“白雪姫”冬月 怜奈(+30点)
プレイヤー:落葉
「…ごめんね。貴方の命を、私に頂戴」
- 年齢
- 17
- 性別
- 女
- 星座
- 牡羊座
- 身長
- 160
- 体重
- 43
- 血液型
- B型
- ワークス
- UGNチルドレンC
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- ウロボロス
- HP最大値
- 30
- 常備化ポイント
- 8
- 財産ポイント
- 8
- 行動値
- 6
- 戦闘移動
- 11
- 全力移動
- 22
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 5
ライフパス
出自 | 母親の胎内を凍りつかせ、産まれながらに十字架を背負った。 | |
---|---|---|
片親 | ||
経験 | UGNの理念に共感できないまま、自分のためだけに生きている。 | |
心の壁 | ||
邂逅 | 殺されたジャームと、生きている自分。何が違うというのだろう。 | |
自身 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 産まれる前に死んでいたはずの命が、突如動き出した。 |
死 | 18 | |
衝動 | 侵蝕値 | 生きとし生ける者、全てを拒絶する。そうでもしないと殺せないから。 |
嫌悪 | 15 | |
侵蝕率基本値 | 33 |
能力値
肉体 | 3 | 感覚 | 1 | 精神 | 4 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+2 | シンドローム | 1+0 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | 0 | その他修正 | |||
白兵 | 射撃 | RC | 4 | 交渉 | |||
回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 1 | 調達 | 3 | |
情報:FH | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 変異種 | ― | 変異種専用エフェクト取得 | ||||
力 | 悪魔の鏡 | 有為 | / | 恐怖 | …これがなければ生きられない。…けれど、こんなもの最初からなければよかったのに。 | ||
トラウマ | 少女のジャーム | 同情 | / | 自己投影 | …貴方は私と同じ、ただ生きたかっただけ。それでも死ななきゃいけなかった。だから、私もきっと…。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:サラマンダー | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値-Lv | |||||||||
原初の赤:振動球 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | ― | ― | 4 | ― | |
装甲無視 攻撃力+Lv | |||||||||
螺旋の悪魔 | 5 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
暴走状態になる ラウンド中攻撃力+[Lv×3] | |||||||||
先陣の火 | 2 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
行動値+[Lv×5] シーン1回 | |||||||||
背徳の理 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
極限暴走 | 1 | ||||||||
コキュートス | 3 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | シーン(選択) | 視界 | 4 | Dロイス | |
攻撃力+[Lv×3]、判定ダイス-2、シナリオ3回 | |||||||||
氷の理 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
触れた物を冷却する。 | |||||||||
凍結保存 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 至近 | ― | ― | |
人体を凍結させ、美しいままに保存する。戦闘不能または死亡しているキャラクター、及び自身にのみ使用可能 |
コンボ
暴走の毒林檎
- 組み合わせ
- 螺旋の悪魔(+先陣の火)
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 3(6)
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 15
- 100%以上
- 18
体内のレネゲイドを無理矢理活性化させる。
ラウンド中攻撃力+15→18(シーン1回のみ【行動値】+[Lv×5])
自身は暴走のバッドステータスを受ける
(《絶対零度》の効果で判定ダイス+4)
残雪
- 組み合わせ
- コンセントレイト+赤:魔獣の衝撃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+5
- 8
- 4
- 20
- 100%以上
- 4+6
- 7
- 4
- 23
- 4+5
冷却した空気の塊をぶつける。
装甲無視
雪華の柩
- 組み合わせ
- コンセントレイト+コキュートス+赤:振動球
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+3
- 8
- 4
- 29
- 100%以上
- 4+4
- 7
- 4
- 35
- 4+3
周辺一帯を極低温に染め、有象無象を空間ごと凍らせる。
装甲無視、シナリオ3回
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 10 | 149 | 0 | 0 | 159 | 5/164 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
概要
雪のように真っ白な肌と氷のような銀色の髪を持つ少女。FHチルドレンとして活動している。現在は高校に潜入中。
林檎の入った籠を常に持ち歩いている。
性格
無口で無感情。纏う空気は凍て刺すように冷たく、人を寄せ付けない雰囲気を発する。
顔にも声色にも変化が表れることが稀。感情が薄いわけではなく、意図的に感情を抑圧しているようだ。
一部以外の人間に対して心を開かない。オーヴァードの仲間すら自分と違う世界にいると思っている。
そのため必要以上に他人に冷たく接するきらいがある。
本来の心根は優しく、誰かを傷つけることを極端に恐れる。しかし、こと任務とあらば心を殺して遂行にあたる。
人を遠ざける理由の一つに、いつ自分の能力が周囲に牙を剥くかもわからないから、というものがある。
また、オーヴァードの中でも更に特殊な生い立ちを持つことも大きいのだろう。文字通り、生きる世界が違うのだから。
環境
母親がオーヴァードであり、UGNエージェント。ブリードはピュア、シンドロームはサラマンダー。
特に炎を使うことに長け、有能で人望も厚いオーヴァードだった。
しかし、怜奈の出産を機に力と命を失ってしまう。それに反比例するように、娘には強い氷の力が宿った。
口調や態度も相まって、UGN内部では孤立気味。
潜入先の高校でも不要な人間関係を構築せず、一人で過ごしている。
能力
極低温を操り、周囲を草木も生えぬほどの地獄に塗り替える。
そのままの彼女では幼少のトラウマから能力を使うことすらままならないが、
籠の奥に眠る真っ白な毒林檎を食すことでウィルスを暴走させ、強制的に内なる力を引き出す。
生ける者の存在しない死の国。あるいは巨大な氷の棺。
有象無象の区別なく、等しくそれに閉じ込める。死者の世界で彼女は、雪の女王として君臨する。
過去
…鏡よ鏡、この世で最も美しいのは誰?
…そう。私が一番、美しい。…だって、こんなに生きたいと思っている。
~~~
彼女の体内には特別なレネゲイドウイルスが宿っている。
識別名「悪魔の鏡」。全ての物事が捻じれて映る、悪意に満ちたウロボロス。
当時はウロボロスなどという名前すらも判明しておらず、完全に未知のレネゲイドだった。
その媒体である女性――冬月怜奈は虚弱だった。産まれることすらできないほど。
胎の中で少しずつ衰弱していき、いつしか命の灯火が尽きてしまう。
刹那、無垢なる魂は、純粋に願ったのだ。生きたい、と。
鏡は願いを受け、歪な像を映し出す。遠く、悪魔が笑う声がした。
ウロボロスは、「悪魔の鏡」は、オーヴァードである母親のレネゲイドウイルスを喰らった。
炎の力を持つそれは、捻じれて曲がって、そうして赤子の体内へと取り込まれる。
既に死んでいた赤子の骸から冷気が溢れ出したのは、それからすぐのことだった。
突然の異常に気付き腹を切開した医者が見た物は、凍りついた胎内。
そしてそこで眠る、病的なまでに白い肌をした赤子。否、魔女であった。
死亡が確認されたはずのそれは、氷の揺り籠に静かに佇む。
あまりに冷たいその肌は、発せられる冷気のせいか、はたまた熱を持たぬ骸であるからか。
生まれながらに親殺しの業を背負った魔女は、「悪魔の鏡」で動き続けるだけの生ける屍として生誕した。
常に死体へと戻ろうとする体。その進行を食い止めるためには、誰かを殺してレネゲイドを取り込む他ない。
誰かの犠牲により、誰よりも美しくあり続ける魔女。自分の為だけに屍を量産する癖に、自分だけは屍であることを拒む。
発した冷気に凍てつく世界は、死の瞬間に感じたあの寒さに似ていた。
母親の死は大いに惜しまれた。優秀であっただけでなく、人柄も愛されていたからだ。
そして、その形見である怜奈は当時の支部の皆から大切にされた。
無論、未知のレネゲイドを研究する目的もあっただろう。
しかし、彼女はそれをただ享受することができなかった。
皆の唱える「平和」や「日常」と自分の存在そのものがかけ離れていたためだ。
愛されていたであろう母親を殺したのは他ならない自分である、という事実もその思いに拍車をかけていた。
物心つく前から、この手は血に塗れていた。数え切れない人間を殺した。大儀の為でなく、自身の延命の為に。
調和を掲げるUGNと自分の在り方はあまりにも違い過ぎる、と何度も考えた。
誰かを殺したくなんてない。平和のため、など考える余裕もない。それでも死にたくないから殺す。
それは、果たして正しいのか?
そしてある日、自分よりも小さな子供のジャームを殺した。当時8歳の彼女にとって、あまりにも衝撃的な体験だった。
そのジャームも彼女と同じような目をしていたからだ。ただ生きたいと願っただけの、純粋な子供だった。
確かに、ジャーム化した人間は戻ってこれない。話も通じるようで通じない、相容れぬ化け物だ。
事実としてその子供は周囲に多大な被害を与えていた。いずれ誰かが殺さなければならない。
しかし彼女には、子供と自分が重なって見えた。自分はこの子供のように許されない存在なのだと感じた。
その時以来、力を使おうとする度にその時の景色がフラッシュバックするようになった。
どうして、と最期に動く口元。冷えてゆく体温。自分が、自分が殺したのだ。
そんな精神状態で、戦闘など碌にできたものではない。このままではレネゲイドを取り込めず死んでしまう。
いっそこのまま死んでしまおうかとも思った。しかし、できなかった。生きたいという欲望が勝ってしまったのだ。
ある時を境に、戦闘前に白い林檎を食べるようになった。
研究員に無理を言って用意した代物で、接種することでレネゲイドの能力を無理矢理暴走させる。
殺す度に感じていた罪悪感も、フラッシュバックする景色も、拒絶の衝動で塗りつぶすことができる。
そうして彼女は、葛藤から目を逸らした。
大切にされている事実そのものがトラウマになっている事実を重く見られ、12歳で他の支部に異動となった。
異動先でも結局やることは変わらず、彼女はジャームを殺し続ける。そうして生き続ける。
葛藤を押し殺し、懊悩から目を背けて、人生に答えの見つからぬまま。
いつか、「自分」以外に自分の生きる理由が見つかると願って。
~~~~~
歪んだ鏡に問いかける。世界で最も美しいのは誰か、と。
脆くて弱い、誰かの犠牲の下でしか成り立たない命。彼女の硝子細工のような美しさは、そうして生きている限り保たれる。
だから彼女は問う。自分はまだ美しいか。まだ生きていていいのか、と。
悪魔は呟いた。この世で一番美しいのは君だ。君がそうありたいと願う限り。
悪魔は囁いた。美しい君は何をしても許される。君が美しくあり続ける限り。
悪魔は嘯いた。君の美しさを共に永遠にしよう。君が誰かを眠らせる限り。
悪魔が、嗤った。
メモ
原初の黒で鏡の盾取るか時の棺取るか悩むな~~~~
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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