怖じせず、また先入観を持たないため誰とでも平等に接する。
学校での友人関係は良好だが部活には所属しておらず、家計を助ける為にコンビニでアルバイトをしている。
店長も衛の家庭事情を理解しており、彼が弁当の廃棄をただで持ち帰ることを例外的に認めている。

熱意や気合が求められる場面では強いが、それ故に視野が狭くなりがちなところがあり、柔軟さが要求されたり根性では解決できない問題には自身の脆さを露呈する。
また迷ったり困難な局面では父の名前を口にするという癖があり、精神的に父に依存している。

公開HO

キミはX市立高等学校に通う、ごく普通の高校生である。つい先日、君のクラスに季節外れの転校生、東護真白がやってきた。クラスメイトが増えて少し賑やかになった中、今まで通り学校生活を謳歌している。それがキミの日常だった。

・真白との関係について
あまり異性との交際には興味が無いが(それよりも大事なことがあると考えているため)、「可愛い子だなぁ」くらいには思っているのではないでしょうか。どちらにせよ誰とでも分け隔てなく接するタイプのPCなので、理由がなければ特に遠ざけたりはしない筈です。


衛の家族

◆師子堂 未来(12)◆

衛の妹であり、勇と灯里の娘。中学1年生。
茶髪(地毛)のツインテールで少しだけつり目気味。
灯里のことは「お母さん」、衛のことは「お兄ぃ」と呼ぶ。
勇の失踪後に生まれた娘であり、父の記憶が無い。
幼少期は父がいないことに寂しさやコンプレックスを抱いていたが、衛の言葉によって救われ、母と兄を思う明るい少女に育っていった。

性格はやや強気。いわゆる優等生タイプではないが衛よりも頭が切れ、時には理詰めで兄をやり込める。
思春期を迎え、心配性な衛に対して強く当たることもあるが、心の底ではずっと感謝しているらしい。
母を気遣って相談できない悩みを衛に打ち明けたり、衛の前でだけ感情を吐露したり、不器用ながらも衛に甘えようとするなど、無意識下で彼に父性を求めている。

母と兄が自分を気遣っていること、特に衛が二人を守ろうと気負っていることは知っており、自分にもできることは無いかと考えた結果、灯里に料理や家事を教わっている。特に料理の腕前は灯里も「私より美味しいかも知れない」と認めるところ。得意料理はオムライス。

学校では親しい友人が何人かおり、また容姿の端麗さから男子の注目を集めてはいるが、今のところ異性に興味は無い模様。得意な科目は数学と物理。苦手科目は英語。
部活はバドミントン部。主にシングルスでプレーし、冷静なラリーで相手を消耗させた後、豪快にスマッシュを決める瞬間がたまらないとの事。

苦手なものは虫で、部屋に彼らが出没すると衛に助けを求めている。

◆師子堂 灯里(42)◆

衛と未来の母であり、勇の妻。
静かで物腰柔らかな女性。
黒く長い髪とワンピーススタイルの服装が特徴。
二人の子供にとって大きな精神的支柱であり、かけがえのない拠り所である。

非オーヴァードでありながらオーヴァードやレネゲイドウィルスについての知識を持つ特殊な立場の人物(中の人メモ参照)。勇がオーヴァードであることを知りつつも彼を愛するようになり、諦めずにその想いを伝え続けた結果、彼の心を射止めることとなった。
二人は強い絆で結ばれ、衛と未来をもうけるが、勇は12年前にジャームと化してしまい家族の前から姿を消した。

以降は人々を救った勇を誇りに思いつつも、覚悟していたとは言え大きすぎる喪失感に苦しんでおり、また子供達にも勇がオーヴァードであったことは伝えていない為(二人ともオーヴァードの存在すら知らない)、勇の失踪の真実をほぼ一人で抱えている。勇のことは失踪から変わらず愛し続けており、一人の時に写真の中の勇に語りかけることもある。

衛が記憶の中の勇を追いかけ、その失踪について知りたがっていることは知っており、彼が勇と同じ道を辿らないかを心配している。

お菓子作りが趣味であり、よく作るのはカスタードアップルパイ。無論料理の腕にも優れ(勇の胃袋を掴もうと練習した為)、特に肉料理全般が得意。
手先も器用で裁縫はお手の物。パートタイマーとして近所の工場で働いており、包装用の箱を組み立てる仕事をしている。


師子堂 勇(46(失踪時34))

衛と未来の父であり、灯里の夫。
正義感と強さ、そして優しさを兼ね備えた人格者であり、オーヴァードの戦士としても一人の人間としても尊敬を集める人物。
肉料理が好き。

「能力は他者の為に使うもの」という信念のもと、17歳の時に偶然目覚めた力で多くの人を救ってきた。
灯里ともその過程で出会い、彼女に惹かれつつもオーヴァードの世界に巻き込みたくないという一心で遠ざけていた。しかし灯里の想いの強さとその覚悟に心を動かされ、夫婦として結ばれることとなった。

UGNに所属しており、仲間内ではリーダー的な役割を担っていた。彼の仲間はその実力ではなく内面に敬意を払い、共に人々を守る為に戦ってきた。

12年前、とあるオーヴァードが引き起こした世界の均衡を崩しかねない事件に遭遇。仲間と共にそれを阻止するが、勇は能力を酷使した末にジャームと化してしまい、家族を自分から守るために姿を消した。
その後の行方は誰も知らない。

衛と未来の名前は共に勇による命名であり、衛には大切な人を守れるよう強くなってほしいという願いを、未来には自分が守った世界で家族が平和に生きて欲しいという希望を込めた。

ショートストーリー「師子堂家」

SIDE:衛


父さんはいつも言っていた。
「衛、強くなれ。そして優しくあれ」

その言葉の通りに、いつも優しくて強い父さんは俺の憧れだった。
そんな父さんの後ろを、俺はいつまでもついて行けると思っていた。

俺が5歳だった冬。
父さんはいつものように家を出ていったきり、いつまでも帰ってこなかった。
母さんに聞いても、何も教えてはくれなかった。
そして、母さんは黙って遠くの空を見つめることが増えた。

それからすぐ、未来が生まれた。
まだ年端もいかない未来が、何の曇りもない瞳で投げ掛けてきたあの問いが、今でも忘れられない。
「どうしてうちにはおとーさんがいないの?」
俺は答えることができなかった。
その代わり、未来を抱き締めて言った。
「俺が、父さんの代わりになる」
本気でなれるなんて思っていなかった。
けど、あの時はそうしなきゃいけない気がしたんだ。

俺は知りたかった。
父さんの身に何があったのか。
父さんはどうしていなくなったのか。
母さんはどうして何も教えてくれないのか。

だから、決めた。
俺が母さんと未来を守る。
父さんの言ったように、大きく、強く、優しい男になる。
母さんの悲しみや寂しさの、そのほんの少しでも分けて欲しかったから。
──そして、その時に『真実』を垣間見られるかも知れないと思ったから。


「行ってきまーす!」
父さん──俺、父さんみたいに強くなる。
今はまだまだだけど――きっといつか。

SIDE:未来


「行ってきまーす!」だって。
朝から騒がしいったらありゃしないんだから。

お兄ぃはいつもそう。
声がおっきくて、やったら熱苦しくて、あれこれ口やかましくて。
何でよっていうくらい元気で、そのくせ私たちのことになるとすぐ取り乱して、泣いたり笑ったりして──
──それで、たまーにすごく真剣な顔で、何かを考えてるの、知ってるんだから。
そういう時のお兄ぃは、あんまりうるさくないの。

うちには、お父さんがいない。
私が生まれた時からそうなんだって。

初めてお兄ぃに「なんでうちにはおとーさんがいないの?」って聞いたときのこと、今でも覚えてる。
周りのみんなは当たり前みたいに「おかーさんとおとーさん」って、セットで言ってるのに、自分だけ「おかーさん」しかいないの、なんでだろって思ったの。多分──それに気づいた時、ちょっと寂しくなったんだと思う。
そしたらお兄ぃは私のことぎゅってして、それから「俺が父さんの代わりになる」って言ったのよね。
お兄の顔は見えなかったけど、ちょっとだけ肩、震えてたな……。

多分お兄ぃも、本気でなれるって思ってなかったんじゃないかな。私の寂しさを拭おうとして言ったんだと思う。
でも私、あのお兄ぃの言葉ですごく安心して、心にあった冷たい氷が、ちょっとずつ溶けていくのが分かった。
お兄ぃも寂しい筈なのに、それでも私とお母さんを守るって言ってくれた──
だから私、それからは平気だった。
例えお父さんがいなくても、家に帰ったらお母さんとお兄ぃが迎えてくれる。その安心感に、心を預けても良いって分かったから。

だから──
あれからどんどん大きくなって、最近は照れくさいから面と向かっては言わないけど──

お兄ぃ、ありがと。

「行ってくるね!」
お兄ぃほどじゃないけど、いつもよりちょっとだけ大きな声で、私はお母さんに手を振った。

SIDE:灯里


「行ってくるね!」
玄関を飛び出して行った娘を見送る。
居間に戻ると、静かで暖かい朝陽が私を包む。
そんな光の中にいると、決まって彼のことを思い出す。

12年前のその日──
私の夫である勇さんは、帰って来なかった。

勇さんが何をしていて、その時世界に何が起こっていて、それが何を意味しているのか──
私も分かっていて、覚悟した上で彼を送り出した。
──それでも、戻って来てくれると信じて。


──彼は人ではなくなった──
──全てを引き換えにした──
──もう会えることは無い──


彼の気配を感じては目をやり――そしてその度に、もう勇さんはいないという現実に引き戻された。
街中で振り返り、インターホンに心臓が跳ね、そしてまどろみの中で彼の声を聞く。
そう──それでも、もうそこに彼はいない。

自室のフォトフレームに微笑む彼に語りかける。
勇さんと語らうほんの少しの時間。
その時だけ、私は母から妻に戻る。

衛も未来も、元気に育ってくれてるわ。
けど衛は……やっぱりちょっと心配ね。
今でもあなたの後ろ姿を追いかけている……。
もしも──もしも衛に"能力"が目覚めたら、あなたのような道を辿ってしまうのではないかと……
それがほんの少しだけ……今は不安です。


勇さんは人ではなくなるという道を選び、そして全てを救った。
あまりにも過酷な運命を、たった一人で背負って。

きっと──彼は今もどこかで生きている。
そして、その運命と戦い続けている。

「行ってくる」
彼の最後の挨拶が、忘れられない。

SIDE:勇


「行ってくる」
そう言って背を向けようとした私の手を、妻が握った。
「待って」
その指は細く、震えていた。
妻は数瞬躊躇い、それから言葉を紡ぐ。
「この子の、名前……」
彼女はお腹に手を当てる。
「今日の検診で、女の子だって分かったの。だから──」
その目には涙が溜まっていた。
きっと妻も何かを感じ取っているのだろう。
私は頷いた。
「未来」
「……未来」
噛み締めるように呟いた妻が、ようやく微笑んだ。
その肩にそっと手を置く。
「俺は、灯里と子供たちが生きる未来を守る」
抱き締めた妻の身体は、暖かかった。

彼女に触れる全てに、全身全霊の感謝と愛を込める。
ありがとう。
これからもずっと、皆の帰る場所であってくれ。
君は俺の……そして子供たちにとっての、灯火だ。

「行ってらっしゃい」
妻の見送る声に、俺は手を挙げて応えた。

中の人メモ


☆勇について
・勇はどんなシンドロームやエフェクトを持っていたのか
・何と戦っていたのか
・何か組織に属していたのか
・何をどのような形で救ったのか
あたりの事はまだ何も決めていません。
「多くの人命や、もっというと世界を救うような『何かでっかいこと』をしたが、それと引き換えにジャームとなった」というところまでしか固まっていない状態です。恐らくこれから世界観などが分かっていくと思うのでそれに合わせて作っていきたいと思います。

☆灯里について
普通、オーヴァードやレネゲイドウィルスについて知った一般人は勇が所属するUGNに記憶処理を施されるらしいのですが、灯里はその対象から外れているという設定です。UGNの非オーヴァード構成員、もしくは協力者になることを申し出て認められたというような背景があったのかも……。これもほかのシナリオなど通して固まったら決めようかと思います。

☆キャラ作成にあたって
・「真実の探求者」というコンセプト(別に縛られるつもりはありませんでしたが)
・「リスクを背負っても護りたいものの為に戦う」というエモさ
ここからどう作っていこう……こいつは何を知りたいんだ……?と通話後に頭の中でこねこねしていたら、寝る前に突然降ってきました。

☆コードネームについて
これも完全に思い付きです。
もしも彼が完全に能力を使いこなし、父を知る者に認知された時、こんな風に呼ばれるんじゃないかな……という妄想です。
果たしてそんな日は来るのか?


☆参考
ルルブ1サンプルキャラ「真実の探求者」
※なおシナリオで高校生指定のため、運転四輪や情報(裏社会・警察)、コネ(警察官・情報屋)をそれぞれ意志、噂話、噂好きの友人に変更している。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 0
2023-01-14 『Prologue to the double-cross』 1+5+3+3+1

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