容姿・経歴・その他メモ

UGNに所属する無刀の剣士。本部直属のエージェントとして各地を転々としている。立て襟の白シャツの上に着物を着た書生風の服装で、言葉遣いはやや古臭い。
武装を否定し己の肉体のみで戦う「無刀流」の達人。通常の日本刀は帯刀しておらず、自らの血で象った刀を(肉体の延長として)振るう。
無刀流の思想を実践して生きるストイックな性格。弱者への暴力や欲望に任せた行動を何よりも嫌うため、FHに対する敵愾心は極めて強い。
剣術家でありFHエージェントでもあった丹羽無月斎の養子。義父のFHとしての活動に反発し、6年前に真剣勝負の決闘を挑み勝利。この決闘のさなかでオーヴァードの力に目覚めた。
春日恭二などのFHエージェントと転戦する傍ら、UGN日本支部副支部長ローザ・バスカヴィルの密命の下、UGN内の反乱分子を粛清する監察官としても活動している。
好物はミートソースのパスタ。

経歴

生後間もなく丹羽無月斎の養子となり、「純身無刀流」の後継者として幼少期から鍛錬に明け暮れる。18歳にして免許皆伝。文武両道の天才として将来を嘱望されていた。
20歳の頃、無月斎が密かにFHの一員として暗躍していたことを知る。無刀流の流儀に反する義父の行動は殉一郎にとって信じ難く、また許し難いものであった。自身もFHへ勧誘されるが拒絶し、義父との決闘を決意する。この決闘のさなかでオーヴァードの力に目覚め、義父に勝利。以降FHから脅威と見做され付け狙われるようになる。あるときFHの襲撃に遭ったところをUGNに助けられ、そのままUGNエージェントとなった。
その一方で自身の能力に合わせて純身無刀流を発展させ、独自の流派「純血無刀流」へと昇華させた。

キーワード

純身無刀流

あらゆる武器の使用を否定し、己の肉体を極限まで理解し制御することによって、素手で刀と同等の攻撃を行う異端の剣術。

純血無刀流

ブラム=ストーカーの能力で形成した血の刀を純身無刀流に取り入れた殉一郎独自の剣術。血の刀は武器であると同時に肉体の一部でもあるため、通常の剣術と無刀流、双方の強みを発揮することが可能となる。

六無

無刀流において理想とされる行動指針、すなわち「無刀、無虐、無暴、無奢、無欲、無依」の総称。

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