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・霊媒師の一門、冨妻家の長子であり、本来であれば家督を継ぐ筈だった女性。冨妻家の仕事は、人にとりついた悪霊や繋がりによって成仏することのできなくなった地縛霊の除霊、交霊儀式などがあり、人々の暮らしに安全と安寧を与えると共に、霊魂に安らぎを与えるというもの。銀もまた、霊視、除霊の才能と過酷な修行を積んでいた。しかし、先代の死後、莫大の保険金と一家に代々継がれてきた儀礼銃を持って出奔。以来、バンダイシティにおいて、時に用心棒、時に殺し屋、時にクラウンジュエルのバイヤー、時にコーヒーショップの店員と、悠々自適に生活をしている。
　→ただ、その生活の代償により、タワー、南無古組、FHなどの犯罪組織とは度々敵対関係になり命を狙われている。また、カラーとも一部業務により危険人物としてマークされており、実家からも度々刺客を送られている。曰く、刺激的な日々。

・生まれつき高い霊媒師の才能を持っていた彼女だったが、先代の除霊を見学していた際に、悪霊にとりつかれた女性に絞殺されかけ、生死の世界を彷徨ったことで才能が更に開花している。霊を視認することは勿論のこと、自らにとりつかせ、それらを他人にとりつかせたり、ポルターガイスト現象を引き起こすなどして、他者に害を与えることができる。曰く、「ただで死後の世界に行こうなんて都合のいい話はない。ただし、役にさえ立てば私が送ってやる」とのこと。バンダイシティ内での名称は『霊媒のクラウンジュエル』。灰色の宝石があてがわれた十字架型のクラウンジュエルとして顕現している。

・月光証券の『十三夜月』に命を狙われた際に返り討ちにし、『十三夜月』の眼球を抉りだして死告のクラウンジュエルを手にしている。この時、件の『十三夜月』の霊魂も一緒に手に入れており、実質的な所有権をこの霊魂に与えている為、眼球へのクラウンジュエルの転移が発生しなかった。意図してか、何かしらのバグかは知らない。死告と霊媒の二つのクラウンジュエルを利用することで、生者の魂に干渉する力を使用することができる。他者に使用してほんの一瞬だけ魂を引き抜いたり、自分自身に『十三夜月』をとりつかせて能力の一部を利用するなど、切り札として取り扱われている。当の『十三夜月』との関係は──曰く、最高。

性格

戦闘狂気味で、自分が愉しいと感じる行いを善とする利己主義的な性格。口数は少ないが、口を開くと毒が飛び出すことの方が多い。先代霊媒師のことは尊敬こそしていないが、その教え、職務を全うとは言えない形であれ行っていて、目についた地縛霊や悪霊を自分にとりつかせ、武器として働かせる見返りとして彼岸に送っている。
　旅行やコーヒー作り、料理など幅広い趣味を浅く行っている。特に旅行は日本国内に限らず世界中、誰も知らないような秘境でさえも旅している。
　ディールにはタワーや南無古組、FHが関わるものをホワイトナイトの依頼、通りすがり、野次馬感覚などで積極的に参加する。バンダイシティの狂騒を好んでおり、その代表たるディールが大好きなのだ。大好き過ぎて、もっと面白くする為に、抑止力となりうるカラー等の勢力、特に財力、兵力、実力共に強力な存在である”ミミック”をつけ狙っている。

備考

　カラーあてに地味な金額の領収書を送るのが日課（百貨店で売ってるちょっと高めな缶入りクッキー、そこそこ値段のするコーヒー豆など）。

アイテム

『霊媒のクラウンジュエル』

『死告のクラウンジュエル』

『朧月』

「Jack-in-the-box」

　ヒロインに家を爆破され、ヒロインを軟禁してディールを敢行しようとする。レッドカードによって、ヒロインを奪われたのでディール会場まで付け狙い、全財産と死後の尊厳を奪い取ることを画策する。
　PC3に制止されたことでヒロインと雇用関係を結ぶ。
　競馬、闇カジノで大勝してゴールドカードを取得。ライバルの阿藤レイジとの戦いで彼の本心を知り、その意志の強さに興味を持つ。

人物

　”黄金”レイル・トレジャー　腐れ縁兼愉快な玩具。colorあてにそこそこ値段のする嗜好品の領収書を送り付けている。
　”命奪の魔人”グレイ　ファインダー関係者。いつも全身に霊魂が固まっている為、不憫だなあと思っている。
　”ボラティリティ”高千穂蘭花　ヒロイン（敵）。ろくでもないところにいるんだろうなあと思い、エンディングで2億円を送る。それで外に出るも良し、自立するも良しというスタンス。但し、大成した場合、問答無用で襲撃するつもりでいる。
　”カオスオーダー”阿藤レイジ　強力な力を持ち、強い意志を持っていることから気に入っている。ディールで死後の尊厳を手に入れている為、阿藤が死んだらその魂をディールの為に利用する予定。
　”黄金”マネー・ゴールド　好きか嫌いかで言えば好き（街を引っ搔き回してくれるから）。周到さなどから実力者としても認めている為、安易に手を出すつもりはない。レイル・トレジャーとコードネームが同じ為、レイル・トレジャーを煽る為に話題を持ち出す。
　オルガ・イツカ　毒薬ステージに転生した鉄華団団長オルガ・イツカの亡霊。街で倒れている状態で発見し、霊魂をとりつかせていた。オルガ・イツカは敵対者からの攻撃を誘発させる謎の能力が備わっており、使いようによればとりつかせた対象を銃撃戦に巻き込ませて射殺することができる（尚、演出上のフレーバーデータ）。鉄華団の話をよく聞いていた為、契約満了と共に消滅した際には仲間の下に帰れるように祈っている。
　先輩の第二ボタンを貰ったその日に交通事故に遭い死亡した女子高生　読んで字の如し。好物は百貨店とかで売ってるそこそこ値段のするクッキー。ガキの面倒が嫌いと言いつつ、クッキーを常備していた（そして、その料金をcolorあてに請求していた）止めの弾丸として使用して成仏させる。
　十三夜月　好きなものは高層マンション（月が良く見えるから）とゾンビム（一般にクソ映画、クソアニメと言われる類の映像作品が好き）、仕事終わりの高級焼肉。嫌いなものは冨妻と冨妻の淹れたコーヒー。そもそもコーヒーをブラックで飲めない。冨妻を女として見ていない。

その他

・ディール（意味深）を平然と行う。高い感覚能力で相手のウィークポイントを的確に狙う、エフェクトを使わない戦法を使用する。下手ではないが、上手くもない。
・人間さんとことこレースの出走者ライセンスを持っている。名義はマンハッタンカフェ。持ち前の図太さと素早さで鉄骨を爆走するスタイル。負けるときは盛大に鉄骨から落下する。
・クローザーのカジノなど幾つかのカジノ、パチンコ屋を出禁にされている。
・相手に触れることで霊魂を自分に憑依することができる。但し、霊魂を他人に憑依させる場合、接触する必要はない。
・霊魂を無数に操ることで重力を操る。使用した霊魂は成仏し、二度と使うことができなくなる。
・死告のクラウンジュエルと霊媒のクラウンジュエルを同時に使用することで、他者の霊魂を視認し、それに接触することができる。但し、ほんの一瞬しか行使することはできず、完全に引き抜くこともできない。それでも、相手の動作をその間完全に封じることができる。
・朧月の形は黒い色をした大鎌。解号を読み朧月を作り出している間は体感速度が加速する為、他者からはその形状を視認することが困難である。そのことから朧月という名が付けられている。
・ディール、裏カジノなどでは他PCを（完全な嫌がらせとして）実名で呼ぶ。自分の実名は基本的に明かさず、コードネームで呼ぶ。
・ディール会場にヒットマンが混じっていることが稀にあるが、それを折り込んだ上、そのヒットマンを迎撃するまでの策を講じて戦闘を行う。
・臨死体験で観た混沌とした世界を見たことにより、あの世の存在に懐疑的。そもそも存在しない、というのが彼女の見解。それでも、死者が絵に描いたような天国や地獄に行けるように祈りを捧げている。
・死体処理のサブスクを始めた。
・南無古組らしきヒットマンにバズーカで撃たれたことによって、現在は南無古組に対して見境のないディールを行っている。理由？　焼肉が食えなかったのと、新居用の3億が焼けたから、その意趣返し。要は八つ当たりである。

「レイミー」

・大企業の重役とかに成り代わって、不祥事とかで内側から腐らせて、相手の力が弱まった所を潰す、という戦法の使い手でした 。"ネームハンター"のこの魂を手に入れる。
・”ネームハンター”が所有していた鉄砲玉と護兵を多数手に入れる。
・冨妻納豆苦斎という小間使いを持っている。
・初めての海外旅行にワクワクしていたところ、不慮の事故により墜落した旅客機にいた少年の霊魂は残っている。

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