容姿・経歴・その他メモ

ルーツ：ミ＝ゴ

あなたはミ＝ゴの超技術によってサイボーグへと改造された。

概要

UGNのとある支部の支部長。
本名、伊皆 紗徳(いみな さえ)。

人当たりが良く気さく振舞っているが、それは粗野で暴力的な本性をカモフラージュするため。
「気に入らないものは壊す。気に食わないひとは殺す」を信条にしている。
とはいえ、UGNとして最低限立場は弁えている。
UGNに所属している理由は、「邪神とか偽神の心臓(ファルスハーツ)とか気に入らない」から。

ミ＝ゴ由来の改造手術を施されたサイボーグ。
機械化された身体のあらゆるところに武器となる刃物を格納している。

経歴

古い名家、伊皆家の末娘として生まれる。
古い家だけあって価値観も古く、先天性色素欠乏症を患って生まれた紗徳は忌み子として疎まれた。
伊皆の家では半ば奴隷のような扱いを受け、学校では髪と目の色からいじめられた。
幼い頃の紗徳は常に誰かに謝りながら生きていた。

15歳の時、両親は紗徳のアルビノを治療するためにとある宗教団体を頼る。
両親は治療は良い事だと紗徳に語った。紗徳もこの言葉を信じた。信じたことにした。
結果として紗徳のアルビノは治った。
しかし代わりに紗徳の身体は機械のそれになっていた。
宗教団体、偽神の心臓が施したのは治療などではなかった。
それはミ＝ゴ由来の改造手術だった。

改造されオーヴァードとして覚醒した紗徳はFHのエージェントとして活動しつつ、引き続き伊皆家に身を置いた。
見た目が変わろうと家での扱いはさして違いのあるものではなかった。
奴隷のように、人形のように指示に従うだけの生活を送っていた。
そんなある日、とあるFHエージェント出会う。
名も知らぬ男は何を思ったのか紗徳を諭した。
「気に入らないものは壊せ。気に食わないひとは殺せ。
　何に縛られることもない。自由に生きろ。
　　　　　―――俺たちにはそのための力がある」

その言葉に紗徳は解放された。
紗徳はその日のうちにFHの人間を殺せるだけ殺し逃亡した。
その後、伊皆の家の人間を皆殺しにした。
路頭に迷っていたところをUGNに保護された。

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