容姿・経歴・その他メモ

UGN中カイロ支部に所属する元軍人。
多数の部下に慕われる優しき男。

エジプトの裕福な家庭で育ち、かつてはエリート階級として入軍した。

2000年代も始まろうかという折にも、中東では未だ争いの種が尽きることはない。
そんな戦火の只中でも、イマームは「剣を取り、銃を向け合うことは最終手段であるべきだ」と断じており、軍内部でも異端児扱いを受けることが多かった。
しかし結果的に、その思想は多くの部下と民の心を救ってきた。

「اَلسَّلَام（アッ＝サラーム）」はイスラム圏での挨拶に使われる言葉であると同時に、アラビア語で"平安・安寧"といった意味を示す言葉である。

過酷な戦争の中で多くの部下とともに一度は自身も命を落としている。
軍では殉職扱いとなっているが、死線を通してRVに覚醒し、数年前にUGN中東支部に所属することとなった。

アサド・ザフラーニと中東支部で出会い、一時は活動を伴にしていた。
故郷も育ちも離れたものだったが、彼らが経験した境遇には近しいものがあった。

シナリオ『鋼鉄の流星』後追記

任務のため中東の小国ブラウニアに派遣された。
同国とその隣国アドゥバル共和国は歴史的背景と鉱床を巡る利権争いで臨戦状態となっており、オーヴァードの力を得たテロ活動を防ぐ目的で外部からエージェントが集められた。
結果的にテロを未然に防ぐことはできたものの、多くの民間人が犠牲となった。
その責任を負ったイマームはUGNを退くこととなり、かつての古巣であるエジプト陸軍に拾われた。

「この手は既に多くの血で汚れています。―それでも私は理想を捨てたくない。捨てることなどできはしない。ここで私が理想を捨てるということは、この手で犠牲を作ってきた者たちへの大いなる侮辱です。私は…立ち止まってはならないのです」

チャパレ

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