容姿・経歴・その他メモ

元気ドジっ子属性な新米警官！
今日も持ち前の元気と直感で町をパトロール！！
……な演技をしつつ、日々を過ごしている刑事。
役職付で任命されたが、本人の意思で表向きは駐在さんとして活動している。

長兄が別課所属の刑事で、彼に憧れて警察の道を志す。
元々学力はあまりなく、運動神経もいい方ではなかったので幾度も試験に落ちており、「それでも！！それでも！！！」と執着する末に覚醒。
他の人に、ひいては兄に悟られないよう程々の成績となるように手加減をしつつ試験に合格し、警察官として登用された。

任命された日、兄から一丁の拳銃を渡された。
自分の名前がテプラで貼られたその拳銃は誰かのお古のよう。予算の関係上、退職者のそれが回ってくることがあると兄は言っていた。

その時のお兄ちゃんは、めずらしく動揺していた。
すこし困り顔、言い知れぬ後ろめたさ、少々の寂しさ……どれも彼が普段なら見せない程度の機微で。

分からないふりをして受け取ったけど、わかるよ。
あなたのたいせつなひとの、今はいない人の持ち物だ、って……。

それからは彼女の意志を生かすように、自分がその足手まといにならないようにと思考訓練を重ね、武器の両手持ちへと至った。

お兄ちゃんと、お兄ちゃんの大事な人。
あなたたちの意志は、ボクが覚えてるよ。
ボクがまもるよ。

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