基礎情報

プロファイル

軽薄な雰囲気かつ関西弁口調で、チャラく思われがちだが至極真面目なエージェント。レネゲイドが特殊な影響か「作ったものが壊れやすい」モルフェウス。戦闘時はその壊れやすさを生かし、壊れた破片での強襲・破片を瞬間的に繋ぎ直しムチ状にするなど、とても器用な戦い方をする。

【基本設定】
容姿：茶色のくせっけに釣り気味の瞳、着こなしや挙動から軽薄に見えやすい。その分、周りに話しかけられやすいし、それを意識した立ち回りをする
性格：容姿とは反し、かなり真面目かつ責任感のあるタイプ。現実主義かつ自分・周りをコマとして扱える冷徹さも持つ。…が、それはそれとして面倒見もいい。冷徹さはエージェントとして振舞うために身に着けたものであって、本質はお人好し。
普段の生活：学校ではクラスのムードメイカー兼バランサーのような立場にいる。噂等を把握するためであるが、元々人と話すのが好きなので、ストレス解消も兼ねているらしい。
能力の簡易説明：強い力を持つが、強すぎる力がうまく扱えず、早く・的確に作れるが壊れやすい属性を持つ。そのため、武器の大部分は炎で構成した槍となっている。ただし、内側に色々仕込む。
小話：

【詳細設定】
出自
本来の両親は不明。地方の児童養護施設にいたが、無意識に発していた強力なレネゲイドを探知され、エージェントの義理の両親に引き取られる。その頃から特徴的なレネゲイドであり、研究材料・戦力としても注目を浴びていた。本人もその期待に応えようと、力を覚醒させるための訓練に励んだ。

覚醒とその結果
覚醒し、はっきりと力として出てくるようになったが…モルフェウスとしての力が強すぎ、作る過程でエネルギーを潰し合ってしまうことが判明。素早い作成及び作り替えが可能だが、非常に脆いものが出来上がるという結果になった。両親は気にしなかったものの、周りと何より薫本人が失望。周りの期待は嘲笑に変わり、薫と両親を「落第エージェントとそれを見抜けなかった親」と揶揄するものが現れ。薫は「やっと見つけた役立てる可能性を潰してしまった」と、負い目を感じるようになってしまう。

組織内でどう過ごしたか
「引き取ってくれた恩を返すためにも、ここで名前を汚したままなんて嫌だ」と訓練を繰り返す日々。その中で玉野椿を始めとするエージェントの協力も得て、能力の『使い方』を工夫。壊れやすい性質を生かし、相手の防御を潜り抜けたり、広範囲に攻撃を行うための技量を身に着け、少しずつ戦闘等もできるようになる。それにより一定の評価も得られるようになったが、実はまだ「役立たず」のレッテルを自分で貼り付けている部分がある。

現在の状況：自称平凡なエージェントであり、普通に仕事をこなす日々。同支部のイリーガル：裏巽此鞠とは同じクラスとなっており、賢者の石に適合したことなどもあって気にかけている。『万が一』が起きた時は、自分が処理することまで覚悟して、面倒を見ている。

「ま、自分みたいな平凡エージェントでも戦力にはなるはずやしな」
「ま、ちゃんとお仕事はこなすからな！そこは心配せんでもええよ！…後処理まで含めて、完璧にこなしちゃるわ」
「なにせ、壊すことだけは得意やからなぁ！アッハッハ！」
「…こんな力しか、あらへんのに。どうして母さんたちは笑って許せるんやろね…」
「…ほんまに血がつながっておったら、わかったんかな」

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