容姿・経歴・その他メモ

某市高校のオカルト研究会部長
占い師である親への反発もあり、中学まではオカルトに対して非常に否定的で、『非科学的よ』が口癖だった。
そのせいもあって、自然科学の勉強を人一倍こなし、理系の大学へ進学するつもり、だった。
だがある日、某大学での一般向け科学講習で怪奇現象が勃発し、周囲がパニックに陥ってしまう。
そこを共に参観していた母親（実はオーヴァード）の力で解決した事を気に、オカルトにのめりこんでいく。
UGNが関与して記憶処理をしたが、体質のせいか上手く機能せず、母親の美化されたイメージがついてしまう。
この一件からもわかるように性格は直情的で信じ込みやすい体質。
その一方で、外見にはこだわりを持ち、おしゃれにはうるさい。小遣いの大半は服に消えていく。
オカルト研究会は彼女と多数のオカルトマニアで構成されているが、彼女の方針もあってか
「わからないものに無闇に理屈をつけるな」といった意外と『科学的』なスタイルで、胡散臭いものを丁寧に扱う姿勢がある。
顧問の教師がバリバリの科学者というのもあって、人気のあるオカルトサークルという奇妙な具合になっている。
（もっとも、そのうち数人は彼女がオーヴァードとして発症しないかを監視するUGNの差し金なのだが）

知那美の本質は『変身願望』。特別な力も才能も、素晴らしい容姿もコネクションも無い。
あるのは親が持ってた『イケてない』技能のみ。自分らしさへのコンプレックスが肥大しているが、所詮自分は自分と割り切ろうとする屈折が、能力の『外部化』として現れたのかもしれない。



覚醒後の戦闘スタイルは、タロットを用いて影を呼び出すスタイル。

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