ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

二条 剣 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

“妖刀使い”二条 剣(ニジョウ ツルギ)

プレイヤー:春の嵐

自由登録 基本ステージ

俺は、コイツを手に取ったことを後悔していない!」

年齢
16歳
性別
星座
双子座
身長
173cm
体重
63kg
血液型
AB型
ワークス
格闘家
カヴァー
高校生
ブリード
トライブリード
シンドローム
ハヌマーン
エグザイル
オプショナル
ブラム=ストーカー
HP最大値
29
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
5
戦闘移動
10
全力移動
20

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 剣術道場の待望の後継ぎとして産まれた
待ち望まれた子
経験 剣術大会でいい成績を出した
大成功
邂逅 出会いは最悪な自分の半身。素直に信頼はできないけど…
腐れ縁
覚醒 侵蝕値 ジャームに襲われて、咄嗟に『妖刀:写し紅』を手に取った。まさかレネビの宿った刀だったとは…
感染 14
衝動 侵蝕値 ナァ、主サマ。もの足りねぇよなァ?…もっと闘争を、血肉を、感情をヨコセ!!!!
飢餓 14
侵蝕率基本値28

能力値

肉体4 感覚2 精神1 社会2
シンドローム1+2 シンドローム1+1 シンドローム1+0 シンドローム1+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵4 射撃 RC 交渉
回避1 知覚1 意志 調達
情報:噂話2

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 奇妙な隣人 《オリジン:ミネラル》取得。妖刀写し紅と共生している
腐れ縁 “妖刀:写し紅” コウ 感服 食傷 共生しているレネゲイドビーイング。意見は合わないが、戦いでは流石の知識でサポートしてくれる。…コイツの性格が良ければ信頼できたんだろうけどな…
家族 二条 巴 幸福感 不安 大事な母親。拒絶されないか、いなくなってしまわないかと不安。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
オリジン:ミネラル 2 マイナーアクション 自動成功 自身 2 RB
シーン間、装甲値に+[Lv×2]。
コンセントレイト:ハヌマーン 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のクリティカル値を-Lv(下限値7)。
一閃 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 武器 2
全力移動後に攻撃を行う。離脱は不可。
電光石火 2 メジャーアクション
リアクション
【肉体】【感覚】 3
組み合わせた判定のダイスを+[Lv+1]個。使用した場合、メイン終了時にHPを-1D。
さらなる波 4 メジャーアクション シンドローム 対決 2
組み合わせた攻撃の攻撃力+[Lv×2]。
渇きの主 2 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 4
組み合わせた攻撃は対象の装甲値無視。命中後、HPを[Lv×4]点回復。素手限定
骨の剣 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
シーン間、素手のデータを変更
軽功 1 常時 自動成功 自身 至近
身軽であり、ビルの壁面・水面でも走り抜けることができる
ブラッドリーディング 1 メジャーアクション 自動成功 単体 至近
血・体液等から情報を読み取れる。(設定:コウの持つ能力である)

コンボ

寒雷一閃

組み合わせ
コンセ:ハヌ一閃電光石火さらなる波渇きの主
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
13
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+3
8
4+-1
14
100%以上
4+4
7
4+-1
17

一番最初のコンボ。マイナーで移り紅を出しておく(浸食率3)
全力移動後、装甲無視の白兵攻撃。メイン終了時にHPを-1D。命中した場合、HPを[Lv×4]点回復。
「寒雷」…冬季の雷。雪の前に鳴る事も。
雷になぞらえた居合切り。

寒椿

組み合わせ
コンセ:ハヌ電光石火さらなる波渇きの主
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
11
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+3
8
4+-1
14
100%以上
4+4
7
4+-1
17

最初から至近に敵がいる場合のコンボ。装甲無視の白兵攻撃。メイン終了時にHPを-1D。命中した場合、HPを[Lv×4]点回復。
「寒椿」…冬季に咲く椿。赤色が雪の中で鮮やか。
移り紅の特徴を雪の中の椿に例えた。これが基本の型。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
妖刀:移り紅 白兵 〈白兵〉 -1 6 6 至近 マイナーで《骨の剣》使用。100%未満。素手のデータ変更。
妖刀:移り紅 白兵 〈白兵〉 -1 7 6 至近 マイナーで《骨の剣》使用。100%以上。素手のデータ変更
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
防具※ 4 《オリジン:ミネラル》による装甲値。100%未満
防具※ 6 《オリジン:ミネラル》による装甲値。100%以上

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
5 129 0 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

◇概要

有名な剣術家系:二条家の嫡男。ジャームに襲われた時、家族を守りたい一心で妖刀を手に取ったことで覚醒。妖刀:移り紅の中にいたレネゲイドビーイングのコウとの共生生活を送っている。戦闘スタイルは前線に出て、刀を振るうというもの。

◇容姿・性格

青みをおびた髪と切れ長だが優しい瞳を持った青年。努力家で多少天然が入っているが、基本的には真面目な性格。また、二条家の家訓「自らを律し、力におごることなかれ」を大事にしており、練習・試合・緊急時以外は刀を振るわないことにしている。とはいえまだ未熟なので、カッとなってしまったり、切れば解決しないかなどと思ってしまうことも多い。思ってしまった後で、反省する。

◇妖刀:移り紅との出会い

突如現れたジャームに家族が襲撃された。丁度二条家の役目について説明を受けている真っ最中で、目の前にあった妖刀を咄嗟に掴んでジャームを撃退しようとする。そのタイミングでコウからの浸食を受けて覚醒する。
才があったのか、運が良かったのか。彼はコウからの浸食でジャーム化することも、正気を失うこともなく。寧ろ一体化を試みたコウと妖刀を、自らの体にそのまま取り込んでしまった。
最初は互いに混乱したものの、なんとか力を合わせてジャームを撃退。その後は一心同体となったコウと喧嘩しつつ、緊急時には相棒として手を結ぶ仲になった。


◇妖刀:移り紅の伝承

二条家に伝わる妖刀。手に取った者を血と闘争に狂わせると言われており、非常に危険視されている。だが、その刀を手にすると、驚異的な戦闘力を手に入れるとも言われており、求める者が後を絶たなかった。これを危惧した二条家の先祖が誰にも知られぬように封印。以後、その代で一番強いものが当主となり(奪おうとするものに負けないため)、妖刀を手にするものが現れないようにしていた。
柄から刃の先まで真っ白な刀であり、非常に美しい。この刀は振るう者と敵対者の両方から血を吸い取ると言われており、血を吸収すると美しい朱色に染まっていく。移り紅の名はこの特徴から来ている。持ち手と敵の顔はどんどん血を吸い取られて白くなり、刀は彼らの血の色が移ったように朱色に染まっていく。その特徴による、美と危険さに畏怖をこめて、その刀はそう名付けられた。

◇妖刀:移り紅の正体

この妖刀の正体。それは古いレネゲイドビーイングが宿った刀である。
このレネゲイドビーイングは自律行動こそ出来ないものの、非常に高い知能を有していた。彼便宜上彼とするがは他のレネゲイドビーイングと同じように人間と言う種に興味を持った。そして、自らを持つものに接触を繰り返す。だが、その接触によって多くのレネゲイドが流れ込み、持ち主はジャーム化もしくは暴走。彼の衝動に突き動かされるように戦いにあけくれた。その影響を受け、彼は種を知る手段を確立した。つまり刀での戦闘、及びその時に吸い取る血から感じる感情を元にして彼は人間を知る事にしたのだ。そのため、非常にバトルジャンキーかつ粗暴な人格(物格?)で存在することになった。また、自我の確立後は本人も暴走を始めていたが、二条家の先祖にぶちのめされて正気に戻っている。
シンドローム的にはエグザイル/ブラム=ストーカー。自我を失った持ち主と一体化し、自らを振るっていた。



誰も知らない物語


『…持ち主を探してみネェか、だと?』

二条家当主:二条 武治の言葉に、手入れを施されている刀は驚きの声をあげた。
そこは二条家の母屋。当主の部屋の縁側で、茎を柄にいれながら武治はうなずいた。

「そうさ。君、ずっと自分で自分を振るっていたんだろう?」
『…マァ、そうさな。大抵のやつは俺を振るう前に壊れちまう。…別にこのままでもいい。生半可な奴に振るわれる方がごめんダネ。』
「だが、今までそれで満足できなかったんだろう?」
『……それは…そうダガ…』

刀が思わず口ごもるのも無理はない。実際に刀は大きな渇きを感じていた。自らが自らとして確立してからずっと。そして、その衝動が耐えがたいものとなる度に、刀は持ち主を求めた。

戦いが刀は好きであった。吸い取った血から、空気から、人の感情がヒリヒリと感じられる。打ち合うたびに、自らの存在と相手の存在が、とても近くに感じられる。その対話のような感覚は衝動をどんどん満たしていく。

――だが。戦いが終わった時に訪れるのは空虚であった。「これではない」という強い感覚が、刀の高揚とでも言うべき感情を冷やしていく。あれほど求めた持ち主への興味も失って、力を蓄えるためにさっさと血を全部吸収して、捨て去ってしまう。

――君は例え何度空虚を味わうとしても。それでも新しい持ち主を欲しがっていた。君が戦いたいだけなら、持ち主にこだわる必要はない。…寧ろ自我を失った体なんて、自由に出来る都合のいいものでしかないだろう?…だが君はそれを拒み、新しい主を見つけようとした…」
『……』
「なら、君が求めているのは…君を振るうに値する持ち主なんじゃないのかい?」

まさしく青天の霹靂。武治の言葉は刀に驚愕を与え…深い納得を与えた。そうだ、戦いたいだけなら持ち主はなんだっていい。だが、自分は何を思った?『生半可なやつに振るわれるのはごめん』などと思った…つまりは誰かに振るってもらう事を前提で思考を行っていた。…ああ、自分は戦うことが真の目的ではなかったのか。

「…沈黙は肯定と捉えるよ。」
『…俺を振るえるヤツなんて…いねェだろ。』
「今は、ね?でも、世界というのは広いからねぇ。きっと君を振るえる人がいると思うんだ。」
『…お前ガ俺を振るえたらよかったのニ。』
「ハハハ、私の剣の腕を認めてくれて嬉しいよ。でも、私は君の力を奪ってしまうようだからねぇ…。」

二条武治が刀を抑え込むことが出来る理由。それは彼の体質が関係していた。…それは後の時代、ウロボロスと呼ばれる力。この時代には存在も名前も知られていない力。突然変異的に強力な力を生まれ持っていたからこそ、彼は刀に飲まれなかった。…だが、彼は刀を振るう事はできない。毒を持って毒を制するやり方では、互いの力を打ち消しあってしまうのだ。例え、どんなに技量があり、人格的に刀に認められても。彼は刀と主となることはできないのだ。

『……本気で』
「…ん?」
『本気で見つかると思ってンのカ?…お前並みに強くテ、俺と意思の疎通がデキテ、俺を振る事ができるヤツが。』
「あぁ。見つかると思うよ。時間はかかっても、きっとね。」
『…そうカヨ。』

~~~~~~~~~~~

『…にしたってヨォ…時間かかりすぎじゃねェか?』
「ん?どうした、コウ。何か言ったか?」
『ア?何もねェよ…。それよりさっさと見つけロ。サッキからおんなじとこウロウロしやがって。』
「う…だ、大丈夫だ!もうちょっとで掴めそうなんだ…!もうすぐ見つかる!」
『ホントかぁ?』
「本当だ!」

未だ力を扱いきれていない主サマを見ながら、刀――コウと名付けられたレネゲイドビーイングは呆れの溜息をつく。

あの日。二条武治と決めたのは自らの封印だった。刀は武治の力で周囲を覆われてから自ら眠り。武治はその封印の守護者として、持ち主候補を見定める。守護者である武治とその後継者を破るほどの剣の腕を持ち、刀の周囲にある武治の強力な力を打ち破れる人間。そんな存在が現れて自らに触れるまで、刀は長い長い眠りについた。

目覚めた時には驚いたものだ。あの日から100年以上時が流れている。その上自らを握ったのは運だけでこちらを握った少年だった。100年以上の歳月は封印の力を弱め、簡単に刀に触れられるようになってしまった。刀の才はほとんど必要とされず、こちらで強いとされる守護者も武治に比べれば赤子程度の力だ。

結局見つからなかった――そんな失望を抱いた刀は、ならばせめて戦いの中で消えようと少年の体を乗っ取ろうとして……そのまま少年の内に取り込まれてしまった。

最初は弱いものが主になってしまったと少年を口ぎたなく罵っていたが。時が経つにつれて、刀は少しずつ見方を変える様になった。

「…捉えた。」
『ア?……ヘェ?やるじゃねェか。お前、最初気配を出したまンまだったのはわざとか?』
「…そこまで考えたわけじゃない。ただその時のアイツ、気配から逃げることを優先しているみたいだったからな。」
『それを生かしたワケか。アッチにお前がいると思っているなら、獲物はこっちに逃げる…必ずここを通って、ナ。』
「ここなら不意打ちで急所を狙える。それに住宅街から離れてるから…追い詰められたアイツと、お前好みの派手な戦闘になっても大丈夫だ。」
『…カハハハッ!悪くねェナァ!』

なるほど、確かに二条剣は弱い。だが、それは今だからだ。彼の内には武治並みの才に溢れていた。それに何よりこちらの意思をくみ取ってくれる。それは酷くくすぐったくて…ひどく満ち足りた気分にしてくれた。それは…存外悪いものではないと思った。

『思ってた形とはチゲェが…これもまた一興、ダナ。…獲物が来るゼ、主サマ?』
「ああ…いくぞ、コウ。」
『カハッ!いつでもいいぜェ!!』

獲物は思った通り、こちらに意識を向けていない。その大きな隙を狙って、二人は素早い居合を繰り出した。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4

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